アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行うヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

今日(4月25日)は、これから大阪に行って  アドラー心理学ベーシック・コース  を行ってきます。
ヒューマン・ギルドで  アドラー・カウンセラー養成講座 も終えている再受講の方2人に久しぶりにお目にかかれるのが楽しみです。

さて、このところ研修の際に受講者に受ける話があります。

男性(特に夫)が女性(特に妻)の話を聞くときの特徴として「助言・解釈・肩代わり」の説明をし、受講者全員に唱和してもらうと、笑ってしまう人がたくさんいます。思い当たるからでしょう。

あるカップルのやりとりを再現すると、妻が「ねえ、聞いて、聞いて」と言って、その日にあったことを話すと、夫は「それはこうすればいいだよ」と助言したり、「それは君に問題があるんだよ」と解釈が始まったり、また、話を聞き終わらないうちに「自分に任せてくれ」と勝手に肩代わりを引き受けてしまったりすることがあります。

この「助言・解釈・肩代わり」は、妻はちっとも求めていないのです。
ただ、聞いてくれさえすればいいのがほとんどです。

男性(特に夫)の話の聞き方の特徴は、次の過去ブログがとても参考になります。
必読です。
2008年4月5日付けブログ 私の好きな言葉(2)「聴いてください」

女性(妻)の側にも工夫が必要かもしれません。
そのポイントを2つにしてお伝えします。

その1つは、話すときに「助言・解釈・肩代わりは不要」だと前置きして話すことです。

もう1つは、これは男女の脳の機能の違いもあるかもしれませんが、男性が何かをしているときに、話してもいいかどうかの確認を取り、可能ならば、聞く準備が十分できたところで話すことです。

男性には、手っ取り早く話を切り上げるために「助言・解釈・肩代わり」モードに入りそうなので、そうならないよう女性側ももっと要領のいい話し方を心がける必要があるかもしれません。

<お目休めコーナー> 4月の花(24) 

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