浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

葬儀費用  “曹洞宗の坊主丸儲け”

2013-02-27 20:32:59 | 日記
 今日葬儀に参列した。宗派は曹洞宗である。

 いったい葬儀にどれくらいのお金がかかるのか。今日参列した家の場合、葬儀社にいくら支払ったかは知らないが、寺院へは125万円だという。

 寺院や宗派によって、あるいは地域によって、葬儀時に支払う金額は千差万別だというが、ボクはその金額125万円と聞いて、葬儀はやめたくなった。

 本来仏教というのは、生きている人のための宗教であったのに、現在の日本では、ほとんど「葬式仏教」である。地域では、葬式や法事の時だけ、僧と接する。寺院は、人の死によりカネを得る。

 一体相場はいくらくらいかを調べたら、2010年に日本消費者協会が葬儀費用について調査したそうだ。それによると、

  葬儀費用一式  1,266,593円
  飲食接待費用   454,716円
  寺院の費用 514,456円
  葬儀費用の合計 1,998,861円

ということのようだ。となると、私の地域での125万円は、平均の2倍以上ということになる。何と葬儀費用300万円!!

 寺は宗教法人だから、布施に課税されないから、まさに「坊主丸儲け」ということになる。

 退廃する仏教界の金儲け主義。仏教界の退廃は、仏教界の衰退、さらに衰滅への道である。


[追記]

 ここに書いた125万円。寺では葬儀当日に現金で支払って欲しいといってきたという。葬儀を出した家は、お金をかき集めて寺に納めた。葬儀という、家族にとってきわめて重要な、しかし悲しみにうちひしがれたその当日に、カネを出させる寺院。

 そうしたら、今日の『中日新聞』のテレビ欄に、曹洞宗「東海管区教化センター」の広告があった。その広告の文面は、「人の喜びは私の幸せ」。曹洞宗は、「檀家のカネは俺のカネ」、「人の悲しみはカネの種」、「人の悲しむ日は、カネを生み出す日」・・・という宗教であると、ボクは思っていた。こういう広告を出す前に、曹洞宗の坊主を集めて「教化」すべきではないか。

http://soto-tokai.net/

 その寺の住職は、「ありがとう」ということばが好きなようだ。それはそうだろう、檀家から大金をせしめているのだから。「ありがとうから頂くありがとう」ということばがあったが、どういう意味だろう。「頂く」は、カネを「頂く」ことなのか。



 
コメント
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