先日、第19期大山名人杯倉敷藤花戦の、トーナメント組み合わせが発表された。
私は前期、LPSA所属の現役女流棋士を対象に、「勝手にマッカラン勝負」を敢行した。ルールは簡単。LPSA女流棋士が、倉敷藤花戦で私の出した条件をクリアしたら、サントリーウイスキー「ザ・マッカラン」を進呈する、というものだった。
その条件とは、中井広恵女流六段と石橋幸緒女流四段は「挑戦権獲得」、それ以外の女流棋士は「ベスト4」だった。
注目の結果は、中井女流六段はベスト4、石橋女流四段はベスト16、ほかの女流棋士は良くてベスト32止まりで、私は幸いマッカランを進呈せずに終わった。ちなみに「ほかの女流棋士」には、途中から「ベスト16でもマッカラン」と大甘な条件に変更したのだが、それでも該当者は出なかった。
その「勝手にマッカラン勝負」を、今期もやろうと思うわけである。基本的なルールは同じだが、前期は参加女流棋士の成績がさんざんだったので、今期は最初から条件を甘くした。
すなわち、中井女流六段と石橋女流四段は「ベスト4」、それ以外の女流棋士は「ベスト16」でマッカランを進呈する。これは出血大サービスである。
そこでトーナメント表に目をやると、右上の山に、LPSA女流棋士が多く集まっている。中井、石橋両女流もここだ。ふたりが勝ち進めば、ベスト4進出を賭けて激突することになる。そうなったら私はアウトだ。どちらが負けても、マッカランを進呈しなければならない。
したがってこの山では、両者との対戦があるかもしれない矢内理絵子女流四段が、キーパーソンとなる。まさかやうたんに私の命運を握られるとは思わなかったが、とにかく今期は、やうたんに頑張ってもらうしかない。
左上の山では、船戸陽子女流二段と中倉宏美女流二段の対戦が組まれている。こちらはファンランキング上位同士の激突であり、女流名人位戦に続いての再戦となる。これは個人的に見逃せない一戦だ。観戦させろ! と吠えたいところである。
今期は引退女流棋士にもチャンスを設ける。どの女流棋士が条件をクリアするか、ひとりだけBetしていただく。もし当たれば、指名された女流棋士に加え、予想女流棋士にもマッカランを進呈する。その場合、私は泣きっ面にハチ状態となるわけだ。
Betの方法は、私が芝浦サロンに訪れたときに直接伝えるか、このエントリのコメント欄に、「予想します。」と書き、名前欄に自分の実名をフルネームで書いていただく。ハンドルネームは不可。また、どちらも伝言は認めない。必ず本人が私に伝えるか、記入すること。〆切は、LPSA女流棋士が登場する「3月23日午前10時まで」とする。
いうまでもないが、現役女流棋士は、自分自身にBetしなければならない。
「私は中井さんに賭ける!」
はダメである。自分が勝ち抜かなければならない。
…とここまで書いて、まさかいないとは思うが、女流棋士会で「私も参戦したい!」という女流棋士がいれば、それも認めよう。
ただし女流棋士会所属の女流棋士は、LPSA所属の女流棋士より強いので、若干ハードルを上げる。すなわち、タイトルホルダーの甲斐智美女王・女流王位は「挑戦者決定戦進出」、前期挑戦者の岩根忍女流二段、実績抜群の清水市代女流六段、進境著しい上田初美女流二段は「ベスト4」、それ以外の女流棋士は「ベスト8」とする。
参戦したい女流棋士は、このコメント欄に「エントリします。」と書き、やはりフルネームを記入してほしい。引退女流棋士は、「予想します。」と書き、Betしたい女流棋士を1名だけ記入してほしい。〆切は、女流棋士会の女流棋士が最初に対局する14日の午前10時まで…と言いたいところだが、LPSAと同じく「23日の午前10時まで」とする。
ただしコメントしたあとで、その女流棋士が日本将棋連盟理事会から査問委員会にかけられても、私は一切関知しない。よって、コメントはくれぐれも慎重に願いたい。
この「第2回 勝手にマッカラン勝負」、以前中井女流六段に非公式で話したら、悪趣味だと非難するどころか、「もし勝ったらマッカラン以外のシナモノでもいいの?」と聞き返された。答えは「イエス」である。これは各女流棋士が条件をクリアしたとき、個別に希望を受ける。
ただし入浴剤1年分とか、蚊取り線香1年分とか、生活臭のするものはダメである。図書カード1万円分とか、金券の類もノー。常識的な値段の、嗜好品に限らせていただく。
倉敷藤花戦の予選は9月まで。皆さんベスト4とか16とか言わず、挑戦権を目指して、悔いのない戦いをしてください。
私は前期、LPSA所属の現役女流棋士を対象に、「勝手にマッカラン勝負」を敢行した。ルールは簡単。LPSA女流棋士が、倉敷藤花戦で私の出した条件をクリアしたら、サントリーウイスキー「ザ・マッカラン」を進呈する、というものだった。
その条件とは、中井広恵女流六段と石橋幸緒女流四段は「挑戦権獲得」、それ以外の女流棋士は「ベスト4」だった。
注目の結果は、中井女流六段はベスト4、石橋女流四段はベスト16、ほかの女流棋士は良くてベスト32止まりで、私は幸いマッカランを進呈せずに終わった。ちなみに「ほかの女流棋士」には、途中から「ベスト16でもマッカラン」と大甘な条件に変更したのだが、それでも該当者は出なかった。
その「勝手にマッカラン勝負」を、今期もやろうと思うわけである。基本的なルールは同じだが、前期は参加女流棋士の成績がさんざんだったので、今期は最初から条件を甘くした。
すなわち、中井女流六段と石橋女流四段は「ベスト4」、それ以外の女流棋士は「ベスト16」でマッカランを進呈する。これは出血大サービスである。
そこでトーナメント表に目をやると、右上の山に、LPSA女流棋士が多く集まっている。中井、石橋両女流もここだ。ふたりが勝ち進めば、ベスト4進出を賭けて激突することになる。そうなったら私はアウトだ。どちらが負けても、マッカランを進呈しなければならない。
したがってこの山では、両者との対戦があるかもしれない矢内理絵子女流四段が、キーパーソンとなる。まさかやうたんに私の命運を握られるとは思わなかったが、とにかく今期は、やうたんに頑張ってもらうしかない。
左上の山では、船戸陽子女流二段と中倉宏美女流二段の対戦が組まれている。こちらはファンランキング上位同士の激突であり、女流名人位戦に続いての再戦となる。これは個人的に見逃せない一戦だ。観戦させろ! と吠えたいところである。
今期は引退女流棋士にもチャンスを設ける。どの女流棋士が条件をクリアするか、ひとりだけBetしていただく。もし当たれば、指名された女流棋士に加え、予想女流棋士にもマッカランを進呈する。その場合、私は泣きっ面にハチ状態となるわけだ。
Betの方法は、私が芝浦サロンに訪れたときに直接伝えるか、このエントリのコメント欄に、「予想します。」と書き、名前欄に自分の実名をフルネームで書いていただく。ハンドルネームは不可。また、どちらも伝言は認めない。必ず本人が私に伝えるか、記入すること。〆切は、LPSA女流棋士が登場する「3月23日午前10時まで」とする。
いうまでもないが、現役女流棋士は、自分自身にBetしなければならない。
「私は中井さんに賭ける!」
はダメである。自分が勝ち抜かなければならない。
…とここまで書いて、まさかいないとは思うが、女流棋士会で「私も参戦したい!」という女流棋士がいれば、それも認めよう。
ただし女流棋士会所属の女流棋士は、LPSA所属の女流棋士より強いので、若干ハードルを上げる。すなわち、タイトルホルダーの甲斐智美女王・女流王位は「挑戦者決定戦進出」、前期挑戦者の岩根忍女流二段、実績抜群の清水市代女流六段、進境著しい上田初美女流二段は「ベスト4」、それ以外の女流棋士は「ベスト8」とする。
参戦したい女流棋士は、このコメント欄に「エントリします。」と書き、やはりフルネームを記入してほしい。引退女流棋士は、「予想します。」と書き、Betしたい女流棋士を1名だけ記入してほしい。〆切は、女流棋士会の女流棋士が最初に対局する14日の午前10時まで…と言いたいところだが、LPSAと同じく「23日の午前10時まで」とする。
ただしコメントしたあとで、その女流棋士が日本将棋連盟理事会から査問委員会にかけられても、私は一切関知しない。よって、コメントはくれぐれも慎重に願いたい。
この「第2回 勝手にマッカラン勝負」、以前中井女流六段に非公式で話したら、悪趣味だと非難するどころか、「もし勝ったらマッカラン以外のシナモノでもいいの?」と聞き返された。答えは「イエス」である。これは各女流棋士が条件をクリアしたとき、個別に希望を受ける。
ただし入浴剤1年分とか、蚊取り線香1年分とか、生活臭のするものはダメである。図書カード1万円分とか、金券の類もノー。常識的な値段の、嗜好品に限らせていただく。
倉敷藤花戦の予選は9月まで。皆さんベスト4とか16とか言わず、挑戦権を目指して、悔いのない戦いをしてください。