おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(4月8日)は、16:36発の東北新幹線で福島市に来ています。
宇都宮を過ぎたところで外を見たら、田畑が雪で覆われていました。
福島市の駅ビルにあるBOOK EXPRESSに入ったら、アドラー心理学の本が何冊もありました。
私の『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』(かんき出版)の下に「大変売れています!」の表記がありました。
他に『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 2 実践編』(日本能率協会マネジメントセンター)、『人間関係が楽になる アドラーの教え』(大和書房)、『ありのままの自分を認める 人生を成功に導くアドラー心理学』(宝島社)、それに監修本の『アドラー流たった1分で伝わる言い方』(戸田久実著、かんき出版)もあり、この書店で取扱い中の12種類のアドラー心理学の本のうち「岩井俊憲」の名前のついた本が5冊もあったことになります。
私は、レジの人に「私の本をたくさん拡販してくださりありがとうございます」と書いた名刺をお渡ししたところ、「私、ビジネス書の担当なんです」と、感激されていました。
さて、
1回目 3月27日のブログ
2回目 3月28日のブログ
3回目 3月31日のブログ
4回目 4月2日のブログ
5回目 4月7日のブログ
に続いて『母がしんどい』をもとに母親の子どもに対する影響を考えるシリーズの第6回目です。
今回は、しんどい母からはからずも影響を受けてしまった子どもの立場から書いてみます。
第3回目に書いたように、親から子どもが受ける影響は(1)「家族価値」と(2)「家族の雰囲気」ですが、8歳~10歳くらいまでは、親の影響にそのまま支配されてしまいがちです。
その時期を過ぎると、教師、友人、その他の関係者の影響を受け始め、そのことにより「少し変だぞ、この親の言うとおりにしていたらろくなことはない」と気がつき、いわゆる親の洗脳から抜け出る人ができてきます。
一方では、親以外から影響を受けることがあっても、いわゆる「親の呪い/呪縛」から覚めきれずにそのまま成人してしまう人たちもいます。
この人たちがしんどい母の支配から逃れられずに苦しみ人たちになります。
次回は、ライフスタイル形成にアドラー心理学の目的論がなじむかどうかの議論に入ります。
<お目休めコーナー>4月の花(9)