
日本やアジアの国民性の欠点を指摘する、情報科学者・中小路久美代の言葉。
感染症の治療薬開発者から小惑星探査機「はやぶさ」のサンプラー担当まで、さまざまな分野で実績を上げている科学者たちにインタビューしていったもの。その道筋は平坦ではありません。博士号を取得しても定職に就くのが難しいのが今の世の中、女性研究者のキャリアが評価されにくいのも今の世の中。男だったら宴会要員としてでも居場所を見つけられるかも知れないけれど、女性の場合は本当にトップクラスでないと居場所がない。
印象的だったのは、コンピュータに人間の言葉を認識させようとしている音声工学者の研究が、自閉症の学習障碍に結びついていく顛末。いろいろと長年の経験に思い当たるふしがあり、この一節だけでも読んだ価値があったと感謝。
さて、どの科学者たちも紆余曲折の末に現在があるわけですが、勢い余って米軍の予備士官訓練隊のプログラムにまで参加してしまったのは、誰でしょう?
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