アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月14日)は、独立行政法人 国立病院機構 水戸医療センター附属桜の郷看護学校で79名の学生を対象に8:50~16:20に人間関係論の集中講義をしてきました。

私は、1997年からこの学校の非常勤講師を務めています。
今年は何と19年目になります。
どの教職員よりも古株です。

学校に着いたとき、いつものストップ・ウォッチとカウベルを忘れて来たことに気づきました。

教室は毎年のように体育館。
ここが寒いこと、寒いこと。

コートが必要だと思ったところで、タクシーを降りるとき、後部座席に忘れてきたような気がしました。
領収書をもとにタクシー会社に連絡をすると、運転手に連絡を取ったところ「ない」とのこと。
すると、ホテルか?
お昼休みに連絡を取ろうとしましたが、講義を続けなければなりません。

リレーションづくりを行い、学生の動きを伴う演習を入れたのですが、マイクの調子が悪く、肉声の方がまし。

1時間少々、体育館で過ごしたのですが、あまりの寒さに会場を教室に変更。

何だか出だしから不調続きで、「こんな日もあるのかな?」と、私にしては打ちひしがれた気分になりました。

ところが、教室の固定席で学生のお辞儀の仕方や基本的な授業の受け方などの指導をしたら、実に素直。

授業も熱心に聴いてくれ、体育館で体を使う演習を考えていたことがバカみたい。
腕時計は、立派にストップ・ウォッチの機能を果たしてくれます。

お昼休みに講師控え室に戻ると、コートは椅子のところに掛けてあり、私の思い違いが判明。

午後の授業も、座学でできることを中心に進め、時々、学生の2~3人一組の討議をしてもらい、かえっていつもより納得づくの授業ができました。

昨日の授業のスタート時は、最悪の日だと思いましたが、終わってみれば、「災い転じと福となす」のことわざのように、無理をしない判断と、それに基づく対応で切り抜けた話でした。


ところで、このことでアドラー心理学と結びつけます。

カール・ロジャーズのお弟子さんであったレイモンド・J・コルシーニは、同僚のハロルド・モサックとともにルドルフ・ドライ―カースを師とし学び、ロジャーズにところに帰ることなくアドラー派になった人です。

そのコルシーニが教育の指針として、次の4つのRで始める単語を使っています。

RESPECT

RESPONSIBILITY

RESOUCEFULNESS

RESPONSIVENESS

かつてPHP研究所から出されていた『どうほめ、どう叱るか』(原題はまったく日本語のタイトルと違う "THe Practical Parent"、ジュネヴィエーヴ・ペインターとの共著)の日本語訳(柳平 彬訳)では上から順に「尊敬」「責任」「創意工夫力」でしたが、RESPONSIVENESSの「対応力」があまりしっくりきていませんでした。

ところが、今回の看護学校での体験で「臨機応変力」がふさわしいのではないか、とふと思った次第です。

臨機応変力を発揮した私の話でした。

<お目休めコーナー> 4月の花(14)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月13日)に会社に行ってすぐのことです。
笑顔の子育て教室「blue bird」主宰の 三宅美絵子さん からヒューマン・ギルド設立30周年を祝うバルーンが届けられました。

バルーンには「30周年記念」を意味する英語が書かれていました。

三宅さんは ベビーサインと勇気づけで怒らない子育て のブログを書いていらしゃいます。

その三宅さんが11:00少し前にご来社。

お越しいただいた目的は、6月2日からヒューマン・ギルドでの 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) のご担当についての詳細の打ち合わせのためです。 

三宅さんのデビュー講座は次の平日コースの 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) 

6-7月コース、6/2.16.30.7/14 10:30-16:00(4日間、火曜日)

です。

三宅さんとは、契約書を交わし、ランチをはさんでお話ししました。

◆三宅さんには、アドラー心理学ゼミナール で2014年9月23日にお話しいただいたことがあり、そのことを私は ベビーサイン(赤ちゃんへの勇気づけ):三宅美絵子さんによるアドラー心理学ゼミナール としてブログに書いています。
ご覧ください。


ヒューマン・ギルドの設立30周年のお祝いに関しては、小倉広さん (株式会社小倉広事務所 代表取締役、一般社団法人人間塾 代表理事など)からもお花を届けていただきました。

メッセージには、次のお言葉が。

祝30周年

十年偉大なり
二十年おそるべし
三十年歴史になる。

心からお祝いを申しあげます。
おめでとうございます。

小倉 広

「十年偉大なり、二十年おそるべし、三十年歴史になる」は、小倉さんご尊敬の鍵山秀三郎先生のお言葉だそうです。

小倉さん、ありがとうございました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月12日)は、大阪で アドラー心理学ベーシック・コース (永藤かおる講師)、ヒューマン・ギルドで 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) (庭野静子リーダー)が行われていましたが、私は家を一歩も出ずに子育て本の執筆にまい進していました。
いい本になりそうですが、まだまだ時間がかかります。

さて、『母がしんどい』をもとに母親の子どもに対する影響を考えるシリーズの第8回目です。
過去7回の記事は、以下をご参照願います。

1回目 3月27日のブログ
2回目 3月28日のブログ 
3回目 3月31日のブログ
4回目 4月2日のブログ
5回目 4月7日のブログ
6回目 4月9日のブログ
7回目 4月11日のブログ

今回は一種の番外編で、私の息子のタクロウのように好奇心旺盛のタイプは、しんどい親に育てられると、ADHD(注意欠陥/多動性障害)などの行動障害がひどくなりやすいことを読んだので、記しておきます。

心理学・精神医学では、好奇心旺盛な傾向を「新規性探究」と呼び、生まれ持った気質的要素が強いことが指摘されています(『母という病』岡田尊司、ポプラ新書)。
タクロウのような新規性探究の強い子は、多動で衝動的で、不注意な傾向が見られるそうです。

このタイプの子に対して、押さえつけの育児をすると、素養としてある多動性、衝動性、注意欠陥を帯びたADHD(注意欠陥/多動性障害)になりやすく、親や教師にとって「困った子」「言うことを聞かない子」と受け止められ、反抗的、自己否定的な大人になる懸念が示されています。

しかし、新規性探究の強い子に共感的で肯定的な育て方をすると、持ち前の素養がとても伸びて、能力を開花させ、親との関係も通常以上に良好になります。

我が家の場合、こちらからやらせるより、こうして子どもの中から湧き上がる興味、好奇心、やりたい気持ちを大切に育ててきました。
子どもの中から湧き上がる物を大切していると、子どもは一日中遊びの中から吸収しているので、親が子どものためにすることは、邪魔をせず、遊ぶ環境を整えることでした。

このことは、尊敬、共感、子どもの能力(誰もが生まれた時からもっている能力)への信頼があればできることです。探究することを通じて成長の目的に向かって親も共に喜びながら日々を過ごせたら、それが子どもを勇気づけることにつながるのではないでしょうか。

なお、『母という病』の内容は、後日詳細を紹介します。
なかなかいい本でした。

<お目休めコーナー>4月の花(13)  

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月11日)は、ヒューマン・ギルドで9:30~19:00に 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) の集中コースを行っていました。

入口部分は、花で受講者をお迎えしています。

 

担当リーダーは、庭野静子さん。



このところ、2カ月に1回の頻度でお願いし、毎回、満員状態。
今回も27名の方がご参加。
遠いところは、福岡、広島、秋田などから。
珍しいことに鈴木姓の人が5人もいたのです。

1985年の11月からご縁のある庭野さんは、ご自身でも 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) を開講され、累計の受講者数は、1,000人を大きく超えています。

19:00に講座が終わってからは、庭野さんも交えて香港酒家で11人で懇親会。

今まで赤ちゃんをお風呂に入れるため懇親会に出られなかった漢那さんも初めてご参加でした(左から2番目)。

◆今後の 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) の予定は以下のとおりです。

集中コース
6月コース 6/27(土) ・ 6/28(日) 
8月コース  8/12(水) ・  8/13(木)
9月コース 9/5(土) ・ 9/6(日) 
*それぞれ、初日9:30~19:00、2日目9:30~18:00

平日コース
6-7月コース、6/2.16.30.7/14 10:30-16:00(4日間、火曜日)

近々平日コースを担当されるニューフェースをブログでご紹介いたします。

<お目休めコーナー>4月の花(12)  

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月10日)の有限会社 ヒューマン・ギルドの設立30周年記念の日に際しましては、たくさんの方々からフェイスブックでコメントいただきました。
私としては珍しく一人ひとりにコメント返しを致しました。

サプライズもありました。

10:00から始まる アドラー心理学ベーシック・コース (平日開催)の初日を前にして準備していたら、お花が届きました。

何とカミさんと私の子ども3人の連名のお花のプレゼント。

子どもたちは、前妻の子2人と現妻の子どもが連絡を取り合っていたようです。
涙がこぼれそうになってしまいました。
彼らもまた、ヒューマン・ギルドの30年の多くを精神的に支えてくれているのです。
ちなみに、 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) のスタディガイドのカットは、うちの娘の高校生の時の作品です。
彼女は今、ヒューマン・ギルドのためにあるビジネスチャンスを準備してくれています。

ヒューマン・ギルドを30年間経営するにあたって、26年間を共に夫婦として歩んできたカミさんのことは、この紙面では語り尽くせないほどです。心から感謝しています。
心理面だけでなく経済面でも私を支えてくれています。

日々の食事の管理、栄養の管理から、愚痴の聞き役、環境整備、子育てだけでなく、出資者がヒューマン・ギルドを去るときには、その金額を独身時代から貯めていたお金で私に代わって買い取ってくれ、今ではヒューマン・ギルドの№2の出資者になっています。
時々、会社のお手伝いをしてくれます。
それでいて、経営に口出ししない態度には頭が下がります。

15:00近く、私が アドラー心理学ベーシック・コース を担当しているときに、株式会社 学研パブリッシング コンテンツ事業推進部 グローバルコミュニケーションビジネス事業室 教育コンテンツチーム アカウントディレクターの 笹生 篤さん がお花とお茶のセットをオフィスにわざわざお届けくださいました。



笹生さんは『あなたの想いがとどく 愛のピアノ・レッスン』(江崎光世、バジル・クリッツァー 、岩井俊憲著、学研パブリッシング、1,300円+税)の生みの親です。

あなたの想いがとどく 愛のピアノレッスン
江崎光世,バジル クリッツァー,岩井 俊憲
学研パブリッシング 音楽出版事業部

笹生さん、いつもながらの細やかな心遣いありがとうございます。

さて、『母がしんどい』をもとに母親の子どもに対する影響を考えるシリーズの第7回目です。
過去6回の記事は、以下をご参照願います。

1回目 3月27日のブログ
2回目 3月28日のブログ 
3回目 3月31日のブログ
4回目 4月2日のブログ
5回目 4月7日のブログ
6回目 4月9日のブログ


今回は、「目的論」を標榜するアドラー心理学では親の影響という「原因論」を認めるかどうか、について。

結論としては認めます。
ライフスタイル形成に関して、3月31日のブログ  に書いたように(1)「家族価値」と(2)「家族の雰囲気」の2つで親が子どもに与える影響があることを認めています。

ですから、しんどい親に育てられた子どもが一種の洗脳のように親の価値観に染まってしまう可能性を認めているのです。

ただし、それ以上に、親の影響をどう受け止めるかは、本人の「自己決定」に委ねられることを指摘しています。

それでは、「目的論」はどこで語られるのか?

それは、「人間の行動には目的がある」という点で「行動」に関してです。
ライフスタイルの形成には目的論が及びません。

一部のアドラー心理学を語る本に目的論の過剰適用の傾向があります。

目的論の適用分野は人間の行動面に関してです。

私は、ライフスタイルの形成に関する原因論と自己決定性を下のスライドで説明しています。

まとめます。

アドラー心理学では、しんどい親の影響を本人のライフスタイル形成において認めます。
ただし、その影響をどう受け止め、どのように対処するかは本人次第ということになります。

<お目休めコーナー>4月の花(11) 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月9日)は、福島市内である自治体の3時間ずつの研修を午前、午後に分けて2回行いました。
参加者、午前中77人、午後81人を1グループ5~6人一組で進めて行きました。

会場は、福島市市民会館。

お昼休みが1時間半あったので、近くを散歩していたら、福島県立橘高校の桜が満開で、写真を数枚撮ってきました。

まずは、ソメイヨシノ。

こちらは枝垂桜。

今年は、桜を東京と福島で楽しめました。


ところで、今日(4月10日)は、有限会社 ヒューマン・ギルドの設立30周年を迎える日です。

このことに関連して、私がヒューマン・ギルドのニュースレター の3月号(343号)に書いた文章がありますので、ここにそのまま貼り付け(一部修正あり)させていただき、自分自身の戒めとします。

■巻頭言「陰中の陽、陽中の陰」ヒューマン・ギルド 代表 岩井俊憲
 
有限会社 ヒューマン・ギルドは、アドラー心理学の普及を目的として1985年4月10日に設立されました。
その時の出資金は1,300万円(現在は増資・減資を経て1,200万円)。
40人近い人が出資者に名を連ねました。
2人の最高顧問を配し、私は代表取締役になりましたが、雇われ社長。
私に捻出する資金がなかったため、父親に借金を申し込み、何とか100万円の出資者になりました。

しかし、高すぎた目標に対して実績が伴わず、半年後には、出資金が底をつき、最高顧問の一人との関係悪化により出資者の半分近くがヒューマン・ギルドを離れていくことになりました。
逆に、そんな機会でもヒューマン・ギルドを応援してくれる人たちがいて、「やがて出資金に組み入れますよ」という私の誘いに乗って、「転換社債」まがいの資金(ヒューマン・ギルドにとっては借入金)をご提供くださった方々もかなりいました。

私は、アドラー心理学関連だけのお客様をお迎えして講座を開催するだけでは限界がある、と認識し、法人事業にも進出、企業などの研修も行うようになり、大口顧客の2社を中心に有力顧客を獲得できたことで、何とか窮地を脱することができました。

最高顧問として残ったもう一人も、今ではヒューマン・ギルドとは縁がなくなり、そのことでかえって経営の独自性を保てるようになりました。
 
1999年には、その後ずっとヒューマン・ギルドを支え続けてくれているペルグリーノ博士とのご縁もできました。

現在から30年前、そして、その後の年月を振り返ると、私ほど人のご縁に恵まれている人間はいないと、しみじみと実感しております。
神仏もここ一番というときには、必ずご加護を与えてくださいました。

現在は、資金繰りの心配もなく、「今月末をどうやって乗り切ろうか」と苦心していた、30年のうちの半分がまるで嘘のようです。

講座には、一時期の5割増から2倍の人たちがご参加です。
直近の2か月間のプレミアム会員のお申し込みも70名を超え、今までの50人前後を一気に上回ってくれました。
本もたくさん出させていただいています。
法人事業も軌道に乗っています。

そんな時期だからこそ、私は、自分自身とヒューマン・ギルドが苦境にあった日々を強く想起します。
単なるラッキーな要素が今日を招来させたのではありません。
多くの方々のご支援とご協力があって、こんな日々を迎えることができているのです。

中国の易経には「陰陽」の概念があります。順調、逆境もこの陰陽で説明することができるかもしれません。
その概念をヒューマン・ギルドの30年と関連づけると、一時期は陰の時期もありました。
今は、明らかに陽の時期です。

ところで、陰陽の理論では、「陰中の陽」「陽中の陰」を教えます。
このことを応用すると、私は公私ともに不調・逆境の陰の時期でも陽を強く信じていましたし、人々の協力・支援に感謝する心を持ち続けていました。

今、陽の時期にあっても、陰の時の体験や教訓を肝に銘じて、決して慢心することなく、ヒューマン・ギルドに関わりのある方々の未来に、そして日本の未来に勇気を与え続けたいと念願しています。

今後もヒューマン・ギルドをご支援のほどお願い申し上げます

◎ヒューマン・ギルドの設立30周年記念パーティは、ペルグリーノ博士のご臨席を得て、8月1日(土)17:30~神楽
坂の日本出版クラブ会館で開きます(会費:5千円)。
ここでは記念イベントのいくつかが行われますので、今からご予定のほどよろしくお願いします。

<お目休めコーナー>4月の花(10
) 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月8日)は、16:36発の東北新幹線で福島市に来ています。

宇都宮を過ぎたところで外を見たら、田畑が雪で覆われていました。

福島市の駅ビルにあるBOOK EXPRESSに入ったら、アドラー心理学の本が何冊もありました。

私の『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』(かんき出版)の下に「大変売れています!」の表記がありました。

他に『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 2 実践編』(日本能率協会マネジメントセンター)、『人間関係が楽になる アドラーの教え』(大和書房)、『ありのままの自分を認める 人生を成功に導くアドラー心理学』(宝島社)、それに監修本の『アドラー流たった1分で伝わる言い方』(戸田久実著、かんき出版)もあり、この書店で取扱い中の12種類のアドラー心理学の本のうち「岩井俊憲」の名前のついた本が5冊もあったことになります。

私は、レジの人に「私の本をたくさん拡販してくださりありがとうございます」と書いた名刺をお渡ししたところ、「私、ビジネス書の担当なんです」と、感激されていました。

さて、

1回目 3月27日のブログ
2回目 3月28日のブログ 
3回目 3月31日のブログ
4回目 4月2日のブログ
5回目 4月7日のブログ

に続いて『母がしんどい』をもとに母親の子どもに対する影響を考えるシリーズの第6回目です。

今回は、しんどい母からはからずも影響を受けてしまった子どもの立場から書いてみます。

第3回目に書いたように、親から子どもが受ける影響は(1)「家族価値」と(2)「家族の雰囲気」ですが、8歳~10歳くらいまでは、親の影響にそのまま支配されてしまいがちです。
その時期を過ぎると、教師、友人、その他の関係者の影響を受け始め、そのことにより「少し変だぞ、この親の言うとおりにしていたらろくなことはない」と気がつき、いわゆる親の洗脳から抜け出る人ができてきます。

一方では、親以外から影響を受けることがあっても、いわゆる「親の呪い/呪縛」から覚めきれずにそのまま成人してしまう人たちもいます。
この人たちがしんどい母の支配から逃れられずに苦しみ人たちになります。

次回は、ライフスタイル形成にアドラー心理学の目的論がなじむかどうかの議論に入ります。

 <お目休めコーナー>4月の花(9) 

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月7日)に過去4年間 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) のリーダーをお務めで、3月末で体調不良(婦人科系)のため任務をお引きになった岡村千春さんが11:10にご来社。

ヒューマン・ギルドでのご貢献に感謝する意味でお花を贈呈させていただきました。

続いて、ヒューマン・ギルドの竹内さちこさん、永藤かおるさんと共に4人で、レストランのピアッティ・カステリーナ でランチ。

  

シャンペンとコース料理の味にも恵まれ、会話が弾みました。

岡村千春さん ご自身もブログで「4年間ありがとうございました! 」の中で

「ランチ会は、フレンチレストランでコース料理とおいしいワインもいただき、とても幸せなひとときでした」

と書いてくださっています。

思い返せば、あなたとの出会いは、17年前に遡ります。
愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) が最初だったですね。

その後、ヒューマン・ギルドの主要な講座をすべて受けられ、あなたほど熱心に私のところへライフスタイル分析のスーパービジョンのためにいらっしゃった人はいません。
20ケース以上分析したでしょうか。

また、 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) 開催中も私を捕まえて、とことん質問してくるリーダーは、あなた以外にいませんでした。

そんなあなたがリーダーの任を降りられたことが寂しくてたまりません。

それでも今後、体調と相談されながらポツリポツリと講座にはいらっしゃるとのこと。

独特の笑顔と持ち味の包容力で私どもと受講者に勇気を与えてください。

ブログであらためて岡村千春さんに感謝の気持ちを心から表明します。

岡村さん、4年間、本当にありがとうございました。

<お目休めコーナー>4月の花(8) 

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月6日)は、法人事業部の男性2人が福島市での研修のために出張していたため、社内はとても静寂。
女性2人と私とで「3年前はこうだったよね」と話していました。
たまっていた仕事がどんどんはかどりました。

今日もオフィス環境は同じです。

さて、3月27日のブログ3月28日のブログ 3月31日のブログ 4月2日のブログ に続いて『母がしんどい』をもとに母親の子どもに対する影響を考えるシリーズの第5回目です。

今回は、しんどい親にならないための基本的な心構えについて述べます。

結論は、簡単です。

以前にも書きましたが、親の親の支配性、依存性、攻撃性の3つが子育てに根底にあるからです。

「しんどい親」になる人は、子どもは弱いし何も知らない。だから、生んだ親の自分が子どもを支配し、依存させ、子どもが自分の要求に反する行動をしたら攻撃してしかるべきだ、と考えています。
自分の子どもに対する振る舞いが、子どもの将来にどんな影響を与えるかを考慮することがあまりありません。

この価値観は、アドラー心理学の子育て観ともろに対立します。

アドラー心理学では、子育てに明確な指針を持つことを奨励しています。
そして、子どもの接する基本的態度を「尊敬」「共感」「信頼」に置き、子どもが「自立心」「責任感」「貢献感」を持てるよう「勇気づけ」します。

私は、自分たちの子育てを通じて徹底的にこれらを実践し、確信を強めています。
現在は、これらのキーワードを散りばめた子育て本を執筆中です。

「しんどい親」に育てられた人でも、カウンセリングなどを通じて抜けられるようにします。

 <お目休めコーナー>4月の花(7) 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月5日)は10:00~17:30にヒューマン・ギルドで アドラー心理学ベーシック・コース の2日目を行っていました。

昨日の学びを振り返り、その後、みっちりとアドラー心理学の基本的な考え方かr講義をしました。

途中、討議や演習、質疑応答を交えながら進めていきました。

午後は、ライフスタイルの形成の講義と演習を行いました。
参加者が多いため、グループを7つに分けたため、誕生順位による性格特性の違いがより鮮明になりました。

受講者の職種別では、このところ研修講師の割合が多くなりつつあり、ヒューマン・ギルドの講座の料金設定を安い、と言ってくださる人も増えています。

ヒューマン・ギルドでは、中価格路線を貫くつもりです。

◆4月~7月開催の アドラー心理学ベーシック・コース  は、地域ごとに次のとおりです。
各地とも人気です。お早目にお申し込みください。

東京(ヒューマン・ギルド)開催
  金曜・4月コース 4/10.17.24.5/8.15.22(6日間) 
  土日・6月-7月コース  6/20.21.7/4.5(4日間) 

大阪開催 4/11.12.25.26(土日全4日間)

名古屋開催 6/13.14.27.28(土日全4日間)

横浜開催 6/14(日). 27(土).28(日). 7/4(土)(4日間)

市川開催  7/5(日).7/12(日)7/18(土).7/26(日)(4日間)

******************

講座が終わってから神楽坂でケーキを買って帰りました。
4日遅れのカミさんの誕生日を祝うためです。

息子はサプライズに花束を部屋に隠していました。

カミさん、この1年本当にお世話になりました。
また、このところも支えてもらってばかりですが、どうぞよろしくね。

<お目休めコーナー>4月の花(6) 

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月4日)は13:30~18:40にヒューマン・ギルドでアドラー心理学ベーシック・コース の初日を行っていました。

参加者は30名。多数のため椅子だけの設定でした。

参加者の内訳は、女性17名、男性13名と、通常よりも比率が高かったです。
また、岡山、岐阜、静岡、長野、栃木、茨城、千葉、埼玉、神奈川、東京の10都県からお越しでした。

懇親会で分かったのですが、栃木県からご参加の方は、何と私の出身高校 栃木県立鹿沼高校の後輩でした。

私が「仲間からも学ぶ」ことを強調したので、討議がかなり活発でした。

講座が終わってから、特別参加の 石山育朗さんも交えて9名で竹ちゃんへ。

竹ちゃんとしては珍しく1人あたり3千円を超える金額になってしまいました。

今日は2日目。
『嫌われる勇気』を読んでご参加の方が8割もいるので、アドラー心理学の基本理論をしっかりお伝えするつもりです。

<お目休めコーナー>4月の花(5) 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月3日)は、㈱学研マーケティング 出版ソリューション部編集事業開拓室の小澤 浩さんから

『あなたの想いがとどく 愛のピアノ・レッスン』の書評をお願いしたところ、
「生徒の空きが出るまで入れないピアノ教室のマジック」というタイトルで
掲載をしてくれました。
今朝載ったという連絡を頂いたのですが、
人気記事のトップになったという報告もきました。

こちら をご覧ください。

小澤さんは私の共著本『あなたの想いがとどく 愛のピアノ・レッスン』(江崎光世、バジル・クリッツァー 、岩井俊憲著、学研パブリッシング、1,300円+税)の編集者です。

あなたの想いがとどく 愛のピアノレッスン
江崎 光世,バジル クリッツァー,岩井 俊憲
学研パブリッシング 音楽出版事業部

今度私の単著もプロデュースしてくれます。


さて、昨日ある方のカウンセリングをしていて、私が「四(し)の五(ご)の言わずに」を使っていることに気づきました。

「四の五の言わずに」というのは、あまり聞きなれない言葉ですが、「あれこれぐずぐず言うこと」「面倒なことをあれこれ言い立てる」の意味があります。

日常生活でも、私は人に助言をするとき、「四の五の言わずに」を使うことがあります。

3年前に、今はヒューマン・ギルドの法人事業部門を担ってくれている宮本秀明さんと目次 心さんがある研修会社にいる際に相談を受けていました。
その会社は、待遇面でもあまりにひどく退職しようかどうか迷っているので、「四の五の言わずにヒューマン・ギルドに来なさい」と言ったことで、ヒューマン・ギルド内に法人事業部門ができるきっかけになりました。

私が「四の五の言わずに」と言うときは、「リスクを引き受けなさい」のニュアンスで使っています。

決断を迫られる事態に直面したとき、「ノー・リスク」はあり得ないのです。
「どちらのリスクを引き受けるか?」です。

人はある時、「進むも地獄、去るも地獄」の局面に立たされることがあります。
「どちらも極楽」という事態はないのです。

こんな時、気迫を込めた決断が未来を開くのです。

ところで、ヒューマン・ギルドにしても2人を迎え入れることは「四の五の」の、リスクを伴う決断でした。
その結果が、昨年度の法人事業の花が開く結果となりました。
お陰様で新年度も好スタートを切っています。

<お目休めコーナー>4月の花(4) 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

4月に入って2日目の昨日(4月2日)は10:30~16:00に 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)の初日を行っていました。


(テキストとリーダー・マニュアル)

参加者は15名。平日コースとしては最大規模です。
初日にお休みの方、補講の方を入れると20名ほどになります。

本来は SMILEリーダーの岡村千春さんがご担当のはずでしたが、体調不良のため急遽、私がリーダーを担当することになりました。

初日の担当章は

第1章 子どもの行動を理解しよう
第2章 聴き上手になろう

の2つの章でした。

私は、昨年の8月以来ですが、やはりSMILEはいい講座です

◆4月11日(土)、12日(日)にヒューマン・ギルドで 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)の集中コースを庭野静子さんをリーダーとして開催します。
あと3名ほどで定員に達します。
私は初日だけ、事務担当、懇親会要因としてオフィスに行きます。



愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)が終わってそそくさと、私は神田川沿いの観桜に出かけました。

 

神田川が桜の花びらで埋め尽くされていました。

どうやら満開の時期は過ぎてしまっていたようです。

葉桜になっていたようです。

 

<お目休めコーナー>4月の花(3) 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

新年度の始まりの昨日(4月1日)は、9:30から東中野の歯科クリニックで歯の定期点検。
その前に東中野の線路沿いの桜の写真を撮ってきました。
ちょうど満開です。

 

帰り道の龍興禅寺の枝垂桜も見事でした。

さて、3月27日のブログ3月28日のブログ 、3月31日のブログ に続いて『母がしんどい』をもとに母親の子どもに対する影響を考えるシリーズの第4回目です。

今回は、子どもにしんどい影響を与える親の傾向や対応に焦点を当てます。

私は子どもに悪影響を与えるのは、親の支配性、依存性、攻撃性の3つに代表されると思っています。

漫画家の田房さんによる壮絶な母娘間の支配ー被支配の物語である『母がしんどい』では、

・突然ピアノ教室に通わせる。

・習い事(バレエ)を急にやめさせる。

・中学受験を勝手に決める。

・夏休みに勝手に(望んでもいない)イタリア旅行に連れていく。

・イチャモンと泣き落としの毎日

・子どもの友だちと勝手に親しくなろうとする

・成人して親子喧嘩をしたら職場に抗議の電話をしてくる

等々、親の支配性に満ち満ち、親の側からの子どもへの依存も顕著です。

さらには、子どもが言うことを聞かないと、「どうしてお母さんの言うことを聞けないの!」と、攻撃性丸出しで責めまくり、子どもに罪悪感を植えつけます。

要するに、勇気くじきそのものです。

次のような親の対応は「勇気くじき」に相当します。□の中に該当する箇所にチェック(☑)を入れてみてください。

□子どもを罰する。

□子どもにほうびを与えて動かそうとする。

□子どもを頭ごなしに叱る。

□子どもに小言を言う。

□(子どもがうるさがっているのに)同じことを何度も、いつまでも言う。

□子どもをせかしてばかりいる。

□子どもが自分ですべきことに口出しする。

□子どもの習い事を勝手に決める。

□勉強に干渉する。

□子どもの食事に関して過度に神経質になる。

□子どもの友だちづきあいに干渉する。

□子どもの小遣いの使途についてあれこれ指示やチェックをする。

□子どもが自分でやるつもりのことを代わりにやってします。

*右の13の項目に7つ以上☑ がつくようならかなりの勇気くじきをしている可能性があり、10以上☑ がつくようなら、しんどい親になる予備軍です。

次回は、しんどい親にならないための基本的な心構えについて述べます。

◆フェイスブックでは、すでにお伝えしていますが、私が2015年2月20日(金)19:00~21:00にスルガ銀行 d-laboで講演した要旨がアップされました。
お時間のある時に目を通していただければ幸いです。

カウンセラー指導者が語る
アドラー心理学による自分を勇気づける技術
(岩井 俊憲/ 有限会社ヒューマン・ギルド代表取締役)

<お目休めコーナー>4月の花(2) 

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

桜が満開になりました。

朝は落合斎場の桜。

会社に行くと、 佐高 葵月代さん株式会社アットマーク 代表取締役)から10:30~12:30に「私たちの子育てを語る」を担当する私たち夫婦にお花が届きました。

佐高 葵月代(あきよ)さんは、札幌で アドラー心理学研究会 を主宰、10月31日(土)、11月1日(日)、11月14日(土)、11月15日(日)の4日間の アドラー心理学ベーシック講座 in 札幌 の共催をしてくださっています。
佐高さん、ありがとうございました。


さて、「私たちの子育てを語る」は、3月29日(日)に続く2度目なので、カミさんに落ち着きが見られました。
この人、しゃべるのが好きなようです。
講演を頼まれたら、どこかに行っちゃいそう。

私は、私たちの子ども(タクロウの仮称)の写真とカミさんの子育て日記をもとに私たちの子育ての指針を次のとおりにまとめました。

途中、ご質問・ご意見をいただき、途中休憩を入れながら2時間を全うしました。

野口さん、菅沼さんには、朗読をお願いしました。

ご参加の37名の皆さん、本当にありがとうございました。

私たち夫婦は、アドラー心理学から学んだことを子育てに精一杯生かすことができ、言行一致したアドラー心理学ができていると自負しております。
この言行一致の姿勢は、ペルグリーノ博士からいつも教えられていることでもあります。

ちなみに、恩師のペルグリーノ博士は、4月1日のカミさんの誕生日のために暖かいメッセージを贈ってくださいました。
1999年に知り合ってから毎年のことで、ペルグリーノ博士のとても丁寧な勇気づけの姿勢には頭が下がります。

◆ご夫婦でご参加の 高原ちはるさん  がブログで 子育てのキーワード*相互信頼* として書いてくださっています。
お読みください。


夕方は、カミさんと落ち合い、養老乃瀧で会食。
その後、歩いて東中野駅傍の夜桜を観に行きました。

昨年度最後の日も充実した1日でした。

いよいよ今日から新年度。
順調なスタートが切れそうです。

<お目休めコーナー>4月の花(1) 

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