確かに、現在の大学生はバイトをしないと学生生活をおくれない者が多い。親の仕送りだけで生活できる学生ばかりではないようだ。
高校生が大学などに進学するとき、奨学金を申し込む者が多い。実際、大学生に仕送り額を聞くと、それだけで学生生活をおくることはできない額だ。となると、どうしてもバイトに精を出さざるを得ない。
ボクが学生だったとき、苦学生はいたのだろうが、ボクの知る限りではバイトは小遣い稼ぎであった。ボクも家庭教師や夜警のバイトをしたが、それをしないと生活できないわけではなかった。
今調べると、ボクの世代だけが、そういう生活が可能だったようだ。
いろいろな本や雑誌に記されるバイトの実態をみると、本当に怒りが湧いてくる。労働者の権利は、国境を超えた長い間の労働者の闘いによって獲得されてきたものである。どこの国でも地域でも、資本主義社会の黎明期でも、あるいは日本では1945年までは、労働者は権利保障もなく、労働者はぞうきんのように扱われていた。「戦後」やっと労働者の権利が憲法上でも保障されるようになったのに、またその条文があるのにもかかわらず、今の労働者の実態は、権利がない時代と同様ではないか。
ボクは法学部を卒業している。4年次のゼミは労働法であった。ただし公務員の労働基本権がテーマであったから、労働基準法などの労働者保護法については詳しくは学ばなかったが、それでも労働基準法という講座はとっていた。大学を卒業してからも、憲法や労働法、行政法などの本はよく読んだし、今もその関係の本は時々購入している。
ボクは、若い人には折に触れて、労働法を教える。「Aさんは、会社で●●という処遇にある、こういう場合は労働法に違反するかしないか、もし違反するとしたらどう改善すべきか」というかなり実践的な内容であった。最近は若い人と話す機会がないので、労働法に言及することはないが、しっかりと伝えたいと思う。
いつもボクは、若い人には、「知は力なり」ということを伝える。「知」を軽視する者は、奴隷状態におかれるはずだ。
学べ、学べ・・・・・である。学生も、バイトで生活費を稼がなければならないなら、労働者の権利はしっかりと学んでおくべきだ。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASH4N6HLRH4NULFA02G.html
高校生が大学などに進学するとき、奨学金を申し込む者が多い。実際、大学生に仕送り額を聞くと、それだけで学生生活をおくることはできない額だ。となると、どうしてもバイトに精を出さざるを得ない。
ボクが学生だったとき、苦学生はいたのだろうが、ボクの知る限りではバイトは小遣い稼ぎであった。ボクも家庭教師や夜警のバイトをしたが、それをしないと生活できないわけではなかった。
今調べると、ボクの世代だけが、そういう生活が可能だったようだ。
いろいろな本や雑誌に記されるバイトの実態をみると、本当に怒りが湧いてくる。労働者の権利は、国境を超えた長い間の労働者の闘いによって獲得されてきたものである。どこの国でも地域でも、資本主義社会の黎明期でも、あるいは日本では1945年までは、労働者は権利保障もなく、労働者はぞうきんのように扱われていた。「戦後」やっと労働者の権利が憲法上でも保障されるようになったのに、またその条文があるのにもかかわらず、今の労働者の実態は、権利がない時代と同様ではないか。
ボクは法学部を卒業している。4年次のゼミは労働法であった。ただし公務員の労働基本権がテーマであったから、労働基準法などの労働者保護法については詳しくは学ばなかったが、それでも労働基準法という講座はとっていた。大学を卒業してからも、憲法や労働法、行政法などの本はよく読んだし、今もその関係の本は時々購入している。
ボクは、若い人には折に触れて、労働法を教える。「Aさんは、会社で●●という処遇にある、こういう場合は労働法に違反するかしないか、もし違反するとしたらどう改善すべきか」というかなり実践的な内容であった。最近は若い人と話す機会がないので、労働法に言及することはないが、しっかりと伝えたいと思う。
いつもボクは、若い人には、「知は力なり」ということを伝える。「知」を軽視する者は、奴隷状態におかれるはずだ。
学べ、学べ・・・・・である。学生も、バイトで生活費を稼がなければならないなら、労働者の権利はしっかりと学んでおくべきだ。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASH4N6HLRH4NULFA02G.html