80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

181系あずさの時代

2010-01-10 03:36:59 | 中央東線方面
実家へ立ち寄った折、昔の写真をあさっていたら181系時代の特急あずさ号の写真が出てきました。夏休みに信州蓼科から松本方面へ家族旅行した時の父のスナップです。撮影は昭和46、7年ではないかと思います。

1枚目は発車していくあずさの後ろ姿。手を振っている半ズボンの少年は私とは関係ありません(^^;
右端に2番線の表示があるので、恐らく茅野駅1番線から撮影したものではないかと思います。


次は、踏切で停車中のバスの窓越しに見るあずさです。ちなみに電車を見ている後ろ姿は私です。この頃からバスの前ドア後方は特等席だったようで...(^^;
場所が不明ですが、単線なので上諏訪から塩尻の間のようです。


最後は同列車が通過したあとの後ろ姿です。架線柱の間に鉄道通信線、通称「ハエタタキ」が見えます。懐かしいですね。


撮影時期を昭和48年以前と推測する理由は編成の特徴です。
181系あずさは昭和48年10月改正で食堂車が抜け、新宿向きクハが原則クハ180(連結器カバーなし)となりましが、1枚目の写真は連結器カバーがついているのでクハ181です。もっとも記録(※)によるとクハ181がつながることもあったらしいのでこれだけでは確証が持てません。
もっと決定的なのはパンタグラフの位置です。2枚目、3枚目ともクハの次にパンタ付き車両がつながっているのがわかります。これは、サシを境にM、M'ユニットが背中合わせに組成されていた時代を示す特徴です。

さらに付け加えるならば写っている「私」はどうみても小学生(^^;
昭和49年夏だともう中学に上がっているので、そのあたりからも昭和46、7年じゃないかと思う次第で...

なお、3枚目の写真では窓の並び具合から、後ろから2、3両目はモロではなくモハユニットのようです。モロユニットは松本寄りに連結されていましたので、下り列車を撮った写真と推定できます。

記憶って曖昧ですね。

※印出典:ARC編成室(赤城れいるかんぱにい様)
コメント
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