弥山本堂から山頂に向って登っていると登山道脇に4本の石柱に鎖を巡らせ区画した所があり、その片隅に「皇太子殿下大正十五年五月御播種松」と刻された石柱が転がっていた。
皇太子殿下裕仁親王(後の昭和天皇)は、大正15年(1926)5月岡山・広島・山口県内を行啓され、25日午前11時55分に広島県会議事堂の玄関前に上画像のように設けられた御播種場所で、黒松の種1升4合を播かれた。
これを育成した苗木が県下各市町村や学校、社寺その他公共団体などに配布されており、この松が植えられていたもののようだが何時頃まで存続していたのかは不明である。
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