80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

近鉄860系の製作(10)

2020-03-13 01:53:12 | 私鉄電車
まずはじめに訂正があります。
前回の投稿で、「図面に騙されて前面を三つ折れで作っちゃった」と書きましたが全くのウソでした!
元にした図面をもう一度確認すると、しっかりR8000の円弧であることが明記されていました。しかも自分で80分の1にした寸法を「100」と書いてるし・・・。
読者、関係者の皆様にお詫びするとともに訂正させていただきます。円ですゴメンナサイ!! m(_ _)mヒラニ



幸い後退角は僅かで、ほとんど円弧と見分けはつかないので、この先の研磨作業でだましだまし丸くしていこうと思います。

ということで気を取り直して下地処理を続行します。車体裾やコーナーなどのRをつけた部分に溶きパテを筆塗り。屋根肩に折り曲げ線が出ているところがあるので、肩Rの部分にもざっと塗っておきました。



最終的にピンクサフで仕上げるのですが、今回は手抜きで車内色を塗らずサフのままにしようと思うので、車内外ともにグレーサフを吹いてとりあえずコートしました。



乾燥を待つ間にベンチレーターを試作します。果たしてこれは押込み型なのか吸出し型なのか・・・何度写真を見ても構造が理解できないので、とにかく見た目が似てればヨシとすることにしました。前後の向きが互い違いに取り付けられているのがわかります。

(Wikipedia 近鉄820系電車より)


写真判定で大きさはだいたい1m四方と推定。こんなパーツの構成で試してみることにします。



裏側に足を4本、瞬着で接着。これは後で短く切ります。



前から見たところ。何となく雰囲気はOKでしょうか。。両サイドの前後端のRを丸くしすぎたので要修正ですね。



後ろから見た感じ。こちらも何となくOK。(ってことにしちゃう笑)



先の実車写真では、1番目の前向きのものは天板の下に隙間が無いように見えますが、2番目の後ろ向きのものをよく見ると、天板のすき間から向こうの景色が透けて見えています。そのへんにこだわったら同じようなスケスケにできたのですが、果たしてこれでいいんでしょうか???(笑)



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