昨日~今日にかけて、ツアーで3回、山に行きました。
昨日午前のツアーは、昨年10月の土砂災害後ボランティアの中心で活躍してくれた通称・団長も一緒に歩きました。
歩き始めから怪しげな雲がかかりはじめていましたが、いつもの如く縄模様の溶岩に立ち寄り…

(昨日は皆さんに、縄になってもらいました)
避難壕に避難している小さなミノムシを観察したり…

晴れていないと咲かないコケリンドウの花が、ギリギリ開いているのを見つけて喜んだり…

と、色々楽しみながら、三原山に登っていきました。
そうしたら…登りきったところで白い霧が周囲を覆い始めました。
ヒエ~、ここはどこ?

あまりの幻想的な雰囲気に「これはこれで良いかも」という声も聞かれました。
もちろん火口も真っ白でした。
「フ~!フ~!」と霧を吹き飛ばそうと努力しましたが、霧は晴れません。(笑)

で、いつものごとく「霧を楽しむ」作戦に切り替えました。
真っ白な霧の中、西側斜面を下山しました。
小さな緑の小山と、黒い大地と、私たちの周囲を包む白い霧。

晴れている時は、決して味わうことのできない不思議な世界です。
そして…しばらく真っ白な中を歩いていたら、風が霧を運びさって突然視界が開けました。

「ウワ~!」と歓声が上がったのは、言うまでもありません。
こういう状況、最初から見えている時よりも絶対感動が大きいです。
低木林に入ってからは、植物を観察しながら歩きました。

特に葉っぱの真ん中に花が咲く「ハナイカダ」は、みんなで探しました。
周囲をゆっくり観察しながら歩いたら、昨日よりもさらに沢山のハナイカダが目に入りました。
ハナイカダにはメスの木とオスの木があります。
こちらはメスの花。

4本の雌しべが延びています。
こちらはオスの花。

花粉をつけた雄しべが伸び、沢山の花が咲いています。
こうやって、小さな花をジックリ観察しながら歩いたあと、この風景に出会いました。

「満開だ~!」←これ、何人か同時に叫びました(笑)。
本当に、めいっぱい華やかに感じました。
さて、皆さんが「スゴイ~!」と誉めたたえていたのは、この風景です。1951年の噴火の際、外輪山の低い部分を越えて溶岩が流れるのを防ぐため、職人さんが手積みで作ったと伝えられる壁。

穴だらけの溶岩が見事に積まれています。
だ、団長~。

実は忍者だったのですか??(笑)
…とまあこんな感じで、いっぱい笑って昨日午前中のツアーを終えたのでした。
そして午後のツアーです。
…と報告したいところですが、実はほとんど写真が撮れていません。
雨が降り出し雨合羽の中に資料を抱えていたため、手が空かなかったのです。
三原山のふもとの溶岩だけ観察し、ジオパーク展に行きました。

皆さん、ジオパーク展ガイドの噴火体験を熱心に聞き取られていました。
鹿児島からいらしたお婆様と、ご両親と息子さん達の5人家族…火山に詳しいお父様をはじめ、ご家族のみなさんから様々な質問が出て、また桜島や霧島火山の話しも聞けて楽しかったです。
さて連休中、ブログに載せた以外にも、たくさんの方にツアーに参加していただきました。
4年連続でツアーに参加してくださったご家族も…私はご一緒できませんでしたが、最後に港で会えて嬉しかったです。
ツアーをご利用いただいた皆様、ありがとうございました!
(カナ)
昨日午前のツアーは、昨年10月の土砂災害後ボランティアの中心で活躍してくれた通称・団長も一緒に歩きました。
歩き始めから怪しげな雲がかかりはじめていましたが、いつもの如く縄模様の溶岩に立ち寄り…

(昨日は皆さんに、縄になってもらいました)
避難壕に避難している小さなミノムシを観察したり…

晴れていないと咲かないコケリンドウの花が、ギリギリ開いているのを見つけて喜んだり…

と、色々楽しみながら、三原山に登っていきました。
そうしたら…登りきったところで白い霧が周囲を覆い始めました。
ヒエ~、ここはどこ?

あまりの幻想的な雰囲気に「これはこれで良いかも」という声も聞かれました。
もちろん火口も真っ白でした。
「フ~!フ~!」と霧を吹き飛ばそうと努力しましたが、霧は晴れません。(笑)

で、いつものごとく「霧を楽しむ」作戦に切り替えました。
真っ白な霧の中、西側斜面を下山しました。
小さな緑の小山と、黒い大地と、私たちの周囲を包む白い霧。

晴れている時は、決して味わうことのできない不思議な世界です。
そして…しばらく真っ白な中を歩いていたら、風が霧を運びさって突然視界が開けました。

「ウワ~!」と歓声が上がったのは、言うまでもありません。
こういう状況、最初から見えている時よりも絶対感動が大きいです。
低木林に入ってからは、植物を観察しながら歩きました。

特に葉っぱの真ん中に花が咲く「ハナイカダ」は、みんなで探しました。
周囲をゆっくり観察しながら歩いたら、昨日よりもさらに沢山のハナイカダが目に入りました。
ハナイカダにはメスの木とオスの木があります。
こちらはメスの花。

4本の雌しべが延びています。
こちらはオスの花。

花粉をつけた雄しべが伸び、沢山の花が咲いています。
こうやって、小さな花をジックリ観察しながら歩いたあと、この風景に出会いました。

「満開だ~!」←これ、何人か同時に叫びました(笑)。
本当に、めいっぱい華やかに感じました。
さて、皆さんが「スゴイ~!」と誉めたたえていたのは、この風景です。1951年の噴火の際、外輪山の低い部分を越えて溶岩が流れるのを防ぐため、職人さんが手積みで作ったと伝えられる壁。

穴だらけの溶岩が見事に積まれています。
だ、団長~。

実は忍者だったのですか??(笑)
…とまあこんな感じで、いっぱい笑って昨日午前中のツアーを終えたのでした。
そして午後のツアーです。
…と報告したいところですが、実はほとんど写真が撮れていません。
雨が降り出し雨合羽の中に資料を抱えていたため、手が空かなかったのです。
三原山のふもとの溶岩だけ観察し、ジオパーク展に行きました。

皆さん、ジオパーク展ガイドの噴火体験を熱心に聞き取られていました。
鹿児島からいらしたお婆様と、ご両親と息子さん達の5人家族…火山に詳しいお父様をはじめ、ご家族のみなさんから様々な質問が出て、また桜島や霧島火山の話しも聞けて楽しかったです。
さて連休中、ブログに載せた以外にも、たくさんの方にツアーに参加していただきました。
4年連続でツアーに参加してくださったご家族も…私はご一緒できませんでしたが、最後に港で会えて嬉しかったです。
ツアーをご利用いただいた皆様、ありがとうございました!
(カナ)