トラブル続発。

サンバートラック。
こないだ、雨の日に、ものすごいエンジン不調に見舞われた。
なにしろ、アクセル踏み込んだらダメ。全く力が出ない。
でも、平地でじわじわ加速していけば、巡航速度に達することができる。
空吹かしでは吹けることは吹けるが、何度もアクセル煽っていると不調になり、アクセル戻したときにアフターバーンする。
連休中の出勤当番で、遅れることもできないので焦ったが、まあなんとか仕事場に到着。

症状から推測できるのは、混合気の薄すぎだ。
混合気が薄くなる原因は、空気が多すぎるか、燃料が足りないか、排気が抜けすぎたりして充填効率が落ちてるか、といったところか。
仕事場でちゃっちゃと見てみた。

こういうのは、見やすいとこから見る。
まずは、エアクリーナーが外れてたり破れてたり、エアダクトとかインマニに緩みとかがないか点検。
結果は、エレメントなんかむしろブローバイで汚れてるくらいで、吸気系統が原因じゃなさそうだ。

次は燃料。
キーをONにすると、ちょっとの間燃料ポンプが作動する音が聞こえるはずが、何度かやってみたら音がしたりしなかったり。
燃料ポンプの作動不良っぽい。


原因はここだった。
左後輪の前、バッテリーの後にある、燃料ポンプのカプラ。
この白いカプラの端子の一つが、腐食で接触不良になっていた。
カプラを抜いて、浸透潤滑剤を注してサビを落とし、防水カプラなので、シール面にシリコングリスを塗って組みなおした。

組みなおしてから、何度もキーをオンオフしてみたが、百発百中で作動するようになった。
エンジンも普通に吹ける。
ただ、なんかえらい爆音になっている。
珍走団ってほどじゃないが、いいトシしてうすらこっ恥かしいレベルだ。
走ってみたら、やっぱり音がでかい。極端な薄すぎの症状はなくなったが、まだ薄い感じもある。


マフラーを見てみたら、ガスが漏れていた。
この写真は、マフラー前面の下部を、前から撮っている。
手前に伸びているのは、タイコのステーだ。
タイコの縁がめくれたように切れている。サビで崩壊してあいた穴ではないようだ。
錆びて弱くなってたとこに、アフターバーンの圧力が加わってパンクしたっぽいな。
マフラーやるなら、ちょっと休み時間に、というわけにはいかない。
ということで、ややアタマ悪そうな爆音のまま、とりあえず帰宅して、次の休みを待つことにした。


ということで、休みになったからマフラー外してみた。
これは前方から見ている。
タイコの縁に溶接されているステーが腐って切れかかっている。


そのステーの腐ったとこを覗いてみると・・・。


パックリ。
だめだこりゃ。


ステーをはつって外してみたら、タイコが見事にパンクしていた。


ありあわせの鉄板で新たな蓋を作って、溶接。
エアを入れてチェックしたら、ガス漏れはとりあえずなくなったはずだ。
ステーは、とりあえずくっついてりゃいいや、で直してある。


取り付けて試運転。
ガス漏れなし。音も正常範囲。
走ってみたら、薄すぎの症状もなくなっていた。
めでたしめでたし。
やー、このマフラー、買えば高いんだよな。今月は自動車税とか支払いがあるから、とりあえず延命できて助かった。
でも、秋の車検までには考えなきゃないかなあ。
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