山梨交通7形電車の「モハ7」を作っていきます。無人駅が多いことや施設が古いことなどから地元では「ボロ電」の愛称で親しまれたそうです。敬意を表してタイトルは「ボロ電」にしました。
本題に入る前に訂正があります。前回の投稿で「江ノ電時代に801号車のコンプレッサーは固定編成化に際し降ろされたのではないか」と書きましたが間違いで、801、802ともにDH-16と思しきコンプレッサーを積んでいることが複数のYouTube動画から確認できました。お詫びして訂正します。払い下げの段階で何らかの理由により降ろされたものと思われます。
ケガキ初めで作成した図面を#300スノーマット紙にプリントし窓抜きしたところです。適当なサイズの屋根板が無いのでペーパールーフにしましたが、紙の目の方向を前後方向にとらないとうまく曲がらないので柱が細い旧型電車との相性は良くありません。しかもこの電車は窓枠がシルバーグレーに塗られていたとのことでアルミサッシと同様に塗装後の貼り付けを考えており、その面でも強度的に不利な状況です。
乗務員ドアと客室ドアは窓抜きしていないまっさらな内貼りを接着後に窓と腰部の凹みを抜きます。保存車の客室ドアは江ノ電時代にプレスドアに交換されているので論外としても、腰部の凹みのデザインは上田時代の写真とも違っているので、現役時代の写真を見ながら慎重に抜いていきます。
ドア、内貼り、補強材を貼ったところ。客室ドアの下には可動(折り畳み)ステップ収納用の切り欠きを入れてあります。
その内側のようす。レール面から車体下端までの高さは実測で890mmだったので模型寸法は11mmとし、腰部の補強材は通常より1mm高い、車体下端から4mmの位置に接着しました。
せめてもの補強にと、窓4個ごとに1か所、幅約1.5mmの紙帯を柱に貼り付けました。1mm幅の柱に厚さ0.5mmの紙を貼るので左右0.25mmずつ空く計算になりますが、あくまで計算上であってそんなにうまくいくはずもなく、窓枠・窓セル入れの段階で苦労すること必至の状況です。
パーツもある程度揃えました。台車は似た形のYAMA模型の「ボールドウィンR」をチョイス。軸距20mmもほぼ実車と同じです。多少削るとさらに似ると思いますが、まあこのままでもいいかな、と。
動力はWB20mm・φ10.5mm車輪付の「アルパワー」も発売されていますが、手持ち品消化とローコスト化のため、WB26mmのIMONギヤのドライブシャフトを切り詰めて使うことにします。モーターは130シリーズの12V版、FK-130SHを登用。
自連カプラー胴受とハーフガーランドベンチレーターはエコーのパーツを新規調達。
排障器は、実車より天地寸法が小さいですがイメージが近いアルモデルの「排障器【3】」、テールライトはIMONの旧型(いわゆるガイコツ型)で、これらも新規調達品です。
ということでケガキも早々に製作に入ってはみたものの、どうやら床下機器も保存車とは違う部分が多いようだ・・・ということがだんだん分かってきたので、現役時代の鮮明な写真探しをさらに強化したいと思います。
本題に入る前に訂正があります。前回の投稿で「江ノ電時代に801号車のコンプレッサーは固定編成化に際し降ろされたのではないか」と書きましたが間違いで、801、802ともにDH-16と思しきコンプレッサーを積んでいることが複数のYouTube動画から確認できました。お詫びして訂正します。払い下げの段階で何らかの理由により降ろされたものと思われます。
ケガキ初めで作成した図面を#300スノーマット紙にプリントし窓抜きしたところです。適当なサイズの屋根板が無いのでペーパールーフにしましたが、紙の目の方向を前後方向にとらないとうまく曲がらないので柱が細い旧型電車との相性は良くありません。しかもこの電車は窓枠がシルバーグレーに塗られていたとのことでアルミサッシと同様に塗装後の貼り付けを考えており、その面でも強度的に不利な状況です。
乗務員ドアと客室ドアは窓抜きしていないまっさらな内貼りを接着後に窓と腰部の凹みを抜きます。保存車の客室ドアは江ノ電時代にプレスドアに交換されているので論外としても、腰部の凹みのデザインは上田時代の写真とも違っているので、現役時代の写真を見ながら慎重に抜いていきます。
ドア、内貼り、補強材を貼ったところ。客室ドアの下には可動(折り畳み)ステップ収納用の切り欠きを入れてあります。
その内側のようす。レール面から車体下端までの高さは実測で890mmだったので模型寸法は11mmとし、腰部の補強材は通常より1mm高い、車体下端から4mmの位置に接着しました。
せめてもの補強にと、窓4個ごとに1か所、幅約1.5mmの紙帯を柱に貼り付けました。1mm幅の柱に厚さ0.5mmの紙を貼るので左右0.25mmずつ空く計算になりますが、あくまで計算上であってそんなにうまくいくはずもなく、窓枠・窓セル入れの段階で苦労すること必至の状況です。
パーツもある程度揃えました。台車は似た形のYAMA模型の「ボールドウィンR」をチョイス。軸距20mmもほぼ実車と同じです。多少削るとさらに似ると思いますが、まあこのままでもいいかな、と。
動力はWB20mm・φ10.5mm車輪付の「アルパワー」も発売されていますが、手持ち品消化とローコスト化のため、WB26mmのIMONギヤのドライブシャフトを切り詰めて使うことにします。モーターは130シリーズの12V版、FK-130SHを登用。
自連カプラー胴受とハーフガーランドベンチレーターはエコーのパーツを新規調達。
排障器は、実車より天地寸法が小さいですがイメージが近いアルモデルの「排障器【3】」、テールライトはIMONの旧型(いわゆるガイコツ型)で、これらも新規調達品です。
ということでケガキも早々に製作に入ってはみたものの、どうやら床下機器も保存車とは違う部分が多いようだ・・・ということがだんだん分かってきたので、現役時代の鮮明な写真探しをさらに強化したいと思います。