地御前の町屋は外宮(地御前神社)の祭礼に伴う厳島の神官などの宿泊所や外宮を管理する人達が居住する門前町として成立した町屋であった。
この町屋には犬走りの部分に木柵を設けて軒下の空間を通りから区切るために設けた駒寄せがみられる。
犬垣、犬防ぎ、犬矢来、駒止め、駒留め、駒繋ぎ、牛繋ぎなどとも呼ばれているようであるが、人の寄り付きを避けるためのものとみられている。駒寄せは町屋の意匠に装飾的な要素を与えている装置の一つである。
goo blog お知らせ
プロフィール
最新コメント
- hera/抹茶碗で一服⑥-楽山焼
- nk0840/抹茶碗で一服⑥-楽山焼
- hera/USBケーブル今昔
- nk0840/USBケーブル今昔
- hera/河野原大歳神社の注連縄奉納
- hera/銘酒「正宗」の謎
- nk0840/銘酒「正宗」の謎
- nk0840/河野原大歳神社の注連縄奉納
- hera/デコ芝居-はったんがえし
- nk/廿日市市民俗芸能伝承館 (眺楽座)