心の扉 神戸カウンセリング花時計

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神戸 布引の滝

2018年09月10日 | 名所巡り(兵庫)

神戸に住んでいると、布引の滝について

何度か人から聞いたり、

案内板を見かけたりしていたので、

前々から1度は訪れたい所でした。


神戸「布引の滝」は、

新神戸駅から山側に少し歩いた所にあり、

JR三ノ宮駅から西神・山手線を利用すると

一駅で新神戸駅に到着します。

 

平安時代から和歌にも詠まれた景勝地で、

華厳の滝・那智の滝と合わせて

「日本三大神滝」の一つとされ、

「日本滝百選」にも選ばれているそうです。


神戸「布引の滝」は、

雄滝(おんたき)と夫婦滝(めおとだき)・

雌滝(めんたき)・鼓ヶ滝(つつみがだき)の

4つの滝の総称で、

雄滝は、高さ43mの名瀑です。


布引の滝の名前は、

滝の流れる様子が布を垂らしたように

美しく見えることから名付けられていて、

同名の滝は、日本全国各地に複数存在するようです。


新神戸駅

新神戸駅に来るのは久しぶりです。

東京のクリア研究所時代には、

実家と東京を行き来するために

よく利用させてもらいました。

 

新神戸駅構内に入り

右側突き当りから構内の外に出ると、

壁に大きな文字と矢印で

布引の滝への進む方向を教えてくれます。


以前に新神戸駅近くの

神戸布引ロープウェーのハーブ園山麓駅から

山頂にある布引ハーブ園は訪れたのですが、

布引の滝は、まだ訪れたことはありません。


今日まで後回しにしていたのは、

近いからいつでも行けるとか、

以前に訪れた那智の滝と比べたら

大人と子供の違いがあるだろうから

興味が湧かなかったとか、

山道、坂道、長い階段は、御免被るとか、

色々な理由があったのだと思います。

 

砂子橋(いさごばし)

新神戸駅から数分歩くと、

レンガ造りの「砂子橋(いさごばし)」があります。


この橋は、布引水源地が重要文化財に指定されていて、

その施設の一つだそうで、と言うことは、

この橋も重要文化財なのかもしれません。


私には、ごく普通のレンガ造りの小橋にしか

見えないのが悲しい所です。


ただ、ここまで来ると

生い茂る木々に囲まれ、川のせせらぎが聞こえる

清浄な世界に変わります。

 

砂子橋の上から

少し歩みを進めて、


右の階段を登れば、雄滝へ、

左の道を進めば、雌滝へ行くことが出来ます。


これから布引の滝を訪れようとする方へ、

経験者が語る言葉を重く受け止めてください。

左の道を進んで雌滝からをお勧めします。

 

雌滝(めんたき)

新神戸駅からほぼ平地を数分歩くだけで、

この景観にお目にかかれます。


普段の雌滝の水量が、どの程度なのか分かりませんが、

強い雨が降った日のすぐ後の日を狙って来たので、

この日の水量は、かなりのものです。


美しい雌滝から落ちる水が、

水面を激しく重く叩き、ひんやりとした空気と音が、

私の身体を振動させます。

この滝に隣接した家を建てて、

雌滝を借景にした日本庭園を造園したいものです。

ずっと見ていたくなって20分滞在。

 

雌滝の脇から雄滝へ

雌滝の脇には階段があり、

先ほどの右の階段か左の道かの

分岐点まで戻らなくても

雄滝へと向かう階段へと合流できます。

雌滝の脇から雄滝へ続く階段へ合流。

この階段がきつい!

 

雌滝の滝口

階段から下を覗き込むと

雌滝の滝口を上から観ることが出来ます。

 

 

鼓ヶ滝(つつみがだき)

鼓ヶ滝の名前は、

滝の音が(鼓の音に聞こえることからだそうです。)


雄滝に向かう道中には、

和歌が刻まれた石が所々に置かれています。

 

 

写真の奥から歩いてきました。(来た道を振り返り撮影)

 

雄滝(おんたき)と夫婦滝(めおとだき)

神戸・布引の滝の中で最大の落差43mの雄滝に到着です。

雌滝までは、ほぼ平地。

雄滝までは、CoCo壱番屋の3カラレベルの

階段があります。


写真奥の滝が「雄滝」で、

写真手前の滝壺から流れ出ている二筋の滝が「夫婦滝」です。

 

美しい滝の雌滝。

雄滝は、迫力満点の滝で、

「ドッドッドッドッドッドッド」

巨大なスーパーウーハーが鳴り響いています。

 

かつて、この地は滝勝寺(現在は徳光院)の

修験道行場だったようですが、

まさか、この滝で滝行?


滝行経験者の私が思うに、

こんなので滝行したら確実に死にますね。


雄滝の迫力、力強さに魅了されて、

ここでも30分滞在。


滞在の後半になると、天然のミストシャワーで、

カメラのレンズに細かな水滴が付き始め、

撮る写真、撮る写真、曇り始めました。

 

 

雄滝の正面を避けると、幾分かマシなようですが、

細かな水滴、ミストなので

早めに気化してくれることに期待です。


まだ、レンズが曇っています。

雄滝の横を登ると、

布引雄滝茶屋(今日は休日でした。)があり、

茶屋を抜けて展望台に向かいます。

 

見晴らし展望台

遊歩道を奥へと進むと、

猿のかずら橋、五本松かくれ滝、布引貯水池等、

ちょっとした見所があるようなのですが、

今回は、ここで終了して帰路に就きます。


訪れる前は、期待値が高くありませんでしたが、

実際に訪れた布引の滝は、

十二分に満足できるものでした。


何でもそうですが、写真や動画で見たり、

文字や人から聞いたりして、

行ったつもりや分かったつもりになっていても

実際に行ってみたら、頭で描いていたそれとは

違うことが多いと言うことですね。


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