最寄り駅で東北物産展をやっていて、イベントとして昨日は踊り、今日はなまはげがウロウロしていた。
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JR川崎駅西口のあまりの変わりように呆然。何しろ、横須賀線ばかり乗っていて横浜、東京間で川崎は素通りするので、数年ぶりだろうか。前に降りたときは、西口を出ると、南側の明治製菓の建物は撤去されていたが、駅前の東芝の工場跡が大きく広がり、北へ歩いていっても多摩川べりに行くまで大きなビルはなかったと思う。
2006年9月と、できたてのようだが、ラゾーナ川崎などという大きなモールがあった。
駅ビルを出るとそのままモールの中ではなく、楕円形の広場があり、周りを板張りの道が囲む。海老名のビナウォークも2階、3階の通路から真ん中の広場を見下ろす構造だと思ったが、イベントを行う舞台や、憩いの広場を周りから見下ろす構造がはやりなのだろうか。
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モールの中は、両側の通路に沿って店が並び、真ん中は吹き抜けになっている。15年ほど前のことだが、ピエール・カルダンが「世界で最も美しいショッピングモール」と賞賛したというオーストラリア・シドニーのクリーン・ビクトリア・ビルディングに行ったとき、吹き抜けになったこのようなモールの構造に感心したものだが、最近のモールの中はどこでも同じでつまらない。
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コンサートはJR川崎駅西すぐのミューザ川崎で行われた。NTTフィルハーモニー管弦楽団というグループ社員、OB、家族などの演奏会だが、もう22回目で、とても素人とは思えない演奏だ。ベートーヴェンの歌劇フィデリオ序曲、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と、プロコフィエフの交響曲第5番だ。
ヴァイオリン協奏曲の独奏は「望郷のバラード」で有名な天満敦子さんだ。当たり前だが音が違う。フォルテでも強いというより良く明解に聞こえる。なにしろ、使用のヴァイオリンはアントニオ・ストラディヴァリウス晩年の名作で、弓は伝説の巨匠ウージェーヌ・イザイ遺愛の名弓だそうだ。気のせいか、枯れた音に聞こえた。
指揮の田代詞生(つぎお)さんの足を踏ん張って豪快にタクトを振る演奏に、朝飲んだ風邪薬による眠気にも勝って久しぶりの演奏会を楽しんだ。