グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

「日本地球惑星科学連合大会」資料作り

2014年04月18日 | 火山・ジオパーク
今日は1日中、室内にこもっていました。
(会議には出ましたけれど)

実は今月末に「日本地球惑星科学連合大会」があります。
私はそこで、ポスター2枚と口頭発表をする予定になっていて、その原稿を作っています。

大会では「台風26号の土砂災害とジオパークの関わり」を報告する予定です。

この大会では、だれもが無料で入れるパブリックセッションがあって、その中で日本のジオパークの皆さんが、発表する場が設けられています。(詳細はこちら)
http://www2.jpgu.org/meeting/2014/session/O-06.html
(ちなみに英文がメチャクチャなのは、ひとえに私の英語力が無いからです。)

…で、自己紹介用にこんなページを作ってみました。

看護師時代の私が手に持っているのは、トカゲの入ったケースです。
何しろ、爬虫類の研究会に入っていましたから。
(病院でトカゲが飼える…良い時代でした。笑)

ダイビングガイドの時代は、毎日毎日、海!

そして陸のガイドを始めてからは、毎日、山!…と言いたいところですが、実際には今日のような、室内引きこもりの資料作りが多いのですよね…。

発表では「災害前、私が何を感じてガイドをしていたか」をお話するつもり。
なので、こんな写真を選んでみました。

「火山はスゴイ!」…27年前、火口から空中を飛んできた1滴の溶岩が、この大きさです!
ちなみに寝ているのは私ですが、この溶岩は本当に快適なベッドで、寝心地抜群なのです。

災害後の半年間では、全国のジオパーク関係の方々に、たくさん来島していただきました。

日本ジオパーク委員会から3名、大島の火山の研究者の方達3名、島原半島ジオパーク、三陸ジオパーク、洞爺湖有珠山ジオパーク、磐梯山ジオパーク…。

今回まとめてみて改めて「ジオパークはネットワーク」だと思いました。

これだけ日本各地の専門家やガイドの方々に来ていただけたのは、ジオパークが日頃「顔の見える」ネットワークを作っているからだと、感じました。

一番印象に残ったのは、島原半島ジオパークの杉本さんの言葉でした。

「人は忘れる…だからひとつの地域だけではなく、多地域で伝える必要がある」

雲仙普賢岳の火砕流で犠牲者が出た後、復興の中心で活動されて来た杉本さん。
本で読んだものではなく、体験から語られる言葉に共感しました。

このようなことをまとめて、話しをして来たいと思います。

お時間のある方は、ぜひ大会にお立ち寄りください。

(カナ)
コメント (2)
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