カナダ東部にあり、世界文化遺産に登録されているケベックについて2報目で、新市街のMarie-Gurart というビルの31階にあるObservatoire de la Capitale キャピタル展望台からの眺めのつづき。
展望台を一周してグランダレ Grande-Allee 通りを見ると、展望レストランのあるホテル ロウズ・ル・コンコルドLoews Le Concorde が見え、その向こう側の川沿いに、といっても崖上の高台だが、広がる戦場公園 Pare des Champas-de-Bataille が見える。公園から見下ろすセントローレンス河と対岸の眺めは雄大だ。
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アブラハム平原とも呼ばれるこの公園は1759年、フランス軍がイギリス軍に最後の決戦で大敗し、ケベックを失った場所だ。イギリス軍のウルフWolfe将軍は3ヶ月間包囲しセントローレンス河の対岸から徹底した砲撃を加えた。しかし、フランス軍のモンテカームMontcalm将軍とともにウルフWolfe将軍も戦死するという激しい戦いだったが、戦いそのものは10分で終わったという。フランス軍は川幅の狭くなっていて、切り立った崖のこの地を絶好の陣地と考えていた。以下の写真(昨日掲載と同じ)の急な崖をまさかイギリス軍が登ってくるとは思わず、十分な警戒を怠っていて不意を襲われた。急な崖を駆け下りて平家を打ち破った一の谷の戦いの逆方向だ。
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この戦いでケベックはイギリスの支配下に入る。こののち1950年代まで200年間、住民の95%を占めるフランス系はイギリス系より地位も収入も低く、経営者は英語を話し、労働者はフランス語を話す時代が続いたというから恐ろしい。ケベック州の独立運動、過激派のテロを経て現在は一応の安定をみているようだ。
この公園にはジャンヌダルクの銅像があり、10月31日のハロウィーンを控えカボチャが方々に飾られ、街灯までカボチャになっていた。
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恐ろしげなお祭りらしく、傍らには囚われの像や、拷問の人形が転がっていた。
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また、オーストラリアでも見かけた犬の例のものを処理する袋入れもあった。
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この戦場公園には地元の高校生が彼女をそこに連れ込めたらOKとなる(何が?)と言われる場所があり、男子はなんとか手練手管で彼女をそこに連れて行こうとすると聞いた。
ケベックはフランス系なので他のカナダの街よりおしゃれだそうで、なかでも、グランダレ Grande-Allee 通りの数本北側のサンジャンRue St-Jean通りには変わった面白い店が多いと聞いて歩いてみたが、びっくりするほどの店があるわけではない。途中、大砲の弾を抱き込んだ木があったが、ヤラセかな?
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最後の写真は、古い教会の建物の外観を生かしてホテルを建てようとしているのだが、何か市のルールの関係で長年たなざらしになっている建物だ。いずれにしても、古い建物の外観だけでも生かそうという試みは多い。
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