80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

富士急行7000形の製作18

2017-04-02 02:58:48 | 私鉄電車
こんばんは。7000形のヘッドライトの仕込みをしました。


光源から導光するための光ファイバーを切り出します。ヘッドライト側の先端は斜めにカットし、半田ごての胴体に押し当ててラッパ状に広げたうえで#1000の耐水ペーパーを軽くかけて艶消しにしてあります。広げただけだと中心部が光るだけなので、粗面にして光を拡散するわけです。




とりあえずクハの方に仕込んでみます。光ファイバーをヘッドライトに差し込んだところ。先端は屋根板の中にある光源まで到達しています。本当はもっと奥まで差し込むべきで、レンズを薄くするのに苦労してしまいました。




取付ステーの下部に光ファイバーの一部が露出していて光が漏れるので、固定を兼ねてファイバーの周りに接着剤を盛り付けます。ファイバーにダメージを与えないよう木工用ボンドを使いました。ネットを観ていて写真を撮るのを忘れたので、左隅に白い部分が少し残っていますが大部分は乾燥して透明になってしまいました(笑)。この上にいったん黒を塗って遮光し、さらに屋根色を塗り重ねます。




ヘッドライトは挽物の初期製品で、付属しているレンズは透明シートを円形に抜いただけのもの(左)なので、別のレンズパーツを使うことにします。中央はエンドウの250W用の埋め込みタイプ、すなわち113系や153系の大目玉用ですが、これは少し小さすぎて周囲に隙間ができてしまいました。右は出所不明ですが径はぴったりでした。ただ、見てのとおり厚さというか長さがだいぶあるので、先端の球面のところだけ薄く切って使うことにしました。




カットしたところです。カット面に耐水ペーパーをかけてノコ痕を消し、ついでに光が拡散するようにきれいな艶消しに仕上げましたが、表から見るとなぜかノコ痕などが鮮明に見えてしまいます。仕方ないので表面にもペーパーをかけて艶消しにしました。前に書いたとおり、最初に切り出した時は厚すぎてファイバー先端に当たってしまったので、ペーパーの上でゴシゴシやりながら薄くしていきました。




はめてみます。ピッタリでした。いい感じですね♪




光らせてみます。これもOK。写真に撮るとレンズ全体が一様に発光しているように見えますが、実際は中心部と周辺部で明るさが違います。ただ、中心の光ファイバー部分だけが光っている状態ではなく、適度に拡散されているので、なかなかリアルになったのではないかと満足しています。ちなみに車内も光っているのはまだ遮光していないためですが、室内灯がぼんやり灯っているようにも見え、これはこれでちょっといい感じです。




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コメント
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