80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

面影橋のおもかげは

2010-01-22 23:01:41 | ひらき
今日は所用で高田馬場、早稲田方面へ行きました。早稲田といえばアレですよねー(^^;
ということで時間を工面して都電荒川線のプチ取材と、ついでに池袋のMODELS IMONで7000形の下回りパーツを調達してきました。

クルマやJRの車窓から見たりすることはあっても実際に乗るのはホントに久しぶり。車両はずいぶんと近代化されてきたものの、まだまだ7000、7500形の天下で、釣り掛けの唸りを響かせていました。

「都電のひらき」でご覧頂いた面影橋付近の変貌が気になって定点撮影を試みました。
木造モルタル住宅や商店だった沿道は大きなマンションやビルに建て替わり、道路整備によって道路の交通量も格段に増え、軒先をかすめて併用軌道をゴロゴロと走っていた頃の面影はまったくありません。唯一の手がかりは7000形の背後に建つ大きなマンション。これはさすがに建て替わっていないだろうと思い探すと...
(1980年3月)

ほら、ありましたよ!各階の外通路の真ん中あたりに目隠しがある特徴的な白いマンション。間違いないですね。隣の印刷所と木造住宅はマンションに建て替わりましたが、1階に扉のある左端のビルはそのままのようです。専用軌道化されたうえに交通量も多く、もはや当時のアングルで撮ることはできませんでした。ちなみにレトロ調車両は昨年デビューの9000形青色バージョン9002号車。
(2010年1月)


ついでに荒川車庫の変貌も見てみましょう。
三角屋根の電車庫は...
(1978年)

近代的な建屋に衣替えしていました。ネット状に張られた架線もトラスビームでシャキッとまとめられています。右端に写る鋼管製の架線柱は当時のままのようです。



おまけは2005年に1両だけ旧塗装に復元された7022号車です。当時を髣髴させるものがありますが、クーラー&シングルアームパンタの屋根上は言うに及ばず床下機器レイアウトも変更されているようで、残念ながら模型資料としてはあまり参考になりませんでした(^^;



7000形のモデルの進捗については改めて投稿します。
コメント (6)
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都電の誘惑3

2010-01-22 03:48:04 | ひらき
都電7000形更新車の状況です。
屋根の曲げと四隅の絞り部分の折り目をつけました。後者は三角定規を駆使してあれこれ曲げてみたものの、やはりシャープなラインが出ません。サフェーサー+研磨でそれらしく仕上げていくしかなさそうです。


前面は一段凹んだフロントガラスまわりと下半分を分けて作ることにし、車体幅と絞り角を固定するための“床板”と前面下部とをL型に貼り合わせたこんなパーツを作ってみました。前面下部は2枚重ねで、中央に薄板を挟むことによって僅かな膨らみをもたせています。ヘッドライトとテールライトは針で下穴だけ開けてあり、組み立ての最終段階でライトケースの太さまでドリルで拡大する予定です。


車体にはこんな感じで接着します。一段窪んだフロントウインドウまわりとオデコ部分はちょっと面倒ですが、だいたいの構造イメージは固まったので何とかなると思います。



ボディと並行して、そろそろ下回りの心配もしなければいけません。
路面系は初めてなのでまずはネットで情報収集...
だいたい次のようなラインナップで行くことにしました。

台車:FS80で代用(だるまや)
ギヤ:φ8.2mm車輪つきF-4ギヤ(2軸)(フクシマ)
   ※他にギヤなし車輪×2軸(フクシマ)
モーター:小型両軸モーター(フクシマ)
枕梁:路面用乗り越しボルスター(フクシマ)

うーん、結構な出費だな...
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