「ライトノベルとはキャラクター中心の小説だ」という意見には違和感があって、「なら時代劇とか、もろラノベじゃないか」と思っていた。ストーリーそのものより、キャラクターの魅力に作品の重きがおかれているというなら、野村胡堂の『銭形平次』だって、池波正太郎の『長谷川平蔵』だって、まず登場人物が魅力的であってこそ、物語が引き立つのです……てなことをエラそうに思っていたところで手に取ったのがコレ。
頑丈な足軽が幼き若様を連れて国境を越えるまでの物語。大槌を振りまわす頑丈なフンドシ娘がすべての小編。
話はそれだけだけれど、「ライトノベルとはキャラクター中心の小説だ」というのであれば、このニッチな主人公こそラノベそのものである。
【完全鉄鋼(ふるめたる)戦国絵巻】【頑丈足軽 左兵衛次譚】【竹雀怪人】【竹雀綾人】【南洋文芸叢書】【金平糖】【サベージ】
頑丈な足軽が幼き若様を連れて国境を越えるまでの物語。大槌を振りまわす頑丈なフンドシ娘がすべての小編。
話はそれだけだけれど、「ライトノベルとはキャラクター中心の小説だ」というのであれば、このニッチな主人公こそラノベそのものである。
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