第3回銀座あおぞらDEアート@泰明小学校

まさしく抜けるような晴天に恵まれました。銀座、泰明小学校に集う14ギャラリー、計100作家による今日、一日限りのイベントです。「第3回あおぞらDEアート」へ行ってきました。



昨年は残念ながら天候にたたられ、会場の各ブースには雨よけのパラソルがいくつも並んでいましたが、今年はともかく眩しいくらいの太陽が校庭へ降り注いでいます。上空を遮るものなど殆どありません。私が現地に着いたのは午後1時半前だったかと思いますが、まずちょうど始まった太鼓を使った民族音楽のショーに見入りました。また、併催の無料似顔絵コーナーも行列が出来るほどの盛況です。心なしか去年よりも活気があるような気がします。

  

  

「あおぞらDEアート」は基本的に各画廊の持ち寄った現代アートの展示即売会という性格を持っていますが、その良さはともかくも画廊にありがちな敷居の高さが全くないということです。昨年のエントリの繰り返しにもなりますが、各ブースで販売されている作品は僅か1000円程度からと手軽で、さり気ない日常のワンシーンを飾ってくれるようなものも目立ちます。それにもう一つ重要な点は、ブースにおられる作家さんとざっくばらんにお話出来るということです。皆さん、こちらの素人な質問にも丁寧に答えて下さいました。このアーティストと触れ合えるということが、現代アートを見る楽しみの一つでもあると思います。

   

何巡か行き来していると必然と印象深いものが定まってくるわけですが、私が惹かれたのは日本画の田村光太郎、幻想的な版画の北村麻衣子、そして精密極まりないペン画の岩名慶子、そして瑞々しいシャボン玉のような水彩を描く早川知加子の各氏でした。また昨年は配布されていたかどうか定かではありませんが、以下のような各アーティストを紹介するリーフレットが作成されていたのも嬉しいところです。作家をより深く知る切っ掛けにもなります。

 

一日限りというのが寂しい限りですが、また来年の開催を心待ちにしたいです。
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