こんにちは、認知症になっても安心して暮らせる国立市を目指している石井伸之です。
本日は、午前中に秋の市民祭りに向けて食材の手配及び事前準備の打ち合わせ、環境フェスタくにたちの報告書作成、午後1時からは第八回国立市認知症の日イベントの参加、青少年音楽フェスティバルのイベントに参加、その後は打ち合わせを行い一日が終わりました。
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午前中は綺麗な晴天でしたが、午後3時頃になると曇り始めました。
なかなか良い天気が続きません。
認知症の日のイベントでは、永見市長、新田先生の挨拶後、基調講演に入ります。
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トップバッターは厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室長の岡野氏です。
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今年6月に自民党・公明党所属議員の議員立法によって認知症基本法案が臨時国会で審議中となっています。
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順調に行けば、今国会で可決成立し、来年四月より施行になるのでは?とのこと。
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本法案は、認知症になった方の尊厳保持を目的とし、本人の意向確認、サービスや支援の充実、政府による基本計画作成、その後に地方自治体として計画作りを求めるものだそうです。
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国立市でも180人もの方が認知症になりながら、一人暮らしをされています。
しかし、潜在的な認知症の方はもっと多いのではないでしょうか?
認知症における抜本的な回復策は無いものの、進行を緩やかにすることは可能です。
まずは、絶対に絶望しないこと。
これは他の講演で聞いた話ですが、認知症になったからといってそこで全ての記憶が飛び、何もできない状態になる訳ではありません。
多少の物忘れや認知能力の低下はあっても、日常生活が完全に不可能になる訳ではないことをご理解ください。
たとえ出来ないことがあっても、それを決して悲観することなく、誰かにお願いすれば良いだけに過ぎません。
国立市では地域包括ケアの中で、縦横に幾重にも張り巡らされたセーフティーネットがあります。
介護保険制度の中で、こちらを十分かつ存分に活用いただければ幸いです。
予防の柱としても最も大切なのは、通いの場を作ることとのこと。
認知症カフェ、互助活動、老人クラブ、趣味のサークル、何でも結構ですので積極的に様々な団体に加わっていただくことが予防の一歩となります。
そして、人との会話を楽しむ中で笑ってください。
可笑しくなくとも笑うことは脳に最高の刺激を与えます。
逆にこれは佐藤前市長の受け売りですが、日がな一日一人でボーっとテレビを見て暮らすことは最悪です。
恐ろしい速度で認知症が進行すると聞きました。
今までかくしゃくとしていた高齢者が、とある怪我をキッカケに入院し、テレビだけの生活をしていたところ、あっという間に認知症を発症した事例があるそうです。
続いて二人目の講師はおおた高齢者見守りネットワーク地域ささえあいセンター長を務められている澤登氏です。
最も印象的な言葉は「認知症の方を点で支える限界、面で支えるシステムへ」です。
一人で認知症の方を支えることは限界があります。
そこで、面と言う名の地域で支えることが重要です。
その中で「きづきネットワーク」という言葉がありました。
自らSOSを上げられない認知症の方の前の状況を知っている方の声が必要と言われていました。
認知症になる前の状況を知っている家族、周辺の方、宅配の方、サークルや地域活動をされている方と繋がっていることが大切だそうです。
専門家や職員は認知症を発症した後のことしか分かりません。
しかし「きづきのネットワーク」の中で、今までどのような暮らしをされていたのか把握することが大切です。
こうやって認知症に関する講演会で、高齢社会を支える重要な施策を教えていただきました。
今後とも認知の方も誰もが安心して暮らせる国立市を目指して努力致します。
本日は、午前中に秋の市民祭りに向けて食材の手配及び事前準備の打ち合わせ、環境フェスタくにたちの報告書作成、午後1時からは第八回国立市認知症の日イベントの参加、青少年音楽フェスティバルのイベントに参加、その後は打ち合わせを行い一日が終わりました。
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午前中は綺麗な晴天でしたが、午後3時頃になると曇り始めました。
なかなか良い天気が続きません。
認知症の日のイベントでは、永見市長、新田先生の挨拶後、基調講演に入ります。
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トップバッターは厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室長の岡野氏です。
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今年6月に自民党・公明党所属議員の議員立法によって認知症基本法案が臨時国会で審議中となっています。
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順調に行けば、今国会で可決成立し、来年四月より施行になるのでは?とのこと。
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本法案は、認知症になった方の尊厳保持を目的とし、本人の意向確認、サービスや支援の充実、政府による基本計画作成、その後に地方自治体として計画作りを求めるものだそうです。
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国立市でも180人もの方が認知症になりながら、一人暮らしをされています。
しかし、潜在的な認知症の方はもっと多いのではないでしょうか?
認知症における抜本的な回復策は無いものの、進行を緩やかにすることは可能です。
まずは、絶対に絶望しないこと。
これは他の講演で聞いた話ですが、認知症になったからといってそこで全ての記憶が飛び、何もできない状態になる訳ではありません。
多少の物忘れや認知能力の低下はあっても、日常生活が完全に不可能になる訳ではないことをご理解ください。
たとえ出来ないことがあっても、それを決して悲観することなく、誰かにお願いすれば良いだけに過ぎません。
国立市では地域包括ケアの中で、縦横に幾重にも張り巡らされたセーフティーネットがあります。
介護保険制度の中で、こちらを十分かつ存分に活用いただければ幸いです。
予防の柱としても最も大切なのは、通いの場を作ることとのこと。
認知症カフェ、互助活動、老人クラブ、趣味のサークル、何でも結構ですので積極的に様々な団体に加わっていただくことが予防の一歩となります。
そして、人との会話を楽しむ中で笑ってください。
可笑しくなくとも笑うことは脳に最高の刺激を与えます。
逆にこれは佐藤前市長の受け売りですが、日がな一日一人でボーっとテレビを見て暮らすことは最悪です。
恐ろしい速度で認知症が進行すると聞きました。
今までかくしゃくとしていた高齢者が、とある怪我をキッカケに入院し、テレビだけの生活をしていたところ、あっという間に認知症を発症した事例があるそうです。
続いて二人目の講師はおおた高齢者見守りネットワーク地域ささえあいセンター長を務められている澤登氏です。
最も印象的な言葉は「認知症の方を点で支える限界、面で支えるシステムへ」です。
一人で認知症の方を支えることは限界があります。
そこで、面と言う名の地域で支えることが重要です。
その中で「きづきネットワーク」という言葉がありました。
自らSOSを上げられない認知症の方の前の状況を知っている方の声が必要と言われていました。
認知症になる前の状況を知っている家族、周辺の方、宅配の方、サークルや地域活動をされている方と繋がっていることが大切だそうです。
専門家や職員は認知症を発症した後のことしか分かりません。
しかし「きづきのネットワーク」の中で、今までどのような暮らしをされていたのか把握することが大切です。
こうやって認知症に関する講演会で、高齢社会を支える重要な施策を教えていただきました。
今後とも認知の方も誰もが安心して暮らせる国立市を目指して努力致します。