摩耗。


除雪に連日フル稼働のフォークリフト。
フロントのダブルタイヤにチェーンを巻いて、アイスバーンに踏ん張りを効かせている。
ダブルタイヤなので、外、内のほか、タイヤの間にもチェーンをかけなければならない。
ダブルタイヤ用チェーンは、3本のチェーンの間に、ハシゴ状にチェーンを組んである。内輪と外輪ではハシゴがずらされているので、展開するとアミダくじのようになっているのだ。


今シーズン卸したてなのだが、このとおり摩耗して、接地部の断面が三角になってしまっている。
すでに数箇所切れた。切れたら、ステンレスの針金でつなぎ直して使っている。スピード出すわけじゃないから、それでもけっこう大丈夫だ。
切れやすいのは、中央チェーンにハシゴチェーンを接続している部分だ。そこばかり切れる。
切れるのは、摩耗のせいだ。
ダブルタイヤだから、チェーンのすわりが出にくい。頻繁に張りをチェックしなきゃなんないんだけど、忙しいとつい忘れてしまうのだな。だから、切れる。
中央チェーンは、最初にチェーン巻くとき、特にテンション掛けづらい。だから、走行の遠心力で踊り、ハシゴチェーンを掛けてある付け根のフックというかシャックルみたいな部分が接地して、擦り切れてしまうのだ。
メンドクサイし、乗り心地も悪いけど、なにしろチェーンのトラクションは劇的なので、巻かないわけにいかない。
読者諸兄は、チェーン巻けるだろうか。若い読者だと、巻いたことないヒトもおられるかもな。
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