hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

江国香織の略歴と既読本リスト

2024年12月16日 | 読書2

江國香織(えくに・かおり)

1964年東京生まれ。父はエッセイストの江國滋。小説家、児童文学作家、翻訳家、詩人。
目白学園女子短大卒。アテネ・フランセを経て、米国のデラウェア大学に留学。

1987年「草之丞の話」で小さな童話大賞
1989年「409ラドクリフ」でフェミナ賞受賞。
1992年「こうばしい日々」で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、「きらきらひかる」で紫式部文学賞
1999年「ぼくの小鳥ちゃん」で路傍の石文学賞
2002年「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」で山本周五郎賞
2004年「号泣する準備はできていた」で直木賞
2007年「がらくた」で島清(しませ)恋愛文学賞
2010年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞
2012年『犬とハモニカ』で川端康成文学賞
2015年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞 を受賞。

その他、『ウエハースの椅子』、『金平糖の降るところ』、『抱擁、あるいはライスには塩を』、『神様のボート』、『川のある街

共著『チーズと塩と豆と

訳書、トレヴェニアン著『パールストリートのクレイジー女たち

約25冊の長編小説、10冊のエッセイ本、12冊の短編集、12冊の絵本、4冊の詩集、約75冊の童話を翻訳

 

 

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江国香織『川のある街』を読む

2024年12月15日 | 読書2

 

江国香織著『川のある街』(2024年2月28日朝日新聞出版発行)を読んだ。

 

朝日新聞出版の内容紹介

はかなく移りゆく濃密な生の営み。

人生の三つの〈時間〉を川の流れる三つの〈場所〉から描く、
生きとし生けるものを温かく包みこむ慈愛の物語。

  * * *

ひとが暮らすところには、いつも川が流れている。

両親の離婚によって母親の実家近くに暮らしはじめた望子。そのマンションの部屋からは郊外を流れる大きな川が見える。父親との面会、新しくできた友達。望子の目に映る景色と彼女の成長を活写した「川のある街」。

河口近くの市街地を根城とするカラスたち、結婚相手の家族に会うため北陸の地方都市にやってきた麻美、出産を控える三人の妊婦……。閑散とした街に住まうひとびとの地縁と鳥たちの生態を同じ地平で描く「川のある街 Ⅱ」。

四十年以上も前に運河の張りめぐらされたヨーロッパの街に移住した芙美子。認知症が進行するなか鮮やかに思い出されるのは、今は亡き愛する希子との生活だ。水の都を舞台に、薄れ、霞み、消えゆく記憶のありようをとらえた「川のある街 Ⅲ」。

〈場所〉と〈時間〉と〈生〉を描いた三編を収録。

 

「川のある街」

両親の離婚によって母親・多々良和佳の実家近くに暮らしはじめた小3の望子(もちこ)。そのマンションの部屋からは郊外を流れる大きな川が見える。
父親(近藤さん)との面会。新しくできた友達・美津喜ちゃんとの幼い会話、大人たちの話から望子が感じる大人の思い。子供の目に映る世界の姿、その成長と変化。

 

「川のある街 Ⅱ」

河口近くの民家と田んぼとお地蔵さんばかりの市街地の話。街に住まう複数のカラスの生態、生活が具体的に描かれる。出産のため病室で一緒の3人の妊婦、安静が必要な魚住夏子、弟・晴彦の元カノを応援する菊村さつき、19歳の翔子。集団下校の赤松健吾は、夏子の娘・真凛を気遣いながら帰る。健吾は伯父のやっちゃんが大好きだ。結婚する晴彦の家族に会うため北陸の地方都市にやってきた麻美は街を迷いながらさまよう。
田舎の街に住む地縁でつながる人々と、複数のカラスたちの生態をわずかに絡ませて描く。

 

「川のある街 Ⅲ」

40年以上も前に運河の張りめぐらされたヨーロッパの街(オランダ)に移住した芙美子。認知症が進行するなかで鮮やかに思い出すのは亡き希子(のぞみこ)との愛の生活だ。芙美子は大学教師の職を捨て、若い事務員だった希子と日本を飛び出した勇気と決断の人だった。高齢で一人暮らしとなり、様子がおかしくなり、はるばるやってきた姪の澪(みお)が、父から頼まれて日本へ帰国を勧めようとするが……。
時の流れにより、無残に容姿は変わって、記憶は薄れて途切れ途切れになっていくが、積み重ねた愛は根こそぎ消されることはない。

 

 

初出:「小説トリッパ―」2021年秋季号、2022年夏季号、2023年秋季号

 

 

私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め、 最大は五つ星)

幼い女の子の視点、カラスの視点、認知症の人の視点と見事に書き分けている。繊細な心理の揺らぎを見事に描写。

 

時代に先立って、完全に自立し、女性同士で日本を飛び出したカッコ良い芙美子の、年取った姿が痛ましい。しかし、それでも自立し、戦おうとする姿に敬意を表したい。

 

江國さんは会話の描写が上手い。会話でその人の性格が浮き彫りになるし、子供の会話も自然で、かつ子供なりに考えていることを表現できている。カラスの独り言には感心するばかりだが、実際に的確なのかは不明。まあ小説なので、読む人にいかにもと思われれば成功なのだろう。

 

江國香織が何かに以下のようなことを書いていた。(2006年5月25日の私のブログより)

――――
最近の若い人がどんなことを話しているのか知るため、電車に乗って話している女子高校生の傍にじっと立って聞いていることがある。たまには男子もと、二人の男子高校生の傍で話を聞こうと立った。しかし、何もしゃべらない。数十分互いに何も話さずそのままで、下りてゆく間際に一人が、「腹減ったな」と言い、もう一人が「ウン」と言ったきりだった。
――――

 

江國香織の略歴と既読本リスト

 

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「Comme’N TOKYO」 の 「シュトレン 2024」を頂く

2024年12月14日 | 食べ物

 

Comme’N TOKYO」(コム・ン トウキョウ) の 「シュトレン 2024」を頂いた。

 

 「Comme」は「~のように」という意味で、Nは尊敬する西川シェフの頭文字。

「Comme'N TOKYO 」のシェフの大澤さんはパンの大会「モンディアル・デュ・パン(2019年)」で日本人初の総合優勝を果たした。

 

 

Comme’N TOKYO」の「シュトレン 2024」は、

バターをたっぷり染み込ませた生地に、ブルーベリー、レーズン、オレンジ、レモンなどのフルーツをたっぷりと使用。自然豊かな風味をお楽しみいただけます。

 

【シュトレンとは】
ドイツ発祥のクリスマスの定番スイーツです。
クリスマスまで家族と願いを込めながら毎日スライスして食べることで、願いが叶うという言い伝えがあります。
ドライフルーツの水分が徐々に生地になじんでおいしくなることで、「今日よりも明日」とクリスマスまでの時間をより楽しめる、素敵な伝統菓子です。

真ん中から薄くスライスして切り、お召し上がりください。(薄さは2~3mm or 4~5mm)

スライス後は乾かないよう断面を合わせてラップをし、冷蔵庫で保管。

 

これがそのシュトレン

 

切り方の説明図

図では厚さ2~3㎜に切るとあるが、ホームページでは、4~5㎜に切るとある。まあ、お好きにということ。

 

 

まず真ん中から切って、

 

3㎜幅と5㎜に切ってみた。

 

ともかく美味しい。濃厚で、種々のドライフルーツの味が混じり合う。少々アルコールの香りがする。甘いので4㎜幅位が良いかもしれない。

 

切り口をきっちり合わせて、ビニールでくるんでから両端を絞って、冷蔵庫に入れた。

写真は底面に垂直に切らなかったため、間に隙間ができてしまった、意図的な?、失敗例。

 

 

毎日楽しみに少しずつ味わって食べることにしよう。

 

 

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吉祥寺の東急百貨店屋上へ

2024年12月14日 | 日記

 

百貨店の屋上といえば、子供の頃はゴーカートなど、大人になってからもビアガーデンなど楽園だった。

相方の買い物の合間に、覗いてみた。

 

「太陽の広場」という名前がついていて、「富士山ビューテラス」、「吉祥寺観音」などがある。

下の写真のけっこう広い人口芝の広場は幼い子供たちが駆け回るには最適だ。ベビーカーで来た母子がかけっこをしていた。芝生の左側にも弾力ある床になっていて、転んでも痛くない。

 

「富士山ビューテラス」からは富士山がバッチリ。

 

吉祥寺の街並みの向こうに丹沢山系があり、その上に富士山が。

 

誰にもお参りされることがないだろう「吉祥寺観音」。

 

エレベータを降りた所には、ガチャ風の自販機

 

コーヒー、飲み物、アイス、袋菓子の自販機

 

これだけと言えば、それまでだが、気候が良い季節には外で飲食するのもいいんじゃない!

 

 

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12月10日夕方の井の頭公園

2024年12月13日 | 散歩

 

三角広場の北側通路、伸び放題のサザンカ

 

公園を見下ろすマンションの庭のイチョウ

 

井の頭線のガード。電車を待ちきれずパチリ

 

ひょうたん池の端から

 

紅葉の裏から

 

黄葉、紅葉、緑

 

背景は黄葉のハンノキ

 

弁天橋から見た、頭から鼻、くちばしまで白いバン。身体は白いのと、黒いのがいる。

 

ただの(失礼!)カモ

 

七井橋の南に続く狛江橋が見える

 

七井橋から池の東側を見る。ライトの映り込みが6本ほど

 

橋のたもとの大きな木も黄葉から紅葉へ

 

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本田東公園から吉祥寺東緑地へ

2024年12月12日 | 散歩

 

西荻窪駅の南側の中央線に沿う「Souan Street」(ローカルな名称)を西へ、スーパー「オオゼキ」を過ぎて突き当りを北へ曲がり中央線のガードをくぐると、「武蔵野市立本田東公園」に出る。 ここに、ムーバス吉祥寺東循環(吉祥寺駅前から)「本田東公園東」のバス停がある。

この公園は小さな子どもがいろいろ遊べる公園だ

 

「開村百年記念」の時計台。開村って?

 

裏を見ると、「旧吉祥寺村」とあった。

 

赤い小さな実が鈴なりの「クロガネモチ」(by Google Lens)が2本並んでいる。

株は雌雄異株で、雌株にできる雌花の後には球形の果実ができ、11~12月になると赤く熟す。直径5~8ミリほどだが多数が集まって実る。

   

 

近づいて見る。鈴なりだ。

 

北側の「本宿小通り」を西へ行き、「吉祥女子中学・高等学校」を通り過ぎて、「松籟公園」を右に曲がり「稲荷通り」を北へ行く。

遠くに大きな木が見える。

 

近づくとなお大きく見える。

 

ここが「吉祥寺東緑地」だ。確かに緑豊かだが、思ったほどの大きさはなく、だから「公園」ではなく「緑地」という名称なのだろうか? 全体を映すために縮小撮影したのでゆがんでいる。

大きな木なのだが、まだ「大木」ではないらしい。

 

奥の方にわずかながら芝生の広場でなく、空き地があった。

 

「スーパートレニア・カタリーナ 」(以下、by Google Lens)。花壇や地植えであれば雑草も生えてこないほどの驚きの生育力。透き通った優しい色の花が、春から晩秋まで株を覆うように咲き続ける。

 

「バーベナ・リギダ」。初夏~秋にかけて長く開花する。花茎を立ち上げ、先端に手毬状の集合花を咲かせる。

 

「ノコンギク(野紺菊)」。伊藤佐千夫の小説『野菊の墓』の野菊だという説がある

 

「アメジストセージ」。花に見えるベルベットのような肌触りの部分はガクで、花はガクから突き出すように咲き、色は白や紫、ピンクなどがある。大変丈夫で植えっぱなしで年々大株になる。

 

「トレニア」?

 

「キンカン(金柑)」?

 

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東野圭吾『クスノキの女神』

2024年12月11日 | 読書2

 

東野圭吾著『クスノキの女神』(2024年6月5日実業之日本社発行)を読んだ。

 

実業之日本社の紹介

少女と少年には秘密があった——。
不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。
累計100万部突破! 待望のシリーズ第2弾!

神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。
一方、認知症カフェで玲斗が出会った記憶障害のある少年・元哉は、佑紀奈の詩集を見てインスピレーションを感じる。
玲斗が二人を出会わせたところ瞬く間に意気投合し、思いがけないプランが立ち上がる。
不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。
待望のシリーズ第二弾!

 

第一弾の『クスノキの番人

本編と同じ主人公・直井玲人(れいと)は、20代前半で、犯罪を犯してしまった。その彼の前に、突然現れた日本を代表する企業・柳澤グループの最高顧問で、70代の柳澤千舟(ちふね)は「あなたの亡き母親の、歳の離れた姉です」と名乗り、「神社の木の番人」という職業に就くことになり、その後「クスノキ」の謎が次々と描かれていった。

クスノキの祈念には予念と受念がある。予念は、自分が伝えたいことを念じると、その念がクスノキに刻み込まれる。それを受取るのが受念だ。

 

 

本書では、参拝客はほぼ無く、お守りやお札も売っていないこの月郷(つきさと)神社の管理人・玲斗の前に、「神社に詩集を置いてほしい」と女子高校生が弟と妹を連れて現れるところから話が始まる。

玲斗は断ろうとするが、美少女・早川佑紀奈に頭を下げられ承知してしまう。

 

約一か月後、町で地元の実業家・森部が頭を殴られ、100万円が奪われる事件が起こる。金を払わず詩集を持ち逃げした中年の久米田康作が、監視カメラに写っていたとして警察に呼ばれた。

そんな折、MCI(軽度認知障害)を患っている千舟の付き添いで訪れた認知症カフェで、玲斗は眠るとその日の記憶を失くしてしまう中学2年の針生(はにゅう)元哉と出会う。彼には優れた絵の才能があり、月郷神社にある佑紀奈の詩集にインスピレーションを受け、文才のある佑紀奈と絵本を作ろうということになる。

 

 

本書は以下の作品をもとに加筆し、長編としてまとめたもの。

「おーい、クスノキ」前後編 THE FORWARD Vol.1,2

「今日の僕から明日の僕へ」第1回~第四回 THE FORWARD Vol.3~6

 

 

私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め、 最大は五つ星)

 

いつも理詰めで、冷静な文体の、単純理工系と思える東野さんだが、この作品では心温まる話をどんどん出してきて、「大丈夫? 東野さん」と思ってしまう。もっとも、出す本、出す本ヒットしているのに、常に何らかの新しい試みに挑戦してきた東野さんなので、驚きはしなかったが。

 

心の揺らぎを描こうと丁寧に書かれているので、いつものスピード感がないが、わかりやすい文章なのでスイスイ読める。

 

大した話じゃないが、表紙の絵がゴタゴタしていて、美しいと思えず、訴えるものもない。

また、どうでもいいけど、意外や意外、東野さん、スターウォーズ詳しい!

 

 

東野圭吾の略歴と既読本リスト

 

 

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吉祥寺アトレのタカノフルーツパーラーでランチ

2024年12月10日 | 食べ物

 

「吉祥寺アトレ」の案内カウンターがある「はなびの広場」の奥に10月23日に開店した「タカノフルーツパーラー」でランチした。

 

店内は広々として、というか両側のテーブルの間が大きく空いていて、「まだテーブルが揃わなかったのかな」と思ったりして。

 

私の注文は「フルーツワッフル」(¥1,760)

メニューには「ふんわり軽い触感のワッフルにはブルーベリージャムとバター、シロップを合わせてお召し上がりいただけます。バニラアイス&シャーベットとフルーツを飾ったグラスデザートとご一緒にお楽しみください。」とある。

確かに、ワッフルは柔らかく、ミカン、西洋梨、キューイ、スイカ、バナナ、メロン、ブドウ、パイナップル、オレンジと、バニラアイス、シャーベットと底にゼリーは十分楽しめた。

 

 

相方は「ハーフ クラブハウスサンドウィッチ」(¥1,830)

と、

ミカン、ブドウ、キューイ、スイカ、パイナップル、ソフトクリーム、ゼリーのグラスデザート。

 

コーヒーと紅茶付。

 

美味しいし、品の良い店だが、人通りが多いわりに、入れ替わりが早い場所なので、頑張って欲しいと余計なことを思った。

 

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12月(1)の花

2024年12月09日 | リタイヤ生活

 

12月の2日に届いた花

バラ」、菊のような「マトリカリア」、薄紫の「スターチス」と、大きな葉っぱの「コーディライン」。

 

バラは4本の深紅と4本のピンク。

 

「スターチス」の仲間で、1・2年草として扱われるシヌアツム種(ハナハマサジ)は、ピンク、白、青などカラフルな萼(がく)が美しく、日もちもよいため切り花やドライフラワーとして人気がある。

私も「スターチス」をドライフラワーにしたことがある。

 

 

菊のような「マトリカリア」

「マトリカリア」は、マトリカリア属全体を指す言葉だが、日本では「ナツシロギク(夏白菊)」の事をマトリカリアと呼んでいる。

 

 

大きな葉の「コーディライン」

和名はセンネンボク属。園芸上は「ドラセナ」ということがある。流通名で「コルジリネ」ともいう。

 

 

2日後、はやくもバラは盛りを過ぎ、あやうい雰囲気。

 

「スターチス」はピンクのがくの中に白い小さな花が咲き始めた。

 

「スターチス」の茎は角張り、翼があって葉のように見える。

 

7日後、生き残ったのは、ドライフラワーにできる「スターチス」は当然として、あとは「マトリカリア」のみ。

王様の「バラ」は、「花の命は短くて」と華やかな短い命を終えました。スターチスの白い花も、チラ、チラと見えるだけになりました。

 

 

失礼、ピンクのバラが一輪だけ、生き残っていました。なお、黄色いカーネーションは何と3週間前に届いた花です。

 

 

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紅葉の井の頭公園へ

2024年12月08日 | 散歩

 

三鷹台駅から神田川沿いに井の頭公園へ。

 

散歩道沿いの柵の上の雀が襟巻? マフラー? ネックウォーマー?

 

サザンカ、タチカンツバキ、カンツバキ?

12月5日のNHK天気予報で、渕岡さんが「ツバキは花ごと落ち、サザンカは花びらが落ちる。サザンカの葉はツバキよりトゲトゲが鋭い。」と言っていたと記憶している。

 

 

三角広場の近くの神田川。堰(せき)が2段作ってある。

 

「おお、白い鳥が!」と駆けつけて、

 

パチリ。「シラサギ(白鷺)」

 

これぞ「サザンカ(山茶花)」

 

紅葉というより黄葉?

 

七井橋のたもとの大木が見事に紅葉

 

橋から東側はわずかに紅葉

 

西側の北に紅葉。というか目立つように撮っただけ。

 

しかたないので、道すがらの紅葉をご覧あれ。

 

道路脇に旬の鉢植えを飾ってくれるお宅に感謝! 雨のしずくが残るポインセチア

 

ピンクのサザンカ

 

「ナンテン(南天)」。こんなに大きな実が成るんだっけ?

 

 

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「ウッドストック」でランチし、チーズケーキ屋「ソラシナ」へ

2024年12月07日 | 日記

 

西荻窪駅の南側、中央線に沿う道を西へ、スーパー「オオゼキ」を過ぎて突き当りを北へ曲がり中央線のガードをくぐると、「武蔵野市立本田東公園」に出る。

その北側の「本宿小通り」を西へ行くと、すぐ「吉祥女子中学・高等学校」がある。

 

昔は「きっちょう」と言っていて、けしてレベルが高い学校ではなかったが、いつの間にか有数の進学校になって「きちじょう」と言うようになっていた。

 

「本宿小通り」の北側に不気味なほどツタで覆われたマンション?を見つけた。

 

すぐに「松籟公園」へ着く。

11月27日の写真

 

公園は紅葉の真っ盛り。

大きなイチョウの木

 

モミジとイチョウの競い合い

 

逆光で撮ると、透過光がモミジを突き抜けて明るく美しい。

 

順光で撮ってみたが、モミジの葉がしらっちゃけて美しくない。

 

公園の北に隣接するカフェ「ウッドストック」に入る。公園の脇の小道を通っても入れるが、正規には下の写真の「ウッドストック」の看板の所(稲荷通り)から入る。

 

入口はここ。11月27日の写真

 

私は30種類のスパイスと野菜の水分だけで作った「オリジナルカレー(サラダ、コーヒー付き)」¥1,500

オーナー(ママ)から「辛いですよ」と言われたが、少々辛目といったところ。

「極旨でした」と言ったところ、「30年前に色々工夫して作ったんですよ」との事。

 

相方は、「自家製シフォンケーキ(フルーツ付)セット(ホットorアイスコーヒー)」¥800

 

二人共コーヒー付き。

 

満足してプラプラと西荻窪駅への帰り道、「オオゼキ」前を12時前に通ると、行列が。

チーズケーキ屋 ソラシナ」だった。

 

店主曰く「大人の味」

当面は持ち帰りのみ。open 12:00−(売り切れ次第終了)。

週2日営業で、12月は、3,6,9,14,17,21,24,27日

 

私は「カプチーノ・バスク」¥530

 

相方は「エスプレッソ・マロン」¥650

 

これまた上品なお味。

 

斜め向かいのケーキ屋「シャトレーゼ」も安いわりに美味しいのだが、年寄りは少しで美味しいがいいね!

 

今、西荻がイケてる(古っ)!!

 

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三鷹台駅から井の頭公園へ

2024年12月06日 | 散歩

 

左が井の頭線の「三鷹台駅」。電車は「井の頭公園駅」を経て「吉祥寺駅」へ。

 

三鷹台駅から、下の写真の神田川沿いの道を井の頭公園へ

 

ハナミズキの小さな赤い実

 

ムラサキシキブ(紫式部)

 

こちらは、ムラサキゴテン(紫御殿)

 

「カラスウリ」を見つけた

 

コサギとカモ

 

三角広場沿いの神田川で「カワセミ」を見つけて、慌てて撮ったがこれが限界。

 

小さくて余りに地味な花なので、私だけでも注目してあげようと、パチリ。「ナワシログミ」

 

幼子がズラズラ。そんな大きなバックパック、中には何が入っているのかな?

 

ひょうたん池の「マガモ」。夫婦かな?

 

スパッとカットされて、大丈夫なの

 

紅葉し始めだ

 

この写真では全くわからないが、黒く、鼻だけが白い「バン」が、ようやくやって来た。

 

ハンノキの上は、「カラス」も手を出せずに「カワウ」?の巣になっている

 

枯れ切ってまさに老桜

 

西園の入口。これぞ武蔵野

 

アメリカザリガニを罠で駆除しよう

 

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11月(5)の散歩

2024年12月05日 | 散歩

 

中南米原産の「シコンノボタン(紫紺野牡丹)」。紫色の大輪の花が美しく、葉先が尖り、はっきりした5本の葉脈が縦に入る。

 

こんもり刈り込まれた「サザンカ(山茶花)」

 

東急吉祥寺店のクリスマスツリー

 

アパートの階段を登る「ピラカンサ」

 

「ピラカンサ」の大木。実が重たそう。

 

ブンタン(文旦)の仲間の「シシユズ(獅子柚子)」、別名「鬼柚子」

 

ミカン、夏ミカン、甘夏のいずれか?

 

「カリン(花梨)」は、生では食べられず、シロップ漬けやジャム、果実酒などとして利用される。

 

ひときわ目立つ、ただ一本で天を目指す大木

 

この写真より、もっともっと覆いかぶさるように感じたのだが。

 

しっかり手入れされた木。

 

刈り込みに手がかかりそう

 

「トクサ(砥草、木賊)」。表面が硬化していて、砥石のように茎でものを研ぐことができることから、砥草と呼ばれる。

 

ふと視線を感じて見上げたら、フクロウ(梟)だった

 

 

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「本むら庵 荻窪本店」でランチ

2024年12月04日 | 食べ物

 

本むら庵 荻窪本店」にご到着。11時10分前で二人目に並ぶ。

 

なかなかの店構え

 

入口脇に金物でできた「犬矢来」があった。

京都などにある軒下にある柵、犬の放尿よけで、「犬矢来」と言う。泥や、砂利はねから外壁を守り、道路との境界を示す物でもある。「矢来」は竹・木をあらく組んだ、仮の囲いのこと。

 

入って左のガラス越しで蕎麦を打っていた。

 

 

中島信一氏監修を謳う和風庭園がこれ

 

店内もきれいに整えられている。

 

平山邦夫風の絵も

 

私が注文したのは、「鴨汁そばがき」\1,600。「本当に、これだけでいいんですか?」と再三尋ねられた。

お腹が減っていなかったので、酒のつまみだと思っていたが、頑固にこれだけ頼んだ。実は、そばがきがもう少し大きいと思っていたのだった。

 

相方は「天ざるそば」¥2,300

相方のお流れをいただいて、丁度よかった。

 

 

次回はこれにしたいと、思うだけ。

 

 

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11月(4)の散歩-西荻窪駅北口から東へ

2024年12月03日 | 散歩

 

10月31日(旧聞で申し訳なし)10:30、西荻窪駅北口から線路沿いを荻窪方面へ、蕎麦屋「本むら庵 荻窪本店」へ向かう。確か3回目だと思うが、昔は歩いたのに、最近は車で行ったりして、道が不確かだ。

 

ハロウィーン当日とあって、行き交う保育園児は皆、仮装姿。変質おじいさんと見破られないように、遠くなってからパチリ。

お母さんだか、保母さんだか、手間暇、ご苦労様です。

 

 

なぜかこの辺り大木が多い。

 

「保護樹木 杉並区 シラカシ」とある。なぜか透明なビニール?を巻き付けてある。

 

こちらにも大木が。「シラカシ」との御判定(by Google Lens)

 

レモン、スモモ、ミカンなどと御判定。要するに柑橘系。

 

これが他の方のブログに登場していた「マユハケオモト(眉刷毛万年青)」だ!

刷毛のようなフサフサの花で眉毛(まゆげ)を整えたらと誰かが考えたのだろう。

 

「葉人参」

変な物に手を出さないようにと相方の目が光ったので、買えませんでした。

 

 

目的地の「本むら庵」にあと100mと近づくと、「置田橋」がある。右を走るのが中央線で、

 

「善福寺川」の上流を眺めると、

 

サギ科?

カモ

 

無事到着した蕎麦屋「本むら庵 荻窪本店」については明日UP

 

 

帰りがけカフェ「ドトール」で一服してから、ブラブラ帰り道に、

 

何やら警察と消防が大勢集まっている。関心ないようなふりをして通り過ぎながらパチリ。

このあと、窓を割って、警察の人が頭から飛び込んでいった。じっと見ていると捕まりそうな気がして?退散したので何事かは不明。

 

 

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