11月の予定と10月の記録 2007

肝心の永徳をはじめとする関西の展覧会のエントリもまだ整理出来ていませんが、恒例の「予定と振り返り」を挙げてみました。

11月の予定

展覧会
「没後50年 川合玉堂展」 山種美術館( - 11/11)
「キスリング - モンパルナスの華」 府中市美術館( - 11/18)
「セザンヌ 4つの魅力」 ブリヂストン美術館( - 11/25)
「Great Ukiyoe Masters(後期展示)」 渋谷区立松濤美術館( - 11/25)
「大徳川展」 東京国立博物館( - 12/2)
「川瀬巴水 - 旅情詩人と呼ばれた版画絵師 - 」 大田区立郷土博物館( - 12/2)
「工芸館30年のあゆみ」 東京国立近代美術館・工芸館( - 12/2)
「ヴラマンク展」 鎌倉大谷記念美術館( -12/8)
「シュルレアリスムと美術」 横浜美術館( - 12/9)
「鳥獣戯画がやってきた!」 サントリー美術館(11/3 - 12/16)
「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」 国立新美術館( - 12/17)
「ムンク展」 国立西洋美術館( - 2008/1/6)

コンサート
NHK交響楽団第1604回定期」 プッチーニ「ボエーム」 (11日)
「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」 ショスタコーヴィチ「交響曲第9番」他 (18日)


10月の記録

展覧会
「メルティング・ポイント」 東京オペラシティアートギャラリー(6日)
「鈴木理策 熊野 雪 桜」 東京都写真美術館(6日)
伊藤若冲『菜蟲譜』/関東の文人画展」 佐野市立吉澤記念美術館(7日)
「印象派とエコール・ド・パリ展」 日本橋三越本店ギャラリー(13日)
「谷文晁とその一門」(後期) 板橋区立美術館(13日)
「BIOMBO/屏風 日本の美」 サントリー美術館(6、19日)
「日本美術『今』展」 日本橋三越本店ギャラリー(21日)
「Great Ukiyoe Masters」(前期) 渋谷区立松濤美術館(21日)
「ベルト・モリゾ展」 損保ジャパン東郷青児美術館(21日)
「美の求道者 安宅英一の眼 安宅コレクション」 三井記念美術館(21日)
「狩野尚信生誕400周年記念特別展」(後期) 二条城・展示収蔵館(26日)
「元伯宗旦と樂茶碗」 樂美術館(26日)
「相国寺の禅林文化」 相国寺承天閣美術館(26日)
「神坂雪佳 京琳派ルネサンス」 細見美術館(26日)
「特別展覧会 狩野永徳」 京都国立博物館(26日)
「現代美術の皮膚」 国立国際美術館(27日)
「第59回 正倉院展」 奈良国立博物館(27日)
「開館50周年 記念特別展」(後期) 逸翁美術館(27日)
「河口龍夫展」 兵庫県立美術館(27日)

ギャラリー
「五感×LIFE」 リビングデザインセンターOZONE(6日)
「岩尾恵都子展」 GALLERY MoMo(6日)
「政田武史 New Paintings」 WAKO WORKS OF ART(6日)
「あるがせいじ 新作展」 ヴァイスフェルト(11日)
「渡辺豪 鏡面 face」 ARATANIURANO(14日)
「藤本由紀夫 SILENT et LISTEN」 シュウゴアーツ(17日)
「青山悟 Crowing in the studio」 ミヅマアートギャラリー(19日)

今月もまた色々並べましたが、地味ながらもやはりおすすめしたいのは松濤の浮世絵展です。実は先日、早速後期に出向き、改めて質の良い浮世絵を見る喜びに感じ入ったわけですが、ともかく春信の繊細さに触れると、浮世絵に対する認識を改めさせられます。(私の浮世絵嫌いもほぼ解消しました。)必見の展示です。

また浮世絵関連としては、大田区の郷土博物館で行われている巴水展も見逃せそうもありません。既にご覧になられた方の記事も拝見しましたが、版画下絵や渡辺版以外の作品が多く出ているのだそうです。楽しみになってきました。(無料です!)

コンサートは二つです。いつもながらまだ行けるかどうかわかりませんが、ともに当日券が出るようなので都合がつけば聴いてくるつもりです。

先月は上に触れた浮世絵展をはじめ、永徳、鈴木理策、安宅コレクション、BIOMBOと、例の「ベスト10」にも入れたいような展覧会が続きました。まさに芸術の秋にふさわしいラインナップです。

それでは今月も宜しくお願いします。
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