浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

今度は「大杉栄」

2013-12-20 21:50:29 | 読書
 4月から毎月一回、3回行う講座に関する内容を決め、担当者に送った。その内容。
 テーマは、「日本近代史に於ける「国学」」

趣旨
 「国学」がどのような歴史的展開の中で生み出されたか、その成立の経緯を追いながら、最終的には「国学」が日本近代史に果たした役割を批判的に検証する。

講座の内容

第1回 「国学」の誕生
1 近世思想史における「国学」
2 「国学」が依拠するもの
3 「国学」の特質とは何か

第2回 幕末維新史のなかの「国学」
1 幕藩体制の危機のなかの「国学」
2 維新史における「国学」
3 「国学」が動くとき-「遠州報国隊」

第3回 「国学」が呼吸するとき
1 日本近代史と「国学」
2 「国体」における「国学」
3 「国学」が呼吸するとき

 以上である。この内容を考えるために、このテーマに関する本を7冊読んだ。もちろん来年の4月からなので、しばらくこれに関する研究は休止。

 今からは、「大杉栄」のニュース(『第二次沓谷だより』)を刊行するために、大杉栄関係の本を読む。なぜか。ニュースに文献案内を載せるためである。

 最初は『甘粕正彦 乱心の曠野』(佐野眞一、新潮文庫)である。これを今日から読みはじめた。ニュースの発刊は1月中旬の予定。年末年始は、これに没頭するつもり。
コメント
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