清水寺から、法然が開山した浄土宗総本山の知恩院へ行った。
まず驚かされるのは強大な三門。
三門前のサクラ
近づいても蕾がほとんど見えない満開状態。
御影堂などが居並ぶ高いところに登るのは、三門正面の急階段を登る男坂と、右にあるなだらかな女坂がある(男女差別?)。私は当然、意地でも男坂。
男坂を上からパチリ。一段の高さが私の長い脚でもようやっとで、半端じゃない。
御影堂、阿弥陀堂、方丈庭園、大鐘楼などが並ぶ大寺だ。
9年に及ぶ修理を2020年に終えた国宝、巨大な御影堂。
軒下から見上げると、大きく張り出した庇(ひさし)を支える多段構成の木組みが芸術品だ。
なぜか女坂を下ってきて、三門へ戻った。
どもこかしこもサクラ、サクラ、サクラと、サクラでなければ花でない状態。
おっと三門横に、ツバキがあった、もちろんサクラも。
知恩院から歩いてすぐの、「祇園さん」と親しまれている八坂神社へ。主祭神は素戔嗚尊(すさのをのみこと)だ。
国宝の本殿と手前に舞殿。
舞殿の向こうに南楼門。
八坂神社に隣接する桜の名所で知られる円山公園。ひょうたん池の向こうに穏やかな東山(多分)を望む。
シンボルツリーの通称「祇園の夜桜」。正式名は「一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)」。
初代の種子から育てた二代目だが、樹齢200年余に当たる。
ずらりと屋台が並び多くの人出。
次回は、「満開の京都(3) 金閣寺」、 前回は、「満開の京都(1) 近江神宮、清水寺」