最近図書館をよく利用する。収入の道が途絶えたために、できるかぎり図書館にある本は買わずに済まそうというケチな魂胆からだ。とはいっても、決して買わないわけではない。
一昨日は谷久光『朝日新聞の危機と「調査報道」』(同時代社)がきた。「朝日新聞」とは小泉内閣の時におさらば(つまり購読をやめて、『中日新聞』にかえた)したので、「朝日新聞」が「危機」になってもどうでもよいのだが、しかしおそらく谷氏は「朝日新聞」をはじめとした新聞業界の「危機」について、「朝日新聞」を例にして論じているのだろうという好意的解釈で購入したのだ。
今日は、宇野常寛編集の『PLANETS』8がきた。先日書いたように、ボクの視野を広げるためだ。批評家としての宇野の主張を読んでみようという気持ちからだ。今日図書館から借りてきた本も、宇野の『リトル・ピープルの時代』である。さっとみたら、村上春樹の作品を俎上にのせて論じているようだ。やはり村上作品は読んでおいたほうがよいということだろう。
ちょっと気がついたことがある。『リトル・ピープルの時代』の著者紹介にも、『PLANETS』の紹介にも宇野の出身大学が出ていない。『PLANETS』で対談している人たちの紹介文にはいずれも出身大学などが記されている。もちろん出身大学などどうでもよいのだが、しかし他の人のは載せているのに、自分については載せないというのはどうなのだろう。宇野の出身大学は立命館大学だが、あまり明らかにしたくないのだろうか。だとするなら、宇野は逆の意味で「学歴主義」ではないか。京都の私大では、立命館と同志社が双璧なのに。
実は明日も本が来る。先日紹介した名張毒ぶどう酒事件を扱った『名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の半世紀』(岩波書店)だ。
家人はこうした本の購入に怒りを覚えているようだ。それはそうだろう、本の置き場所がもうないからだ。
一昨日は谷久光『朝日新聞の危機と「調査報道」』(同時代社)がきた。「朝日新聞」とは小泉内閣の時におさらば(つまり購読をやめて、『中日新聞』にかえた)したので、「朝日新聞」が「危機」になってもどうでもよいのだが、しかしおそらく谷氏は「朝日新聞」をはじめとした新聞業界の「危機」について、「朝日新聞」を例にして論じているのだろうという好意的解釈で購入したのだ。
今日は、宇野常寛編集の『PLANETS』8がきた。先日書いたように、ボクの視野を広げるためだ。批評家としての宇野の主張を読んでみようという気持ちからだ。今日図書館から借りてきた本も、宇野の『リトル・ピープルの時代』である。さっとみたら、村上春樹の作品を俎上にのせて論じているようだ。やはり村上作品は読んでおいたほうがよいということだろう。
ちょっと気がついたことがある。『リトル・ピープルの時代』の著者紹介にも、『PLANETS』の紹介にも宇野の出身大学が出ていない。『PLANETS』で対談している人たちの紹介文にはいずれも出身大学などが記されている。もちろん出身大学などどうでもよいのだが、しかし他の人のは載せているのに、自分については載せないというのはどうなのだろう。宇野の出身大学は立命館大学だが、あまり明らかにしたくないのだろうか。だとするなら、宇野は逆の意味で「学歴主義」ではないか。京都の私大では、立命館と同志社が双璧なのに。
実は明日も本が来る。先日紹介した名張毒ぶどう酒事件を扱った『名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の半世紀』(岩波書店)だ。
家人はこうした本の購入に怒りを覚えているようだ。それはそうだろう、本の置き場所がもうないからだ。