僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

シジュウカラの安心マイホーム

2018-03-24 17:07:37 | 野鳥
 冬鳥の季節が終わり渡りの鳥の季節にはまだ早いこの時期、暖かく陽当りのいい休日にブラブラと鳥見をするのも楽しいものです。
今の時期に近場で見られる野鳥は定住している留鳥になるため、普通に見られる野鳥ばかりとなりますが、逆に疲れない鳥見ということにもなります。



満開近しの梅の花を眺めていると、何度もシジュウカラが巣材を運んでいる姿が見える。
どこに巣があるのか行き先を見ていると、それは小さな祠に付けられた賽銭箱でした。
賽銭箱の中になら外敵はこないでしょうから、子育てを始めるには安心マイホームとなりますね。



賽銭の投入口がちょうどいい大きさになっていて、よくここを選んだなぁと感心することしきり。
何度も巣材を運んでいましたので急ピッチでマイホームを建築中なのでしょう。



このマイホームの唯一の問題は、もしこの賽銭箱に賽銭を入れる人がいたら頭上からお金が降ってくること。
人間なら家の中にお金が降ってきたら嬉しい出来事になりますが、シジュウカラにとっては心配の種かもね。

祠の近くの木ではエナガ数羽がお食事中です。
このエナガたちもこの辺りの樹木で巣作りしているかもしれませんね。





周辺で見かけた鳥は“アトリ・シロハラ・ツグミ・ヒヨドリ・ムクドリ・ヒバリ・キジ・セキレイ・スズメ”といったところ。
変わったやつは出ませんが、妙な期待をしないためゆったりとした鳥見になります。

シロハラはもう今シーズンは終りでしょうけど、ツグミもそろそろ最終組になりそうです。
今年はツグミの仲間の少し風変わりなやつを見ることがなかったな。



チョウゲンボウやノスリもしばらくの間、見かける機会が少なくなるかもしれません。
冬の時期なら電柱を見れば、ノスリやチョウゲンボウの姿はあちこちで見ることが出来たのですけどね。





4月も半ば近くになると田圃では田おこし・代掻きが始まり、桜の花も葉桜になっていることでしょう。
その頃になれば、その時期にしか会えない野鳥たちが続々と飛来してくれそうですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする