長浜駅から黒壁スクエアに向かって歩いていき、曳山博物館まで行くとその向かいに「湖のスコーレ」という商業施設があります。
醸造室やチーズ製造室などがあり、他にもストアや喫茶・新刊と古書が並ぶ書籍コーナーがあって、観光客や若い世代の長浜在住の方が訪れそうなお店です。
「湖のスコーレ」の2階にはギャラリーがあって、周期的に甲賀市にある福祉施設「やまなみ工房」の作家の作品が展示・販売されます。
「やまなみ工房」は約90名の知的・精神・身体に障がいを持つ方が、清掃や喫茶の作業をしながら絵画や粘土や刺繍・縫製での作品作りをされている施設です。
今回の出品作家は中川ももこさんで、作品はカラーマーカーやペンで描いた絵や、墨やコーヒーで描いた絵の上にゴム印で数字を押していくような作品を作られています。
「やまなみ工房」の作家は、“正規の美術教育を受けていない人による芸術”という意味でアール・ブリュットの作家となり、いわゆる近代美術の作品より見ていて面白い作品が多いと思います。
「やまなみ工房」のスタンスは、記事などによると『あなたはあなたのままでいい』とありのままの自分を表現し、楽しく過ごすことが重要ということです。
日常の社会生活の中では、自分が自分らしくあり続けることは難しい事が多々ありますが、少なくとも自分らしく過ごせる時間を見つけていくことも大事なことだと思います。
ロビーに展示されている作品はコーヒーで描いた丸の中に墨汁を付けた数字のハンコを押していった作品。
「やまなみ工房」のHPでも作品を見ることが出来ますが、作品の傾向はベースは同じでも少し傾向の違う作品に分類されそうです。
中川ももこさんの作品のひとつのベースになっているのは“まる(CIRCLE)”があるように見えます。
下の作品はその“まる(CIRCLE)”を墨で濃淡をつけて描いた上に、数字を赤いハンコで押しています。
数字は縦に同じ数字が押されていますが、横は1.2.3の順番が変えられている部分があります。
“まる”を描いた作品には水彩絵の具を使った作品が幾つかあります。
素材や色調が違っても、同じ形のまるが描かれるのは不思議ですね。
中川ももこさんの作品にはマーカーペンを使って、密に塗られた部分と線の重なりが少ない作風の絵もあります。
ほとんどの作品が「タイトル不明」でしたが、下の絵だけは「ももこ」という題が付いています。
長浜ではBIWAKO PICNIC BASEというサテライトオフィスでも5日間。「ぴかっtoアート展」第6回湖北巡回展が開催されていました。
昨年は北国街道 安藤家で開催された巡回展は、滋賀県の障がいのある人による公募作品展で、作品展としての開催は12回目、うち湖北巡回展は6回目となるそうです。
施設のバスで来場されている方の姿もあり、アールブリュットの作品として見るにとどまらず、感性の豊かさと表現力の凄さを感じます。
醸造室やチーズ製造室などがあり、他にもストアや喫茶・新刊と古書が並ぶ書籍コーナーがあって、観光客や若い世代の長浜在住の方が訪れそうなお店です。
「湖のスコーレ」の2階にはギャラリーがあって、周期的に甲賀市にある福祉施設「やまなみ工房」の作家の作品が展示・販売されます。
「やまなみ工房」は約90名の知的・精神・身体に障がいを持つ方が、清掃や喫茶の作業をしながら絵画や粘土や刺繍・縫製での作品作りをされている施設です。
今回の出品作家は中川ももこさんで、作品はカラーマーカーやペンで描いた絵や、墨やコーヒーで描いた絵の上にゴム印で数字を押していくような作品を作られています。
「やまなみ工房」の作家は、“正規の美術教育を受けていない人による芸術”という意味でアール・ブリュットの作家となり、いわゆる近代美術の作品より見ていて面白い作品が多いと思います。
「やまなみ工房」のスタンスは、記事などによると『あなたはあなたのままでいい』とありのままの自分を表現し、楽しく過ごすことが重要ということです。
日常の社会生活の中では、自分が自分らしくあり続けることは難しい事が多々ありますが、少なくとも自分らしく過ごせる時間を見つけていくことも大事なことだと思います。
ロビーに展示されている作品はコーヒーで描いた丸の中に墨汁を付けた数字のハンコを押していった作品。
「やまなみ工房」のHPでも作品を見ることが出来ますが、作品の傾向はベースは同じでも少し傾向の違う作品に分類されそうです。
中川ももこさんの作品のひとつのベースになっているのは“まる(CIRCLE)”があるように見えます。
下の作品はその“まる(CIRCLE)”を墨で濃淡をつけて描いた上に、数字を赤いハンコで押しています。
数字は縦に同じ数字が押されていますが、横は1.2.3の順番が変えられている部分があります。
“まる”を描いた作品には水彩絵の具を使った作品が幾つかあります。
素材や色調が違っても、同じ形のまるが描かれるのは不思議ですね。
中川ももこさんの作品にはマーカーペンを使って、密に塗られた部分と線の重なりが少ない作風の絵もあります。
ほとんどの作品が「タイトル不明」でしたが、下の絵だけは「ももこ」という題が付いています。
長浜ではBIWAKO PICNIC BASEというサテライトオフィスでも5日間。「ぴかっtoアート展」第6回湖北巡回展が開催されていました。
昨年は北国街道 安藤家で開催された巡回展は、滋賀県の障がいのある人による公募作品展で、作品展としての開催は12回目、うち湖北巡回展は6回目となるそうです。
施設のバスで来場されている方の姿もあり、アールブリュットの作品として見るにとどまらず、感性の豊かさと表現力の凄さを感じます。
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