こんにちは。
先日の花月園運転会の「互助会」にて、紙成模型塾などで活躍されている、まっはあいこう様ご出品の小高ペーパーキットを頂いてきました。153系12両フル編成に583系中間車2両という豪華ラインナップです。参加メンバーの方々からの「引き取るからには必ず作れよ」「ブログは毎日チェックするからな」という矢のようなお言葉や視線に恐縮しきりであります。心して製作に当たらせて頂きます。
さて、大物の153系12両の方はひとまず置いておくとして、何とも気になるのがモハネ582+モハネ583のワン・ユニット。もう1両足して北陸の419系3連か?という選択肢も一瞬頭をよぎったのですが、ここはぐっとこらえてノーマルな国鉄バージョンの583系に仕立てることにしました。
わが家には、ウェザリングこそしていませんが珍しく付属パーツ、インレタ、サボシールなどをフル装備したTOMIXの583系「彗星」8連が居ります。そんなもん付けて当たり前でしょ?と思われるかも知れませんが、ズボラな当鉄道オーナーは、形式番号や手すりは取り付けても、それ以上のドレスアップはなかなかやらないのです。
583系「彗星」は最大12連で運転されたようですが、晩年は10連で運転されたようです。最近あちこちの運転会でフル編成を見る機会が増えたためか、自身の環境もわきまえずフル編成、長編成志向がふつふつと湧き上がってきてしまいました。まあいいじゃないですか。昔から「長いモノには巻かれろ」って言うし。(意味違う?)
で、さっそく工作開始。
まずはとっかかりの儀式として、表面になる方だけサフェーサーをさっと吹いてコーティングします。組み立ててからだと力を入れて研げなくなるので、まず作業しやすいこの段階で表面をある程度整えておくためです。接着の障害になるので裏には吹きません。
乾いたら#500~800の耐水ペーパーを棒に巻いたものでカラ研ぎします。こうして見ると窓のRや寝台の明り取り窓などは綺麗に抜けていますね。綺麗になどというと天下の小高さんに対しては失礼ですが、機械成形で作られたTOMIX製品に混ぜて走らせるとなると、窓Rの感じや要部の寸法があまりに違っていると興ざめしてしまいますゆえ・・・
ひと通りの下地仕上げができたボディパーツです。上がパンタつきのモハネ582、下がなしのモハネ583です。
折れ曲がり防止のためかデッキドアの下はつながった状態なので、ドアを貼る前に切り離してやる必要があります。
そのドアは折戸ですので、センターに鉄筆で筋をつけます。・・・とここでTOMIX車をよく見るとスジは溝ではなく出っ張っていました。実物写真を見ても出っ張っていて、どうもヒンジの構造がそうなっているようです。折戸の真ん中はスジ!というステレオタイプな考え方はいけませんねぇ。塗装前に真鍮線を貼ることにしましょう。もっともスジ彫りしてあった方が位置決めがしやすいので、その意味では結果オーライです。
車体スソの折り曲げ位置は下から7mmとされていますが、念のためTOMIX車を計測してみます。大丈夫みたい・・・。
また小高さんを疑ってしまった。ゴメンナサイ。。
折り曲げ位置にカッターで軽くスジを入れ、角棒に挟んで定規を当ててグイグイ曲げます。ここが自家製ペーパー車と違うところ。プレスボードは堅いのです。実はスジも1本ではなく、とても狭い間隔で2本入れてあります。
非常口開口部にも鉄筆でスジ彫り。こういくことは折り曲げ前にやっておきましょう。(←ハイ!)
ヒノキの補強材を貼っているところ。明り取り窓の部分は窓セルを入れる分だけカッターで削ってあります。小高のキットは基本的に「内貼り」がなく、補強の観点からうちではいつも1枚内側に貼り足しているのですが、屋根板側は例外で、そもそも屋根を貼ってしまえば補強の必要はなくなるので、こうして側板にヒノキ材を直貼りしてしまいます。
と、ここで本日は時間切れ。
ちなみに必要なパーツの半分以上は手持ちのものでまかなえました。
写真のグレーのTNカプラーから右側が手持ち品で、DT32台車、屋上機器(エンドウ)、ホロ枠(同)、パンタ(エンドウ・カツミ)といった面々。反対に黒のTNカプラーから左が新規購入品でAU15クーラー(TOMIX)、モハ484床板(同)、モハ485床下器具セット(エンドウ)です。床下機器が両方ともTOMIXで調達できなかったのがおサイフ的に痛いところ。あとTNカプラーも1組は手持ちのグレー製品、もう1組は模型店の在庫がなく「密着自連」で代用(もちろんユニット間限定)です。
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先日の花月園運転会の「互助会」にて、紙成模型塾などで活躍されている、まっはあいこう様ご出品の小高ペーパーキットを頂いてきました。153系12両フル編成に583系中間車2両という豪華ラインナップです。参加メンバーの方々からの「引き取るからには必ず作れよ」「ブログは毎日チェックするからな」という矢のようなお言葉や視線に恐縮しきりであります。心して製作に当たらせて頂きます。
さて、大物の153系12両の方はひとまず置いておくとして、何とも気になるのがモハネ582+モハネ583のワン・ユニット。もう1両足して北陸の419系3連か?という選択肢も一瞬頭をよぎったのですが、ここはぐっとこらえてノーマルな国鉄バージョンの583系に仕立てることにしました。
わが家には、ウェザリングこそしていませんが珍しく付属パーツ、インレタ、サボシールなどをフル装備したTOMIXの583系「彗星」8連が居ります。そんなもん付けて当たり前でしょ?と思われるかも知れませんが、ズボラな当鉄道オーナーは、形式番号や手すりは取り付けても、それ以上のドレスアップはなかなかやらないのです。
583系「彗星」は最大12連で運転されたようですが、晩年は10連で運転されたようです。最近あちこちの運転会でフル編成を見る機会が増えたためか、自身の環境もわきまえずフル編成、長編成志向がふつふつと湧き上がってきてしまいました。まあいいじゃないですか。昔から「長いモノには巻かれろ」って言うし。(意味違う?)
で、さっそく工作開始。
まずはとっかかりの儀式として、表面になる方だけサフェーサーをさっと吹いてコーティングします。組み立ててからだと力を入れて研げなくなるので、まず作業しやすいこの段階で表面をある程度整えておくためです。接着の障害になるので裏には吹きません。
乾いたら#500~800の耐水ペーパーを棒に巻いたものでカラ研ぎします。こうして見ると窓のRや寝台の明り取り窓などは綺麗に抜けていますね。綺麗になどというと天下の小高さんに対しては失礼ですが、機械成形で作られたTOMIX製品に混ぜて走らせるとなると、窓Rの感じや要部の寸法があまりに違っていると興ざめしてしまいますゆえ・・・
ひと通りの下地仕上げができたボディパーツです。上がパンタつきのモハネ582、下がなしのモハネ583です。
折れ曲がり防止のためかデッキドアの下はつながった状態なので、ドアを貼る前に切り離してやる必要があります。
そのドアは折戸ですので、センターに鉄筆で筋をつけます。・・・とここでTOMIX車をよく見るとスジは溝ではなく出っ張っていました。実物写真を見ても出っ張っていて、どうもヒンジの構造がそうなっているようです。折戸の真ん中はスジ!というステレオタイプな考え方はいけませんねぇ。塗装前に真鍮線を貼ることにしましょう。もっともスジ彫りしてあった方が位置決めがしやすいので、その意味では結果オーライです。
車体スソの折り曲げ位置は下から7mmとされていますが、念のためTOMIX車を計測してみます。大丈夫みたい・・・。
また小高さんを疑ってしまった。ゴメンナサイ。。
折り曲げ位置にカッターで軽くスジを入れ、角棒に挟んで定規を当ててグイグイ曲げます。ここが自家製ペーパー車と違うところ。プレスボードは堅いのです。実はスジも1本ではなく、とても狭い間隔で2本入れてあります。
非常口開口部にも鉄筆でスジ彫り。こういくことは折り曲げ前にやっておきましょう。(←ハイ!)
ヒノキの補強材を貼っているところ。明り取り窓の部分は窓セルを入れる分だけカッターで削ってあります。小高のキットは基本的に「内貼り」がなく、補強の観点からうちではいつも1枚内側に貼り足しているのですが、屋根板側は例外で、そもそも屋根を貼ってしまえば補強の必要はなくなるので、こうして側板にヒノキ材を直貼りしてしまいます。
と、ここで本日は時間切れ。
ちなみに必要なパーツの半分以上は手持ちのものでまかなえました。
写真のグレーのTNカプラーから右側が手持ち品で、DT32台車、屋上機器(エンドウ)、ホロ枠(同)、パンタ(エンドウ・カツミ)といった面々。反対に黒のTNカプラーから左が新規購入品でAU15クーラー(TOMIX)、モハ484床板(同)、モハ485床下器具セット(エンドウ)です。床下機器が両方ともTOMIXで調達できなかったのがおサイフ的に痛いところ。あとTNカプラーも1組は手持ちのグレー製品、もう1組は模型店の在庫がなく「密着自連」で代用(もちろんユニット間限定)です。
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