グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

「これぞプロ」な皆さん

2017年09月10日 | ツアー
昨日〜今日の2日間、ある有名なミュージシャンの方のアルバム作りのためのロケ下見&ロケに同行しました。

元々予定されていたカメラマンの方々のロケ下見は台風で中止。
昨日の朝5時に早朝船で到着後、本番の撮影が始まる前に裏砂漠に行ってきました。

最初は霧に包まれていた裏砂漠でしたが、歩いているうちにどんどん霧が晴れていきました。


まるで劇場の幕が開くかのような登場の仕方だった裏砂漠。

この時が、まさに2日間の物語の始まりだったように思えます。

黒い山の奥には、光り輝く海が見えてきました。

神々しいまでの美しさでした!
そして…

アッという間に、青空と雲の影を楽しめる状態に!

三原山が目一杯、歓迎のメッセージを送ってくれているように感じました。

午後からは本番の撮影開始です。
裏砂漠のある場所でタップリ時間をとって撮影した後、夕景を撮りに海へ。

「大島らしい夕景を」ということで、この西側の海岸が撮影地となりました。

どこでどのように撮るかを、真剣に話し合うカメラマンの方々。

黒い溶岩の上には「ハマゴウ」が元気良くまっすぐに伸び…


夕陽に透ける紫の花が、とても綺麗でした。


太陽の光の帯に見とれつつ…

実は「ああ、もうすぐ太陽が雲に隠れちゃう!」とハラハラしていたのですが…

結局、優しい色の素敵な写真が撮れたようです。

(みなさん波打ち際ギリギリまで降りて撮影されていました)

そして2日目の今日は、ほぼ半日歩きました。

風も弱く、青空と白い雲が清々しい裏砂漠でした。

荒涼とした大地や…

ゴツゴツの溶岩地帯…(写真撮り忘れました)

そして噴火後の大地に再生した森など、様々な風景が撮影されました。


ミュージシャンの方は撮影後「今は現場に行かなくてもいくらでも映像を作ることができるし、実際それで済ませる人も多いけれど、僕はお金と時間をかけて現場に行き、感じたものを大切にして『本物』を作りたい」というようなお話をされていました。

まさにこれと同じ感覚を持ったプロフェッショナルたちが、集結した感じでした。

みなさん、互いに尊重しあい協力しあって撮影をされていました。
仕事が忙しく、ほぼ徹夜状態で大島入りされた方たちも、ギリギリまで「良い作品を作ろう」と集中して仕事をされていました。

本当に素敵なチームでした。

なので、きっととても素敵なアルバムができると思います!(確信)
アルバムは11月に発売予定とのことです。

詳細わかりましたらまたお知らせします☺️

(かな)
コメント
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