80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

3連休2日目

2024-10-14 03:04:37 | 私鉄電車
3連休2日目は、まさかの模型的には“ほぼ何もしない日”になってしまいました。

午前中にスーパーへ買い物に行ったのですが、いつも行く最寄りの店が店内改装のため長期休業に入ってしまったので少し離れた店へ。売り場の勝手が違うので買い物時間が倍になったことで、まあたまには時間を贅沢に使うのも悪くない・・・というゆるゆるモードに入ったのが運のツキと申しましょうか。。


で、京王2010系の2024号車は前面窓の寸法を見直すことにして、とりあえずお面の上部を剥ぎ取りました。しかしここから先に進むことなく・・・。



なんか下回りが気になって床板も一新することにしました。この編成は先頭デハの中間にサハを2両挟んだ4両編成なので、動力的なバランスを考えてデハ2両にパワトラを各1台装備する計画としていました。しかし訳あってPLUMの115系にパワトラを供出してしまったのと、将来的に2700系2連を増結することも視野に入れ、EN22でMP動力化することに方針転換。



床板の幅は計算上は30.8mmなので、31mm幅の床板用真鍮板を平ヤスリでガリガリ削り、モーター穴を開けるための休み穴を4か所ドリルしたら1日が終わりました。。緩い!



明日(明けて今日)こそ4両を箱にするぞ!

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3連休1日目

2024-10-13 00:37:56 | レイアウト
工作の手が止まっているのでタイトルがタダの徒然日記になってしまいました。。笑

3連休初日の今日は午前中に少し残り仕事を片付け、昼は神保町へ出かけて共栄堂のカレーを食し、帰りがけに新宿IMONで若干の模型パーツを購入。その足でヨドバシカメラのホビー館へ立ち寄り、グレーと黄色のスプレー缶を買って帰宅しました。

夕方から夜にかけてはレイアウトの復旧・・・というか工事再開準備を少々。これは1週間ぐらい前からボチボチやっていたもので、とにもかくにも仕掛り品置き場と化している場所を開放しないことにはレイアウト工事ができないため、複数の箱に分散している仕掛り品の車体やパーツを1箱にまとめる作業をやっているのであります。

箱がバンバン押し込んであるココは本来は地下ヤードになるべき場所。ここを真っ先にクリアにしたい!!という願望とは裏腹に、今のところとりあえずモノが右から左へ移動した状態です。。



「初鹿野ライクなセクション」予定地も荒れ放題。掃除機かけないとダメだなこりゃ・・・。



まあ、それでも駅セクションはだんだん線路が見え始めました。どんな状態でもいいから「とにかく周回運転に漕ぎつけよう」がスローガン。ポイント動かなくていい、ヤードは場所が確定できれば出入り不可でもOK、鳥沢ライクな鉄橋予定地は板に載せたユニトラックの即席高架橋でひとっ飛び・・・、などなど。



仕掛り品の箱詰めは鬼門ですね。すぐにいじりたくなっちゃって手が止まる。。これは青い「しらさぎ」、通称「あおさぎ」にしようとしていたカツミ・TOMIX混成の485系ですが、パノラマG車のクロ481を自作するかどうかでさんざん迷い、結局諦めて両端クハ481-200番台の「かもめ」8連に仕立てることにしました。



他にも「製作を諦める・見直す」「何かに使えそう・・・と取ってあったパーツを捨てる」などなど断捨離的な効果が目に見えて上がっていて、年末を前に早くも大掃除が捗っています。まあ、モノが多いだけやん・・・ということですが。。汗


買ってきたパーツはこちら。まずはトレジャータウンの「シールドビームリム(EL用)」と「シールドビームレンズ」各2セットです。ペーパー製ED77重連プロジェクトはまだ整理対象になっておりません。笑



そしてもうひとつが「西武電車用シールドビーム」。他にはないスタイルをしているので、発見したときは、おおこんなのあるのか!と嬉しくなりました。写真はzugの新101系の前面を鬼改造した701系前面に仮装着してみたところ。ん~♪ニヤニヤMaxです♬



と、ここまでは平和だったのですが、4つ前の写真の右下に写っているペーパー車体を確認してちょっと焦りが出てきました。

こちらなんですが京王2010系の先頭車です。今年の初めに「2024年にちなんで」ということで2024Fを作り始めたのですが、気が付けば今年ももう残り2か月半しかありません。除夜の鐘が鳴る前に竣工しないと。。。



前面の印象がチト違うので手が止まっていたのでした。窓の天地寸法が足りません。実車はもっと正方形に近い窓なので作り直し!。鼻筋もびみょ~にズレてるし・・・。



ということで、この3連休は中央東線の旧客編成から仕上げていこうと思っていたのですが京王2024Fに優先権が移りました。

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583系「金星」、揃う

2024-10-06 19:05:44 | 九州・山陽方面
TOMIXの583系の増結セット(M)が某店の委託に上がったのでさっそく購入し、小高のキットを組んだモハネユニット(未完成・非動力)と差し替えることにしました。これで寝台特急「金星」12連がすべてTOMIXで揃うことになります。めでたしメデタシ。



下の2段が発売と同時に購入した8両で、最初は「彗星」に仕立ててあったのですが12連への憧れは断ち難く、サハネを委託品で補充するなど細々と編成を伸ばし、このたびやっとモハネユニットが手に入ったことでコンプリートできました。しかも動力付きなので、DN-16モーター×2両で不安があったパワーも改善されて一石二鳥です。



「金星」は、1968(昭和43)年10月のいわゆる「ヨン・サン・トオ」ダイヤ改正で名古屋~博多間に誕生した寝台特急ということで、時を同じくして名古屋~長野間に登場した181系ディーゼル特急「しなの」(エンドウ)と並べてみました。マニ36も置いて1970年代初頭の名古屋駅の雰囲気を楽しみましょう。



ウチじゃあ走らせられないので本格的なデビューは次のお座敷運転会かな~。。




そして、完全にフリーになった未完成の小高製モハネユニットは、いよいよ419系化待ったなしの状況になりました。



何度も出たり引っ込んだりしているジャンクのクハネ581と組み合わせるわけですが、ブリキの車体は加工性がよろしくないので頭だけカットして流用し、胴体はこれもサハネ581が手に入らなかった時に転用するつもりで買った小高のモハネ583ボディにくっつければオッケー!(か?)



ところがこのクハネさん、デッキドアの上あたりが見事に飛び出していて見るに堪えない状態。落として曲がっちゃったのかな?ジャンクだから仕方ないか・・・と思ったら塗装の割れもみられず、どうやらこの状態で人気の「カツミの国電シリーズ」として新品販売されたフシがあります。まことに鷹揚な時代でした。



ジャンクのクハネはもう1両あって(下)、そちらのボディは変な曲がりは見られないものの、ロットが違うのか機器室カバーのプレスが超甘々なんですね~💦。なんという究極の選択(笑)。無理してジャンクボディを叩き直すくらいなら自作しちゃった方が楽かも知れませんね。。




(直江津へ向けて雪の糸魚川駅を後にするクハ419(番号不詳)ほか3連、2011.1.24)

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ASカーを作る!(3)

2024-10-06 00:04:27 | 私鉄電車
ASカーこと西武旧101系についてはとりあえずモハ101奇数車(M1)を仮組みして一段落とし、前面パーツの到着を待って再開したいと思います。

このキットの特徴として、車体の四隅に床板固定用ビスを受けるナットを埋め込むパーツがあります。各車両とも4か所のうち2か所を室内灯などの給電回路とするため、ナットの周りに細く切り出した燐青銅板を巻き付けて半田付け用の端子とします。本当はぐるっ一周巻きたかったのですが、思ったほどナット周りの遊びが少なかったのでほぼ半周巻く感じになっています。



ナットは圧入された状態ですが、念のため抜け防止のカバーでフタをしておきます。ちょうど穴の開いた使わないパーツがあったのでそこから切り出したものです。



車体を箱に組み上げます。コーナーの床板止めはこんな感じで、まだ配線用端子が無造作に飛び出した状態ですが、室内灯への配線をするときに整理する予定です。



カプラーはIMONの通電カプラー(ISカプラー)を使うこととし、赤丸部分に燐青銅板のブリッジを渡して床板固定用ビスで車体へ給電します。



ウエイトを除いて駆動系を仮組みしたところ。今回ユニバーサルジョイントにはカツミのACEジョイントを使いましたが、エンドウの「タイプⅡ」に相当するコンパクトな形状をしているため、両側のドライブシャフトを各2mmずつカットするだけでEN22一般型モーターと難なく組み合わせることができました。



床上には引き通し用の銅箔テープを貼り、両端はISカプラーの取付ビスに結線します。モーターとセンターピンは未配線で、この後下回り全体を塗装した後に配線します。



配管を除いてひと通り仮組みした状態です。パンタはIMONのPS16銀を奢りました。いやぁダブルパンタに大量の抵抗器を積んだ山男スタイルは痺れますねえ。ちなみに黄色の矢印で示したブレーキ制御装置はキット付属のカバー付きのものが暫定で付けてありますが、初期のカバーなしのものに今後付け替える予定なのでますますワイルド感が増すことでしょう。


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ASカーを作る!(2)

2024-10-03 02:54:11 | 私鉄電車
いろいろ二転三転しましたが仕様を決めました。当初予定通り「登場時非冷房4連」の姿で作っていきたいと思います。

理由は、まだ仕掛りっ放しですが「新宿線赤電10連」が1970年代初頭を想定していることと、頼りになる鮮明な写真資料の存在が大きいといえます。主に次のサイトの写真を参考にさせていただいております。ありがとうございます。
団塊鉄ちゃん気紛れ撮影記(団塊鉄ちゃん様)「101系登場の頃」
鈴木写真変電所様「西武101系登場の頃」


動力車となる抵抗器満載のM1車(モハ101形奇数車)の下回りが出来かかっていますので、この車両の上回りを作っていきます。まずは中間車セットの屋根にモールドされているクーラーランボードの足を削ってフラットにします。写真は研磨し終わってスベスベになったところ。グローブベンチレーターが写っていますがこれを取り付けるのではなく、ベンチレーターやクーラーの取付穴に差し込んで「穴埋め」するためのものです。キットのは残念ながらデザインがヨロシクナイので。。



第一パンタのランボードとパンタ碍子台。いずれもキットのパーツですが、前者は前後の碍子台の間を余分なランボードから切り出した板で連結し、昔ながらの木製の櫓(やぐら)タイプの碍子台に似せてみました。これだけ見ても旧101系が“赤電”のDNAを色濃く残していることがわかります。こちらはベンチレーターが無く、代わってヒューズ箱の取付穴を開けておきます。



第二パンタ側も同様に作ります。こちらはベンチレーターの取付穴あり。



その他のパーツを仮置きしてみます。ヒューズ箱(手前)とパンタスイッチ箱(右上のベンチレーター間)はキットのパーツを使用。グローブベンチレーターは手持ちのIMON製を使用します。最近まで気付かなかったのですがベンチレーターが無い部分には扇風機のお尻が飛び出しているようなので、KSの「扇風機カバー(小田急用)」を埋め込んでおきました。



こんな感じです。この先は恐怖の配管作業が待っていますが、非冷房時代の明瞭な俯瞰写真が見つからないため、「模型のことは模型に聞け」精神で諸先輩方の作品を参考にしたり、「ここはこう繋がっててほしい」的な勝手解釈で乗り切りたいと思います。



車体も1両ぐらいなら組めるかと思ったのですが甘かった。。とりあえず狭幅貫通路の妻板を広幅貫通路に改造します。既に701系でトライしているので手順はOK。貫通路の端から左右とも7mmの位置にカッターを入れて切り抜きます。板厚が1.5mmもあってなかなか切れませんが、ノコ切断のように切り屑ロス(目減り)がないため大概この方法です。



切り取ったパーツの窓側をそれぞれ2.5mmカットして瞬着で貼り戻せば広幅貫通路の出来上がり。



問題はキット同梱のパーツだけではドナーが足りないこと。あと、編成中に1か所だけ付く両開きドア付の妻板もここからだと作りにくいですねぇ、、と予めボヤいておきましょう。笑



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