おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(4月6日)は、法人事業部の男性2人が福島市での研修のために出張していたため、社内はとても静寂。
女性2人と私とで「3年前はこうだったよね」と話していました。
たまっていた仕事がどんどんはかどりました。
今日もオフィス環境は同じです。
さて、3月27日のブログ、3月28日のブログ 、3月31日のブログ 、4月2日のブログ に続いて『母がしんどい』をもとに母親の子どもに対する影響を考えるシリーズの第5回目です。
今回は、しんどい親にならないための基本的な心構えについて述べます。
結論は、簡単です。
以前にも書きましたが、親の親の支配性、依存性、攻撃性の3つが子育てに根底にあるからです。
「しんどい親」になる人は、子どもは弱いし何も知らない。だから、生んだ親の自分が子どもを支配し、依存させ、子どもが自分の要求に反する行動をしたら攻撃してしかるべきだ、と考えています。
自分の子どもに対する振る舞いが、子どもの将来にどんな影響を与えるかを考慮することがあまりありません。
この価値観は、アドラー心理学の子育て観ともろに対立します。
アドラー心理学では、子育てに明確な指針を持つことを奨励しています。
そして、子どもの接する基本的態度を「尊敬」「共感」「信頼」に置き、子どもが「自立心」「責任感」「貢献感」を持てるよう「勇気づけ」します。
私は、自分たちの子育てを通じて徹底的にこれらを実践し、確信を強めています。
現在は、これらのキーワードを散りばめた子育て本を執筆中です。
「しんどい親」に育てられた人でも、カウンセリングなどを通じて抜けられるようにします。
<お目休めコーナー>4月の花(7)