
ただ、ストレートなタイムトラベルSFものは1つだけで、他は平行宇宙的な話だったり、時間は止まらず進み続ける青春小説だったりするので、ある意味バリエーションは豊富。時間SF作品集を期待しているとションボリ。
『携帯電話』や筒井康隆とか小松左京の短編に混ざっていても不思議な無さそうな1編。よく考えると、救いがない話。
『未来を待った男』はこの本ではいちばん好きな話かな。典型的な時間SFでボーイ・ミーツ・ガール。まぬけな話ではあるけれども。
『携帯電話』が筒井康隆テイストなら『ベストオーダー』は藤子不二雄、藤子・F・不二雄の方かな。そんな感じ。
表題作『時間のおとしもの』は、大人になって振り返る、学生時代の自分と彼女のこと。この肩の力を抜いた落とし方が、入間人間の味なんでしょうね。
【時間のおとしもの】【入間人間】【庭】【メディアワークス文庫】【花咲太郎】【完全アリバイ】【バタフライ効果】【ラベンダーの香り】