80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

はるばる九州リポート(前篇)

2010-03-02 01:19:51 | 九州・山陽方面
所用で今夜は福岡は天神に投宿しています。
西鉄その他の話題を旅先からお届けします。

羽田早朝1番のANA機で福岡入り。まず用務先の太宰府へ向かいますが、面白がってYAHOO!知恵袋で仕入れた「路線バスで雑餉隈(ざっしょのくま)へ出て西鉄電車に乗り継ぐと天神回りより安くて速い」という情報を試してみました。

「43番雑餉隈営業所行」のバス乗り場は空港ターミナル正面ではなく、なんと道路を渡った反対側。運よく5分待ちくらいでフツーの路線バスに乗車。ときおり横殴りの雨が吹きつける中を淡々と走ることおよそ30分、「雑餉隈駅入口」に着きました。
「入口」というだけあって、駅までは300mくらい歩いたでしょうか。武田鉄也の地元・雑餉隈駅到着です。これもフツーの橋上駅ですな。



タイミング良く太宰府行直通がやってきました。左右非対称の“西鉄顔”をもつ最大勢力5000形です。



太宰府での用事を終え、二日市へ戻ってしばし電車ウォッチング。
新鋭3000形はすぐ捕まえることができました。名鉄1600系にも似る顔つきですね。



西鉄のフラッグシップ8000系特急車6連もやってきました。運転席後方の側窓が大きい!



5000系列は頻繁に来るので、少しモデラー的視点で見てみました。
乗務員扉がかなり後方にあって、通勤型電車にしては奥行きのある運転室です。せっかくパノラミックウィンドウになっているのに横を向くと壁ですね(笑)余分な視界がない方が疲れないという人間工学的配慮でしょうか?



丸切妻ともいうべき独特のおでこ。イモ付けでこのエッジラインを出すのは、かなりの試行錯誤がいるゾ・・・



ダイレクトマウント台車。う~んDT32で代用かな?



連結器がずいぶん下にありますね。しかも小さくて軽便の朝顔形カプラーみたい(笑)



さて、なんだかんだで30分ほど撮影したのち、天神ではなく大牟田行き特急に乗りました。
以前「九州へ行ったらついでに新日鉄専用線(くろがね線)や山口の宇部興産専用道を見て来よう」などと書いたものの、結局、あるモノを見に熊本へ向かうことにしたのです。
いい大人が特急車8000系のかぶりつきシートを独占です(笑)
久留米以南は単線区間が多くあります。大手民鉄のメインラインにこれだけの単線区間があるとは驚きです。単線でもMAX110km/hを出します。京急より迫力あるかも。また雨が強くなってきた。



大牟田でJRに乗り換えます。やや?駅のはずれに怪しげなDE10が・・・
後方のコンテナレッドとお揃い?のDE10 1584(JRF)が昼寝中です。



傍らには役目を終えたC10形コンテナも。文字の形に沿ってスプレーで消してるから元の字がわかっちゃう~



時間が押してきたので特急券を奮発して「有明」に乗車。クロハ786を先頭とする787系4連がやってきました。



水戸岡鋭治氏デザインによるJR九州の列車はどれも奇抜なデザインで、いつ見てもびっくりさせられます。それにしても良く揺れる。130km/h運転やってるんでしょうか。スーパーひたちみたい・・・



そして。
ついにやって参りました。「上熊本駅」であります。
昔の投稿を覚えていらっしゃる方はもうお気づきでしょう。



そうです。こいつに会うために、はるばるやって来たのです。
わがレイアウトの中央駅(ってまだ全然できていないけど…)「信濃長池駅」のモデルとなった旧上熊本駅舎です。今ではこのように熊本市電(以前熊本電鉄と書いたのは誤り)の駅の一部となって第二の人生を送っています。やっと会えました♪



後編では上熊本駅舎の詳細や市電の様子などをUPします。乞うご期待!

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コメント (4)
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