午後2時頃、畑に行った。何もさえぎるものがない畑には、強い風が吹いていた。久しぶりに畑の仲間たちがいた。最近会わないのでその理由を聞いてみると、冬は午前中に来るという。午後になると風が吹き始めるので、皆午前中に来ているというのだ。なるほど。何ごとも先人の知恵というものは大切だと思った。
昨日は、棉花をとった。花が咲いた後にできた袋、そのなかに綿花が入っているのだが、なかなかそれがはぜなかった。抜いて陽にさらしておけばはぜるよ、という助言にそってすべて畑から抜いた。
じゃがいもの葉が枯れていた。霜が降りたからだといわれた。少し掘ってみた。土の中からじゃがいもが顔を出した。少しだけ掘ったのだが、あんがいできていた。
昨日、久しぶりに畑の一部を掘りかえした。そしたら腰が痛くなった。だから今日は体を動かさずに水遣りをした。畑には1時間半ほどいたが、ほとんどが歓談。
帰宅したら喉に違和感を覚えた。うがいをしたが、まだおかしい。
今日、『江戸思想史講義』(子安宣邦・岩波現代文庫)が届いた。これは町田の住人が推薦した本である。国学を近世思想史に位置づけ、とにかく国学を脱構築するつもりだ。
研究上の「敵」のすがたが見えてきた。あとはそこに突進するのみだ。このテーマに関する本が、続々と届き始めた。また本が増える。