前回「小石川後楽園へ(1)」に続く第2回。
北東の端に「藤田東湖の記念碑」がある。水戸藩士・藤田東湖は藩主斉昭の信任あつく、水戸上屋敷に居たが、安政大地震で藩邸が瓦解し、老母をかばって鴨居に下敷きになり、圧死した。藩邸のあった白山通りにこれをたたえた「藤田東湖護母致命」の碑があったが、のちに後楽園へ移設された。
北西は小高い丘になっていて、急な坂を上ると、八卦堂跡がある。
京都の愛宕山にちなんだ47段の愛宕坂。
上から見て、
下から見て。
ちなみに、上り下りはできません。急すぎて、しない方が良いし。
花菖蒲田の向こうに九八屋。
水面に映り、満月のような円月橋。当時のままといわれている。
淡いグラデーションが美しい紅葉。
大泉水の縁に立つ「一つ松」。
西側のエリア。京都嵐山の大堤川。
渡月橋の途中から、西湖の堤がのびる。
小石川後楽園を大きく一周して、楽しんだ。7万平米は広く、くたびれる。
おまけ。帰り道、都営大江戸線飯田橋駅C3。中央・城西職業能力開発センタの裏側になるのだが、何?