浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

地方議会のこと

2015-03-10 22:23:33 | 政治
 今月号の『世界』、片山善博氏が「地方自治の不具合とマスコミの見識」という文を書いている。

 片山氏は鳥取県知事を務めた。だから地方議会の実態をよく知っている。地方議会は「学芸会」と「八百長」だという。

 議会で誰が質問をするか決まると、市の吏員が「ボクの部署に関する質問はありますか」と尋ねてくる。「ない」と答えると喜び、「ある」と答えると「お手柔らかに」という。

 そして質問内容の通告が行われるころになると、関係吏員がしきりに質問内容を聞きに来る。質問に対する答弁を、答弁する人が市長であっても、実際には課長クラスが書くのだが、へんな答弁を書くとひょっとしたら「降格」になるかもしれないから、必死である。

 だがほとんどの議員はあたりさわりのない質問をして、あたりさわりのない答弁をさせて、それで終わり。

 ボクも、ある議員の質問作成に関わることがよくあるが、質問の内容によっては、文献を読み、市の関係者からヒアリングをし、話し合ったり、それはそれはなかなかたいへんだ。おそらくその議員がもっとも質問作成に時間をかけているのだろうと思う。

 しかし、質問をしても、事前に質問事項を知らせてあるので、言質を取らせない内容に閉じ込めてしまい、せっかく具体的な質問をつくってもはぐらかされる答弁しかかえってこないことがある。重要事項については、いくつかの答弁を予想しておいて、その答弁に関わって再質問、再々質問を準備することもある。
 
 ボクがこの活動に参加して考えたことは、議会での質問作成に力を入れるだけではなく、市が何らかの政策を考えているときに、その担当吏員と話し合いながら、こちらの要望を政策の中に反映させていくほうが、効果的ではないかということだ。

 議会での答弁は、その答弁が終わればそれで終わり。内容によってはむなしさを感じることがある。

 いずれにしても、地方議会の状況は決して活発ではない。以前も書いたが、某議員が敬老会で「私たち行政に携わる議員は・・・」と挨拶していたのを聞いて驚いたことがある。議員は行政をする人なの?こういう人が議員になっているのだから、地方議会が活性化するわけはない。

 ほとんどの地方議会は、ちょっとカネがあるから「センセイ」と呼ばれる人になろうかという人々によって構成されている。彼らのほとんどは勉強しないし、市から配布される厖大な文書も読まない。

 そういう議員たちに、市民は多額の報酬を支払っている。

 もうじき地方選挙がある。
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どこでも下請けは苦しい!!

2015-03-10 20:24:34 | 社会
 現在の経済政策は、大企業はどんどん儲けて、下請けは単価の切り下げを求められて四苦八苦。これはトヨタだけではなく、スズキも同じ。浜松の経済はひどい状況だといわれている。


絶好調トヨタ 下請け企業の疲弊ぶりは目を被うばかりの状態
NEWSポストセブン3月10日(火)16時0分

 去る2月4日トヨタ自動車は、今期決算(2015年3月期)の連結営業利益が、前期比18%増の2兆7千億円に達し、過去最高益を更新する見込みであることを発表した。このトヨタの好業績は、円安を背景に輸出採算性が大きく改善したことが大きく寄与したためと見ていいだろう。

 しかし大手メディアはまったく触れようとしないが、こうしたトヨタの絶好調ぶりとは裏腹に、同社の下請け企業や同社に部品を納めるメーカーの疲弊ぶりは、まさに目を被うばかりの状態になっている。トヨタの三次下請け(ティア・スリー)に位置する部品メーカー(本社・愛知県)の社長が言う。

「これまで単価10円で納めてきた部品を、5円に下げられないかと言ってきたのです。理由を聞くと、『中国のメーカーに見積もりを出させたら、単価5円だったから』と言うのです」

 トヨタは、グローバル競争を勝ち抜くために、資材や部品などに関して世界標準価格での調達を徹底している。つまり外国の部品メーカーが5円の単価を付けたら、日本メーカーにもその価格を求めるというもの。

「しかしこの部品の原材料費は7円するのです。そのことを説明した上で、『つまり品質を下げろということですね』と言うと、『それは絶対にダメ』とのこと。この要求を断わってしまったならば、もうトヨタから仕事は回ってこないでしょう。泣く泣く赤字を前提に、値下げ要求を飲みました」(前述の部品メーカー社長)

 まさに「一人勝ち」の状況がハッキリしてきたと言えるだろう。

文/須田慎一郎(ジャーナリスト)

※SAPIO2015年4月号
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注意する必要

2015-03-10 18:35:47 | 社会
 東日本大震災は明日で4年となる。時間の過ぎ去る速度に驚く。

 しかし、放射能汚染は物理学的な時間が経過しなければ、その毒性は消えない。それは冷徹である。人智ではどうしようもない、ひたすら時間が経過することを待つしかないのだ。「除染」が行われているが、それは「移染」でしかない。

 その放射能、したがって今も警戒する必要がある。

http://lite-ra.com/2015/03/post-930.html
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