「可愛いもののためなら私は命なんて惜しくない！」宇月光里の言葉。
見た目は男前だけれど中身はヘンタイな親友、影時から預かった抱き枕のジョゼ子。
朝、日渡陽太が目を覚ますと後頭部が、このとジョゼ子一体化していた。このシルエットはどう見ても「Ｔ」……。
主人公がいろいろなものと１つになって新しい世界が広がる「Ｔの悪夢」、ヒロインがノーパンで走り回る「パンツ天国」、いきなり主人公とヒロインの間に娘ができる「母性本能が強く子どもが好きな女性はきっと子どもを作る過程も好きでつまり性欲が強いのではないかと考えてちょっとドキドキしていたら大変なことになりました」の３話構成。
いろいろ惜しい作品。
なんか乗り切れないなあと感じて、その原因をつらつら考えてみると、思念紡績協会の思惑が中途半端に見え隠れして気持ちが悪い……というか、思念紡績協会を中心に話をみれば３本とも同じオチだもの。「いろいろありましたが、すべては思念紡績協会の計画の一部であり、茶番でした」ということになります。
あと、主人公がヒロインと親友の暴走に置いてかれてます。ヘンタイな親友とヘンなヒロインが強すぎ。
イラストも頑張っていて１枚１枚は好きだけれど、頭がＴになっているのが１つもない。残念。
【Ｔとパンツとイイ話】【本村大志】【前田理想】【ＭＦ文庫Ｊ】【地球プレイ】【スパッツ】【猫耳】【合体ラブコメ】【思念契約】【37通りの法則】
