辻堂ゆめ(つじどう・ゆめ)
1992年生まれ。神奈川県藤沢市辻堂出身。
2歳で音読、4歳で黙読ができるようになり、休みの日に「どこに行きたい?」と聞かれ「図書館」と答えて父親をがっかりさせた。中学1年からアメリカで過ごし、高校2年で帰国。東京大学法学部を、総長賞を受賞し2015年に卒業。IT通信関係企業に就職。2018年、退職して専業作家になる。
大学在学中に書いた『夢のトビラは泉の中に』 (『いなくなった私へ』に改題)で第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、2015年デビュー。
2021年『十の輪をくぐる』で吉川英治文学新人賞候補
2022年『トリカゴ』で大藪春彦賞受賞 を受賞
他に『コーイチは、高く飛んだ』『あなたのいない記憶』『悪女の品格』、『僕と彼女の左手』『片想い探偵 追掛日菜子』(幻冬舎文庫)、『今、死ぬ夢を見ましたか』(宝島社文庫)、『お騒がせロボット営業部!』『君の想い出をください』『卒業タイムリミット』『ヒマワリ高校初恋部!(初恋部 恋はできぬが謎を解く)』『あの日の交換日記』『図書館B2捜査団 秘密の地下室』『図書館B2捜査団 人気占い師の闇』『またもや片想い探偵 追掛日菜子』(幻冬舎文庫)、『ようこそ来世喫茶店へ~永遠の恋とメモリーブレンド~』『二重らせんのスイッチ』『君といた日の続き』『答えは市役所3階に』『サクラサク、サクラチル』『山ぎわ少し明りて』『二人目の私が夜歩く』
2018年に会社の同期と結婚し、2児の母。