nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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高齢期をジャムに置き換えて支援を考える

2009-01-28 19:44:37 | ケアマネジメント
イチゴに砂糖を加え煮詰めていくとジャムが出来上がる。このジャムが高齢期かもしれない。
傷もなく虫もついていないイチゴでイチゴと砂糖の分量がちょうどいい配合で焦げることもなくうまく煮詰まった状態がうまいジャムの出来上がり。
でも、社会の荒波にもまれることもある、こころに傷を負うこともある、家族関係がうまくいかないこともある、そんな経験をしてきた人にとっては焦げ付いたり、苦味が残ったり、風味が損なわれたりしたジャムのようなものだろう。
焦げ目がついたジャムはそのままでは苦くて食べられない、別な使用方法を考えなければそのジャムは捨てるしかない。まして鍋に焦げ付いたジャムは始末に困る。
そんなジャムにはブランデーを加えるとか、レモン汁を足すとかして解決するのかも知れない。
人生は初めて経験することだから何回もジャムをつくるのとは違って熟練することがない。高齢期がうまく過ごせる人はそれほど多くはないだろう。まして介護が必要な状態となったらばそれこそ不安だらけで途方にくれる。

そのような状態の高齢者にケアマネは関わる。ジャムの状態によってさまざまな方法でその問題を解消し食べれるようにするのと同じように生活を支えるために工夫を凝らしているのがケアマネジャーという存在だといえる。
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