浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

猛暑!!

2016-08-09 22:55:39 | その他
 まさに猛暑である。午後になって、これはたまらんとエアコンを稼働させた。それまではじっとしていても、汗が流れ落ちていた。こうした暑さのなかでは、活字を追うのもたいへんである。

 しかし17時頃から畑に出た。すでに周辺でも人々が農作業に励んでいた。もちろんその人々は、高齢の方が多い。

 私は、枯れ草に火をつけた。刈り取った草は、この間の日照りですぐに乾く。よく燃えた。その後、除草作業に精を出した。隣の畑の主が、そこで燃やさせてというので、枯れ草の処分を手伝った。まだ燃え残りがあるのに、その人は今日はもう帰るからといって去って行った。
 周りには何もないから、放っておいてもよいのだがそれでもと思い、燃え残りがなくなるまで火の番をした。7時を過ぎ暗くなってから畑をあとにした。

 それでも西の空は、いつものように夕焼けがあった。もう太陽は沈み、夕日の残影といった感じだが、それでも美しかった。毎日毎日、自然はその姿を変えるが、夕焼けはいつも千変万化の美しさを見せてくれる。

 今日は、長崎の原爆の日。図書館から借りた『あゝ 祖国よ 恋人よ』(信濃毎日新聞社)を読んだ。特攻隊としてみずからを犠牲にした上原良司のことを記したものだ。みずからを自由主義の護り手として生き、「日本の自由、独立のため、喜んで命を捧げます」と記して旅立っていった。

 しかし、彼に死を命じた者どもは、恥知らずにも、日本の独立を抛棄し、日本を、「敵」として戦わせた当のアメリカの属国となし、そして今自由すらをも奪おうとしている。許せない事態である。

 もし霊というものが存在するならば、この世に出てきて、その者どもに鉄槌を加えて欲しいと思う。死を命じた者どもの子孫が、我が世の春を謳歌してるのだ。

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アメリカ大統領選

2016-08-09 16:49:22 | その他
 今の時点になって、アメリカのエスタブリッシュメンは、トランプを当選させないように、動きを活発化させている。演説を妨害したり、アメリカの1パーセントは、急速に動き始めた。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160809-00000058-nnn-int


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160809-00000012-ann-int
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必読 熱中症

2016-08-09 09:16:14 | その他
 町田の住人はじめ、齢を重ねている方がいるので、熱中症に対する注意事項をまとめた次の記事をよんでおいてもらいたいと思う。

「熱中症で死なないための最低限の基礎知識」である。


http://diamond.jp/articles/-/96333?page=4
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天皇制について

2016-08-09 08:29:36 | その他
 現天皇が、生前退位を公表した。考えてみれば、ふつう働く人々は、最近は長くなってきたとはいえ、60才で定年となり、その後は悠々自適の生活をするというのが人生のサイクルとなっている。天皇は、死ぬまで天皇という職を務めつづけなければならないというのも酷な話だ。天皇の意見表明は、当然といえば当然である。

 私は天皇制は廃止すべきだと思っている。というのも、天皇制を悪用して、みずからの権力的欲望を実現しようという輩が必ず出てくるからである。最近も、表向きは天皇制を護持したいと強く主張しながら、現天皇の言動に不満を表明するという、右翼的人士の行動があった。彼らは天皇を尊重するとしながら、天皇は利用できる限りで尊重するということを行動で示しているのだ。心から敬意を表するという姿勢は、当初から欠如している。

 現天皇の言動を見ていると、日本国憲法の精神を理解し、それに基づいて行動しようという意欲があるように見える。

 とはいえ、天皇は祭祀者でもある。皇室神道に基づく神事を日々行っていることだろう。それもたいへんなのではないか。天皇家の神事は、神権天皇制をたちあげようとした明治維新の時、国学の津和野派の面々を中心としてつくられたものだ(ひとつをのぞき)。

 また、天皇はみずからの葬儀についても言及しているが、それとて近代神権天皇制に「ふさわしい」葬儀をということで、ロシアなどの皇帝一族のやりかたを学んで創出されたものだ。それまでは、天皇の葬儀は僧が行っていた。天皇家の菩提寺として、京都に泉涌寺がある。

 したがって、近代神権天皇制をたちあげるために創出されたものをすべて捨て去れば、つまり本当の意味での伝統に沿うようにすれば、天皇の負担はぐっと少なくなるはずだ。

 天皇の意思表明の中で、象徴天皇制に言及しているところがあったが、自民党などの右翼的勢力は、天皇の元首化、天皇主権の復活をねらっている。それに対する、けん制という意味もあったのだろう。天皇制を長期間存続させるためには、現行の象徴天皇制が最も適してるという、あたりまえの考えを示したものだ。天皇制が危機に陥るときは、天皇が政治的実権を掌握しているときである。そういう歴史的経緯を、天皇の意思表明は踏まえているとも思われる。

 果たして、表向き天皇制を護持し、天皇主権の復活をめざす右派革命勢力である現政権は、どう動くか。
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