しばらくこのブログお休みしていた。 1, 2カ月の外国滞在時はのんびりするのでブログをまとめる時間もあるが、今回は9日間のツアーなので、ホテルに戻るのが夜遅くなることもあり、滞在中にほとんどブログをまとめられなかった。
また、インターネットが接続できないB&B、Aクラスなのに一日1300円ほどと接続有料のホテルが2箇所、無料が一箇所で、ついついほとんど発信できなかった。
日本に帰国した10月3日以降は、約14時間の飛行時間と13時間の時差でクタクタだった。
これから少しずつ旅行記をまとめていきたい。ナイアガラに続き、気に入ったケベックを何回かに分けてご報告する。
ケベック Quebec は、カナダ東部のセントローレンス河の高い岸壁のうえに築かれた城砦都市で、ケベック州の州都である。「ケベック・シティ歴史地区」としてユネスコの世界文化遺産に登録されていて、京都のように歴史を実感できる街だ。雨に濡れ色濃くなった石壁、石畳はとくに美しかった。
トロントからの直行便もあるが、夏過ぎには午前中だけなので、私たちはモントリオールからケベックに飛んだ。飛行機は40人乗りほどのDash 8 Series 100という小さなプロペラ機だった。あの問題のロンバルディア社製と知るとあまり良い気持ちにはなれない。
その昔、ケベックはトロント、モントリオールと並ぶ工業都市だったが、ある市長さんが、繁栄するが汚れた街を捨て、歴史と観光の街としての道を選択したという。
ただし、1608年フランス人探検家サミュエル・ド・シャンプランが木造の砦をこの地に続いて400年を記念する「ケベック400」が来年なので、工事、化粧直しが方々進行中でゴタゴタしたところもあった。
1759年にケベックのアブラハム平原(現在の戦場公園)でフランス軍がイギリス軍に敗れ、ケベックはイギリスの支配下に入るが、イギリスは住民の95%を占めるフランス系の文化、伝統を変えることはできなかった。今でも街で聞かれる言葉はフランス語で、地名、通り名もフランス語表示だ。
ケベック市は、四方を城壁に囲まれた旧市街のアッパー・タウン、崖の下の旧市街のローワー・タウンと、城壁の西に広がる新市街に分かれる。
新市街のケベック州議事堂の裏手にある Marie-Gurart というビルの31階にあるObservatoire de la Capitale キャピタル展望台に行った。
360度ガラス張りでケベック市街が一望できる。
新市街はセントローレンス河沿いに城壁の西側に広がる。それほど高い建物はなく、木々が多い落ち着いた街だ。
眼下にあるグランダレ Grande-Allee 通りはサン・ルイ門から州議事堂脇を通って新市街の中心になる大通りで、石造りの趣のある家、レストラン、ホテルなどが並ぶ。
城壁の内側には、星型の要塞シタデル Lu Citadelle が見える。現在もカナダ軍の施設があり、内部見学はガイドツアーでのみ可能とのこと。
さらに城壁内の北側を見ると、街の象徴になっているホテルであるフェアモント・ル・シャトー・フロントナック Fairmont Le Chateau Frontenac と、崖下になっているその向こう側に停泊している豪華客船が見える。
この展望台の壁には多くの写真が飾ってあり、以下、3枚ほど紹介する。
1枚目は崖下にある旧市街から見上げたホテルで、写真のようにそびえたっている。
2枚目は城壁内の空中写真で、城壁に囲まれた旧市街のアッパー・タウンがよく分かる。
3枚目は星型の要塞シタデル Lu Citadelle から、いかに急な崖になっているかがよく分かる。
ガイドブックに「この展望台の望遠鏡は無料」とあったが、実物は以下の写真で、確かに無料だが、普通これは双眼鏡と言うのでは?
長くなったので、展望台からの続きは次回
また、インターネットが接続できないB&B、Aクラスなのに一日1300円ほどと接続有料のホテルが2箇所、無料が一箇所で、ついついほとんど発信できなかった。
日本に帰国した10月3日以降は、約14時間の飛行時間と13時間の時差でクタクタだった。
これから少しずつ旅行記をまとめていきたい。ナイアガラに続き、気に入ったケベックを何回かに分けてご報告する。
ケベック Quebec は、カナダ東部のセントローレンス河の高い岸壁のうえに築かれた城砦都市で、ケベック州の州都である。「ケベック・シティ歴史地区」としてユネスコの世界文化遺産に登録されていて、京都のように歴史を実感できる街だ。雨に濡れ色濃くなった石壁、石畳はとくに美しかった。
トロントからの直行便もあるが、夏過ぎには午前中だけなので、私たちはモントリオールからケベックに飛んだ。飛行機は40人乗りほどのDash 8 Series 100という小さなプロペラ機だった。あの問題のロンバルディア社製と知るとあまり良い気持ちにはなれない。
その昔、ケベックはトロント、モントリオールと並ぶ工業都市だったが、ある市長さんが、繁栄するが汚れた街を捨て、歴史と観光の街としての道を選択したという。
ただし、1608年フランス人探検家サミュエル・ド・シャンプランが木造の砦をこの地に続いて400年を記念する「ケベック400」が来年なので、工事、化粧直しが方々進行中でゴタゴタしたところもあった。
1759年にケベックのアブラハム平原(現在の戦場公園)でフランス軍がイギリス軍に敗れ、ケベックはイギリスの支配下に入るが、イギリスは住民の95%を占めるフランス系の文化、伝統を変えることはできなかった。今でも街で聞かれる言葉はフランス語で、地名、通り名もフランス語表示だ。
ケベック市は、四方を城壁に囲まれた旧市街のアッパー・タウン、崖の下の旧市街のローワー・タウンと、城壁の西に広がる新市街に分かれる。
新市街のケベック州議事堂の裏手にある Marie-Gurart というビルの31階にあるObservatoire de la Capitale キャピタル展望台に行った。
360度ガラス張りでケベック市街が一望できる。
新市街はセントローレンス河沿いに城壁の西側に広がる。それほど高い建物はなく、木々が多い落ち着いた街だ。
眼下にあるグランダレ Grande-Allee 通りはサン・ルイ門から州議事堂脇を通って新市街の中心になる大通りで、石造りの趣のある家、レストラン、ホテルなどが並ぶ。
城壁の内側には、星型の要塞シタデル Lu Citadelle が見える。現在もカナダ軍の施設があり、内部見学はガイドツアーでのみ可能とのこと。
さらに城壁内の北側を見ると、街の象徴になっているホテルであるフェアモント・ル・シャトー・フロントナック Fairmont Le Chateau Frontenac と、崖下になっているその向こう側に停泊している豪華客船が見える。
この展望台の壁には多くの写真が飾ってあり、以下、3枚ほど紹介する。
1枚目は崖下にある旧市街から見上げたホテルで、写真のようにそびえたっている。
2枚目は城壁内の空中写真で、城壁に囲まれた旧市街のアッパー・タウンがよく分かる。
3枚目は星型の要塞シタデル Lu Citadelle から、いかに急な崖になっているかがよく分かる。
ガイドブックに「この展望台の望遠鏡は無料」とあったが、実物は以下の写真で、確かに無料だが、普通これは双眼鏡と言うのでは?
長くなったので、展望台からの続きは次回