直したばっかなのに。


前の記事で直してたホバーモア、修理上がりのその日に、また壊された。
あまりのことにビフォーを記録してなかったが、写真のひび割れから完全に分離してしまっていた。
他にも、穴が2箇所、ひび割れが3箇所。
草地に落ちていた小枝や小石を跳ねたらこうなるらしい。
今年新たに導入した機械なので、弱点を把握できてないのもあるか。
これじゃ、草刈り前に草地の掃除しとかないとダメだな。
内側からの衝撃で引きちぎられるように割れるから、破片を合わせてもガラスや陶器のようには合わない。
なので、適当に削って、ジュラ板をあててリベットで固定している。


ツギハギだらけ。
新品は発注してあるが、1週間くらいかかるらしい。
ま、田舎だからな。
こないだあてたパッチは、サンドブラストかけたみたいに艶消しになっていた。
高速回転恐るべし。
仕様書を見たら、3400-3700rpmらしい。

もう一台のホバーモアは、エンジンが吹けなくなるトラブル発生。
プラグを見たら、乾いたカーボンで真っ黒だった。
プラグを掃除して始動してみたが、回転が上がりきらない。
このホバーモアはスロットルコントロールがなく、エンジン掛けたらガバナの設定回転まで吹け上がる。ホバークラフト式なので、回転が足りないと浮力が足りず、本体を引きずることになるので重くて疲れるのだ。
キャブをばらしてみたが、アイドルポートにやや詰まり気味なのがあったのと、作業後の洗浄でフロート室の通気口から入ったと思われる水滴があったほかは、これといって問題なさそうだ。
再び組んでみたが、やはりダメだ。ただ、ガバナにつながっているスロットルのアームを指で動かしてみると、よく吹ける。
ふと思いついて、ガバナのアームを緩めて、セットしなおしてみた。これがビンゴだったようで、やたら吹けるようになってしまった。
吹け過ぎも焼付きの虞があったりして危ないので、もう一台のホバーモアを回して、両者の音を比べながらガバナのアームを調整しててやった。耳で同調をとったわけだ。
どうやら出荷時のガバナアームの締め付けがやや甘かったのか、使用中にアームがずれて、設定回転数に対応するスロットル位置がずれたようだ。


ホバーモアの試運転中、足元に咲いていたオオイヌノフグリ。
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