バルクリ。
![](/images/clear.gif)
SX125R。
ここんとこ、バルブトレーンのメカノイズが気になってたので、調整する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/87/d853dc7a3dc9701f21f4abaf0a4c9bfd.jpg)
シートとタンクは外したほうがラクだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7e/e06c22f56e86aff02b7a497c7cc34087.jpg)
フライホイールカバーのセンタープラグを外すと、この17ミリのナットに工具をかけて、クランクシャフトを直接回せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/6c/1882e7f7fc583b6a33e9be85c5c90e6b.jpg)
バルブクリアランスは、圧縮上死点でみる。
プラグとロッカーカバーを外し、圧縮上死点を出す。
プラグ穴からピストントップが見えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/d0/134f1f33580f28876ebe237409121ada.jpg)
バルクリの規定値は、冷間で0.08-0.13ミリ。
厳密にやるならアレだが、中間値の0.10ミリあたりでいいとこ合わせておけば、実用上は問題ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/9b/01cd863b7da5900cb90002be2bb4c831.jpg)
フィーラーゲージをはさんで、ゲージを動かす手応えで、クリアランスを調整する。
正確にやれるようになるには、熟練を要する。マイクロメーターなどを正確にゲージの厚みにセットして、そこにゲージを挟んで手応えを覚える、というのが、定番の訓練法だ。
中間値のゲージだから、多少の誤差なら許容範囲には入るだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ed/bf894a25397714d451e2e7605755571d.jpg)
このロックナットを締めるときに、えてしてセットがずれてしまう。
調整スクリュを動かさずにロックナットを締めるのも、これまた熟練を要する。
ま、なんでも場数こなさなきゃ覚えないのは同じだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/06/c93385e406f72f89b6406bc6c9654895.jpg)
次はカムチェーンの調整。
カムチェーンテンショナのロックナットを緩めておき、クランクを圧縮上死点から正回転させて、排気バルブが押され始めるとこで保持する。
そうすると、カムチェーンの前側にテンションが掛かり、後ろ側が緩むことになる。
そこでテンショナのロックスクリュを緩めて開放してやると、プランジャがチェーンの緩み分だけ飛び出して、緩みをとるのだ。
あとはそのままスクリュを締めて、ロックナットで固定するだけだ。
メーカーは、この作業を6ヶ月毎に行うように指示している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/b7/606d3b960d5bb65d4fb5b41b74b0ad73.jpg)
ついでに、キャブのパイロットジェットを、#12.5から#10に絞ってやった。
PJはこのドライバーで示している穴の奥に入っているので、このような先の広がっていないドライバーを使わなければならない。
で、組み上げて試運転。
メカノイズは完全に消えはしないが、だいぶましになった。
PJを絞ったので、キャブも調整。
パイロットスクリュは、1-1/8回転ってとこだ。MJは#112.5、JNはKX65用のままで、クリップは上から4段目。
このキャブでは、このあたりがベストだろう。中低速の吹けもそれなりにいいし、高速もまあまあ伸びる。
スターターが合っていないとみえて、スターターを引くと明らかに濃すぎるが、それはまあそんなに困らない。暖機するまでスターター半開きでファストアイドルが使えないのが面倒だが、このキャブはアイドルスクリュが大きくて指先でも調整できるから、まあなんとかなる。
NJやJNを交換してみる余地もあるだろうが、まあしばらくこれで乗ってみるか。
ここんとこ、バルブトレーンのメカノイズが気になってたので、調整する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/87/d853dc7a3dc9701f21f4abaf0a4c9bfd.jpg)
シートとタンクは外したほうがラクだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7e/e06c22f56e86aff02b7a497c7cc34087.jpg)
フライホイールカバーのセンタープラグを外すと、この17ミリのナットに工具をかけて、クランクシャフトを直接回せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/6c/1882e7f7fc583b6a33e9be85c5c90e6b.jpg)
バルブクリアランスは、圧縮上死点でみる。
プラグとロッカーカバーを外し、圧縮上死点を出す。
プラグ穴からピストントップが見えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/d0/134f1f33580f28876ebe237409121ada.jpg)
バルクリの規定値は、冷間で0.08-0.13ミリ。
厳密にやるならアレだが、中間値の0.10ミリあたりでいいとこ合わせておけば、実用上は問題ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/9b/01cd863b7da5900cb90002be2bb4c831.jpg)
フィーラーゲージをはさんで、ゲージを動かす手応えで、クリアランスを調整する。
正確にやれるようになるには、熟練を要する。マイクロメーターなどを正確にゲージの厚みにセットして、そこにゲージを挟んで手応えを覚える、というのが、定番の訓練法だ。
中間値のゲージだから、多少の誤差なら許容範囲には入るだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ed/bf894a25397714d451e2e7605755571d.jpg)
このロックナットを締めるときに、えてしてセットがずれてしまう。
調整スクリュを動かさずにロックナットを締めるのも、これまた熟練を要する。
ま、なんでも場数こなさなきゃ覚えないのは同じだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/06/c93385e406f72f89b6406bc6c9654895.jpg)
次はカムチェーンの調整。
カムチェーンテンショナのロックナットを緩めておき、クランクを圧縮上死点から正回転させて、排気バルブが押され始めるとこで保持する。
そうすると、カムチェーンの前側にテンションが掛かり、後ろ側が緩むことになる。
そこでテンショナのロックスクリュを緩めて開放してやると、プランジャがチェーンの緩み分だけ飛び出して、緩みをとるのだ。
あとはそのままスクリュを締めて、ロックナットで固定するだけだ。
メーカーは、この作業を6ヶ月毎に行うように指示している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/b7/606d3b960d5bb65d4fb5b41b74b0ad73.jpg)
ついでに、キャブのパイロットジェットを、#12.5から#10に絞ってやった。
PJはこのドライバーで示している穴の奥に入っているので、このような先の広がっていないドライバーを使わなければならない。
で、組み上げて試運転。
メカノイズは完全に消えはしないが、だいぶましになった。
PJを絞ったので、キャブも調整。
パイロットスクリュは、1-1/8回転ってとこだ。MJは#112.5、JNはKX65用のままで、クリップは上から4段目。
このキャブでは、このあたりがベストだろう。中低速の吹けもそれなりにいいし、高速もまあまあ伸びる。
スターターが合っていないとみえて、スターターを引くと明らかに濃すぎるが、それはまあそんなに困らない。暖機するまでスターター半開きでファストアイドルが使えないのが面倒だが、このキャブはアイドルスクリュが大きくて指先でも調整できるから、まあなんとかなる。
NJやJNを交換してみる余地もあるだろうが、まあしばらくこれで乗ってみるか。
![](/images/clear.gif)
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