車体がだいぶ出来てきたので(といってもまだ1両ですが・・・)下まわりの製作に移っていきたいと思います。その前に通風器カバーをすべて取り付けたので簡単にご報告。
通風器カバーの前後板とルーバーの1段目を接着したところです。このあとルーバーを重ねて天板を被せ・・・
この状態になりました。
続いて本題の床下機器の製作です。コンプレッサーやエアタンクなど市販品が使えるもの以外はすべてスクラッチします。といっても大小のハコモノがほとんどなのでそう難しくはないのですが、唯一やっかいなのが主抵抗器。MGと一体となった強制通風式のものが付いています。カワイのレトロなパーツの利用(まだ売ってるのか??)も考えましたが、形や大きさやが違うのでこれもスクラッチすることにしました。
材料と道具を揃えます。IMONの3kwMG、紙、φ6木製丸棒、真鍮メッシュ、2穴パンチです。
まず丸棒を適当な長さに切り、電動ドリルにくわえて耐水ペーパーで表面を整えます。
MGの両端のモールドを削って平面にし、セメダインスーパーXクリアで約1cmに切った丸棒と接着します。MGの直径は6mmで丸棒と一緒。位置がずれないよう、ペーパーをM字型に折った簡易ホルダーに載せて乾燥させました。
乾燥させている間に抵抗器箱を作ります。ペーパー(#400スノーマット)に2穴パンチで穴を開けます。この穴の直径がφ6mmです。パンチの構造上、予めケガいた位置に合わせて穴あけということができないので、開けた穴を基準にして抵抗器箱をケガいていきます。
で、途中は諸々省略してこんな箱が出来上がります。
MGと丸棒の接着面に合わせて紙帯を巻き付けます。#300スノーマット(t約0.35mm)を幅2mm弱に切ったものを2枚重ねにしました。これが冷却ファンのアンコ(中身)になります。
この上に真鍮メッシュを3.5mm幅に切ったものを巻き付け瞬着で固定。
最後に、浮いているメッシュの両端を、紙帯の断面に沿って折り込んで完成です。
抵抗器箱の表面にはシール紙でフチどりや取っ手などのディティールを表現してあります。通風器に続いてメンドーなことになってしまいましたが、最初に書いたように他の機器はほとんど箱モノだけなので、なんとか頑張って、あと2個作りたいと思います。
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通風器カバーの前後板とルーバーの1段目を接着したところです。このあとルーバーを重ねて天板を被せ・・・
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材料と道具を揃えます。IMONの3kwMG、紙、φ6木製丸棒、真鍮メッシュ、2穴パンチです。
まず丸棒を適当な長さに切り、電動ドリルにくわえて耐水ペーパーで表面を整えます。
MGの両端のモールドを削って平面にし、セメダインスーパーXクリアで約1cmに切った丸棒と接着します。MGの直径は6mmで丸棒と一緒。位置がずれないよう、ペーパーをM字型に折った簡易ホルダーに載せて乾燥させました。
乾燥させている間に抵抗器箱を作ります。ペーパー(#400スノーマット)に2穴パンチで穴を開けます。この穴の直径がφ6mmです。パンチの構造上、予めケガいた位置に合わせて穴あけということができないので、開けた穴を基準にして抵抗器箱をケガいていきます。
で、途中は諸々省略してこんな箱が出来上がります。
MGと丸棒の接着面に合わせて紙帯を巻き付けます。#300スノーマット(t約0.35mm)を幅2mm弱に切ったものを2枚重ねにしました。これが冷却ファンのアンコ(中身)になります。
この上に真鍮メッシュを3.5mm幅に切ったものを巻き付け瞬着で固定。
最後に、浮いているメッシュの両端を、紙帯の断面に沿って折り込んで完成です。
抵抗器箱の表面にはシール紙でフチどりや取っ手などのディティールを表現してあります。通風器に続いてメンドーなことになってしまいましたが、最初に書いたように他の機器はほとんど箱モノだけなので、なんとか頑張って、あと2個作りたいと思います。
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いや、カチッとした通風器もですが、抵抗器の作り方もユニークというか、ちゃんとMGを挟んじゃうとか、箱に棒をちゃんと嵌め込んじゃうのがスゴいですね!
ボクだったら丸棒に角材くっ付けてハイおしまい、、にしちゃうと思います(汗)。
それに比べ、ラクを買う私・・猛省
コメント読んでて冷や汗出ました。確かに箱に丸棒イモ付けすればいいだけですねー。MGの直径計ったら6mm→お、6mm丸棒あるやん→そういえば穴あけパンチって6mmだな~・・・という連想ゲームで盲目になってたかも(^^;;
いやいや、ラクに勝るものなしですよ。ヘンなところでスクラッチ根性丸出しになってしまう自分、猛省です。。
なお、この5200系は学生時代、時々乗車する機会があり、いつかは作ってみたいとも思っていましたが、資料に恵まれず、、また、形状やコルゲートがネックになり手が出ないでいました。私も、正面のコルゲートについては並行だと湘南顔の線がおかしなことになるので疑問に思っていましたが、記事を拝見し納得した次第です。ありがとうございました。
私も「模型とラジオ」誌は愛読していて、ペーパー車両の製作記事は毎号楽しみでした。視力が追いついて来なくなったのは全く同感です。
基本、昔ながらの製法ですが、たまに試行錯誤しながら新しい技法に挑戦しています。少しでもご参考になれば嬉しいですし励みになります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。