80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

zugプラキットで作る西武赤電(411系編[3])

2023-04-12 20:42:02 | 私鉄電車
昨日は4月11日ということで「411系竣工の日」を祝えればよかったのですが、その気配もなく、いつもながらの作業を淡々と行ったのでした。。

クハに続いてクモハ411形の下回りを作ります。実車は701系などの付属編成という位置づけで釣り掛け駆動の2両編成として誕生しているので、模型の方も併結メインながら、“一応2両でも走れます”的なパワーセットにします。すなわち虎の子EN22は使わずに、マブチFK-130SHモーター+IMONギヤの組み合わせで片台車のみ駆動することにします。

床板にはLN型モーター相当の細長い穴が開いているので、付属の「塞ぎ板」をカットして前後を縮め、一方で横幅を広げてFK-130SHモーターが入るように加工します。



モーターを固定するブラケットは、出力軸側はラグ端子をL字型に折り曲げたものをモーターにねじ止めします。



反対側はt0.3真鍮板にφ6mmの穴を開けた自家製ブラケットに差し込む形で支えます。



ギヤはWB31mm、φ11.5スポーク車輪付のIMONギヤを使用し、エンドウのユニバーサルジョイントでモーターと繋ぎます。



台車の取り付けはセンターピン穴をφ3.2mmドリルで広げ、キット付属のM2ネジ、スリーブ、スプリングを使えばこの床板に合ったMPボルスター相当のものが出来ます。以前に上信電鉄の500形を作ったときは、センターピン周辺だけ無理に床板の厚みが1mmになるように改造したため大事になってしまったのですが、今回はその反省を活かしてシンプルにまとめました。



床下機器はIMON(旧フクシマ)のクモハ551形用を用い、クモハ411形に合わせて並べ替えてあります。今回もセットのパーツはほぼ使い切り、足りないもの2、3点をプラキットの方から改造・補充しました。



モーターがEN22より小ぶりなため、抵抗器(右)は無改造で主制御器(左)のみ半分の厚さにカットしました。



塗装完了!床下機器はねずみ色1号ですが、台車はタミヤの「ダークゴーストグレイ」なるものを吹いてみました。名前に釣られて暗めのグレーを期待したのですが、実際は明るめの青っぽい寒色系で、これなら全部こっちで良かったかなという印象です。モーターとウエイトはジャーマングレイです。



軸受メタルにLPSオイルを差し、ドライブシャフトをセラグリスでグリスアップしてから床板に組み付けます。非動力台車には集電シューを取り付けましたが、荷重のかかる動力台車は横着をして省略しました。。



クハの車体を借りて記念撮影。なかなか良きですねー♬



クハの下回りも台車に注油してから組み立てました。



残るは先延ばしにしていたクモハ411形の車体加工ですね~~、、頑張ります。


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2 コメント

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Unknown (市川ネコ蔵)
2023-04-14 15:49:09
サクサク進んでますね〜!
西武は全く守備範囲外なんですが、赤電のあのカラーリングは好きなので塗装工程が楽しみです。
この調子で行くとアッと言う間に完成しそうですね。
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Unknown (isao)
2023-04-14 19:49:37
市川ネコ蔵さん
アッという間には完成しませんですよぉぉぉ!!笑
とはいえほぼ出来上がっているプラキットはやっぱり楽しいです。特にこのキットは素材がABSなのでスチロール樹脂のような「パリン!割れ」を気にせずにぐいぐい力技で加工できるのが嬉しいですね。
赤電塗装はザ・ショウワという感じがして私も好きです。他の形式と合わせて一気塗りの予定なので今しばらくお待ちください。
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