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ニラの花とタテハ蝶の仲間

2018-09-26 07:01:11 | 花と蝶とトンボと昆虫
 今年の初夏は大雨の影響で崖崩れが多く、山の林道へ入れなかったので初夏の蝶を見ることはなかったのですが、秋の蝶は身近な場所で見れますので探蝶ということになりました。
ニラの花の周辺には強い臭いが漂っており、タテハチョウやセセリチョウの仲間が数多く集まってきます。

稲刈りが終りを迎える頃になると畦道のニラの花があちこちで咲き始め、季節の変わり目にきたことが分かります。
やって来るのはタテハチョウの仲間でもよく見かけるポピュラーな蝶ばかりになりますが、一同に蝶が集まってくる姿は壮観なものです。



この時期に最も数が出ているのはヒメアカタテハのようです。
数頭が留まっていますので白いニラの花に黄色い姿が点在しています。

アカタテハも2頭ほどいましたが、こいつは蝶にしては警戒心がやや強いやつです。
少し立ち位置を変えようとすると、すぐに飛んでしまうのです。



キタテハは活動している期間が長いようで、冬になっても見かけることがある蝶です。
夏型と秋型があるのですが、個体差もあってなかなか見分けることができません。





初夏の夏にそこそこの高度の所で見かけるミドリヒョウモンですが、なぜか秋には平地で見ることが出来ます。
ミドリヒョウモンは分布が広い蝶といわれますので山地・平地を問わず生息しているのでしょう。





ツマグロヒョウモンは一般的に見る機会の多い蝶なのですが、湖北ではどても多いといった蝶ではないように思います。
もっともツマグロヒョウモンが多く生息している地域で蝶を探していないのかもしれませんけど...。





日本には蝶が300種類以上生息しているといいますが、身近な場所で出会える蝶はいつも同じになってしまいます。
とはいえ、早春のギフチョウから始まり、渡りのアサギマダラで終わる蝶の季節には魅力的なものがあります。



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